あらすじ
秀吉による天下一統は着実に実現へと近づいていた。だが、未だ戦乱が続く九州にて、"戦国最強"と謳われる「島津」がついに動き始める!! 武勇と知略に優れる四兄弟の下、九州を統べる勢いで領土を広げてきた、その神憑りともいうべき強さの源泉とは……!? 仙石にとって運命の合戦が待つ"九州征伐編"ここに開帳!!
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Posted by ブクログ
信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国物語完結編第六巻。
四国攻めの功により権兵衛は讃岐十万石へと。"某"も田宮家を相続する。そして舞台は九州へと。後半は島津四兄弟が四男・家久を中心に九州の情勢を描く。島津・大友の決戦前夜。
家久上洛のエピソードが面白い。明智光秀とのやり取りもまた、ありえた未来の一つであったかもしれない。
九州へ
大幅加増!すぐ蔵を押さえるお藤様の慧眼よ(笑)。
文官からの評価は頗る悪い権兵衛だが、村吉が子供たちを預け、失ってからも協力的なあたり、表面に出てこない魅力があったのであろう。そして舞台は九州へ。