あらすじ
天下を見据える羽柴秀吉(はしば・ひでよし)による紀州征伐は、大詰めを迎えていた――。仙石権兵衛(せんごく・ごんべえ)は、藤堂高虎(とうどう・たかとら)・尾藤知宣(びとう・とものぶ)とともに紀南の土豪・湯川直春(ゆかわ・なおはる)軍の殲滅を命じられ、僅かな兵にて熊野山中へと攻め寄せることとなった…。地の利ある"穴熊"どもが罠を張る熊野の山で、羽柴家中きっての"曲者"三名は、如何にして難局に立ち向かうのか――!? 紀州征伐編は波乱を迎える!!
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山岳戦
有名武将を並べて 政治 戦略を描き出すのもいいが、この巻のように戦術 戦闘を描くのも通して読む時に変化がついていい。
山岳戦の困難さを実感を込めて描き切っている。画の粗さもさほど気にならない。
Posted by ブクログ
信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国物語完結編第三巻。
湯川党に紀州の山中に引き込まれた権兵衛たち。彼らのテリトリーの中で慣れない戦いに苦しめられるが。。。権兵衛のしぶとさと適応力、武将一人一人の才覚が徐々にかみ合いだす。このまま勝利なるか?