あらすじ
人生の最期に、天下人は何を望むのか。類稀なる才能をもって戦国を駆け抜けた傑物・豊臣秀吉。すべてを手に入れた男の命の灯火はまもなく尽きようとしていた‥‥。時代は大きな変わり目に差し掛かり、誰もが皆“別離”に直面するーー豊臣秀吉は、そして仙石権兵衛は、如何にして戦国時代に別れを告げるのか。大長編歴史絵巻は、いよいよ佳境へ。
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感情タグBEST3
人生を現す名作
全てを手に入れても渇き続ける豊臣秀吉の心の内が見える名作と感じました。今目の前にある、あたりまえの幸せが尊いものと気づきました。
能を舞うシーン
露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢
栄華を極め、後事を託すだけの者が詠んだ句としては随分と不吉だなと昔から思っていましたが伏見地震の後に能を舞う所の秀吉の心情はまさにこれを表していました。
あと、お藤さんとの別れ、長篠の戦いの後くらいからだったかな?
歴史に基づいた漫画とはいえ、ずーっと見てきた自分からするとやっぱり悲しいです