石田祥のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
石田祥さんをもう1冊…やっぱり猫のお話です!でも、まず一言いいたいのは、この表紙の猫、ヨミチっていうんですけど、思ったより小さい猫って記載が作中にあるんですけど、大きすぎるんじゃない??って、ツッコミを入れたくなるんですよねぇ…!!そうそう、前に読んだ「夜は不思議などうぶつえん」は、ライオンンのライガくんがしゃべるんだけれど、この作品は猫のヨミチが関西弁をしゃべるんです。
主人公は34歳独身彼氏なしの会社員、柴田まさき…。3年前に別れた元カレから突然、3カ月ほど猫を預かってほしいとヘアのドアの前に置いていかれてしまう。その猫は関西弁をしゃべりまた見た目も不細工で、ふてぶてしい態度を醸し出 -
Posted by ブクログ
初めましての作家さん。
動物園に行ったことはあれど、そこで働く(もしくは生活する)側になったことがないので、読んでいてとてもワクワクしました。よく狭い檻に閉じ込められて可哀想、だなんて私も思ったりもしますけど、動物たちからしたら私たちのほうが檻に入ってるようにも思えますよね。なるほどなぁ、なんて。
それにしても動物と入れ替われるなんて不思議ですよね。その目で見たとはいえ、拒絶せずに不破さんや動物たちと過ごす飛鳥ちゃんにはとても好感が持てます。私はライオンが好きなんですがこの本に出てくるライオンのライガがとても魅力的で、ますますライオンのことが好きになりました。
いつか続編を出してほしい1冊です -
Posted by ブクログ
閉園の決まっている動物園で飼育員のアルバイトをしている飛鳥…初めての夜勤で不破の特殊な能力(動物と入れ替わることができる)について知ることになる…。その能力に魅了させられた飛鳥は積極的に不破と一緒に夜勤を行うことで、不思議な夜を過ごすことになる…。
ライオンのライガくんがすごく好きだなぁ~♪いい性格してます!!とは言え、この動物園でのアルバイトは、閉園が決まっていることもあって期間限定でもある…飛鳥ちゃんも不破くんも、動物たちとのやりとりを経て、自分自身のことを見直す機会を得られたのだと感じましたね!この2人の今後とか、気になりますねぇ…続編が出ないかなぁ~って期待してしまいます。読み終えた