石田祥のレビュー一覧

  • 火星より。応答せよ、妹

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    日本人初の火星開拓員・響也と西東京でパン屋を営むひろ乃は、親どうしが再婚してできた9歳差の義理の兄妹。響也は火星に降り立った最初の地球への交信で、ひろ乃に公開プロポーズを行う。火星と地球との超遠距離ロマンスに世界中が盛り上がるが…。


    序盤、火星から地球に届けられるメッセージとそれに振り回されるひろ乃の姿に、読んでいる側も(物語のなかの地球のヤジウマたちと同じように)ドキドキさせられた。火星と地球との超遠距離が斬新で、とても面白い。

    物語の終わり方もすごく良かった。

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    2024年08月03日
  • 元カレの猫を、預かりまして。

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    3年前の元彼からいきなり電話が来て関西弁を喋る猫、ヨミチを預かるお話。最初は邪険にしてた主人公も段々楽しそうに会話するところがホッコリする。 オヤジ猫ヨミチは恋のキューピットも務めるぞ!一家に一ヨミチ

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    2024年07月30日
  • 元カレの猫を、預かりまして。

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    いつ入れたかもなぜ入れたかも忘れたが読みたいに入れていた本を買ってみた。軽くて気持ちが沈まないような本が読みたくて選んだら、思った以上に面白くてすぐ読み終わった。200ページ以上あるけど読みやすくてそんなに時間もかからなかったなぁ。読んでてちょっと笑えて気持ちが明るくなった。
    主人公のまさきちゃんが可愛らしくていいなぁと思ったな。自分はこういう子が好きなのかもしれない。本人も言ってるようにすこし面倒くさそうな性格やが。
    ヨミチは実際にいたら鬱陶しさもあるかもしれんけど、こんな感じの軽口が叩ける相手ってなかなかいないと思うと、羨ましく感じた。家族ともパートナーとも少し違う関係性がいいかもしれない

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    2024年06月30日
  • 元カレの猫を、預かりまして。

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    ヨミチ~!!ブサイクだし、関西弁だし、オッサンぽいしだけど誰よりもヒトの気持ち、というものがわかってる気がした!
    表紙でのヨミチブサカワ~!と34歳のバリキャリウーマン、自分最近恋してるん?の帯で買っちゃった、、

    自分にもうっ、、と刺さる部分もあって年齢重ねて恋愛から遠ざかれば遠ざかるほど、色んなことを理由に傷つくこと避けてるし、こういうラベリングしちゃうよな、、。

    ヨミチの鳴き声はちゃんと猫ちゃんで再生されたけど、関西弁は鶴瓶師匠で再生されたよ。

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    2024年06月13日
  • 猫を処方いたします。2

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    泣ける

    2巻はとても泣けました。メインはお兄ちゃんと黒猫ちゃんのお話しかなと思います。最後にどうなるのかは書かれていませんでしたが、少しでも彼らが穏やかに過ごせることを願っています。

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    2024年05月28日
  • 猫を処方いたします。

    匿名

    購入済み

    悩みを抱えた患者に猫を処方する

    とてもよかったです。タイトルの通り、悩みを抱えた患者に猫を処方する、オムニバス形式の小説でした。ファンタジーなのかミステリーなのか、ミステリーが好きな方はミステリーとして読んで、ファンタジーが好きな方はファンタジーとして読んでいいのだと思います。ひとつ気になる点は表紙が大きいサイズで見られないことです。

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    2024年05月28日
  • 猫を処方いたします。2

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    出会いの方法は何でもいい
    その日その時
    ちょっとした偶然
    何気ないきまぐれ
    そんな程度で構わない
    そんな程度だからこそ尊いのだから

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    2025年04月06日
  • 元カレの猫を、預かりまして。

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     ひょんな事から元カレの猫を預かる事になった、まさき。なんともブサイクな猫だったが突然関西弁で喋り出して…

     お一人様を満喫していたまさきと、ブサ猫のヨミチの会話が中々シュールで面白かったです。猫なのに人間の言葉を話すのも驚きだけど、言ってる事が凄く刺さって人生経験豊富なおっちゃんみたいでした。

     同じチームの八代がさり気なくアプローチしてるのに、まさきは年上だからとシャッター降ろしちゃっててどうなるかと思いましたが、ヨミチの言う通り素直になったまさきが可愛かったです。

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    2021年05月07日
  • 元カレの猫を、預かりまして。

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    恋愛要素が強い本なのかな?と思って手に取ったけど、なかなか面白かった。
    喋る猫のセリフがとても好きだった。
    終わり方も好きでした。続編出ないかな?
    年末に別れて、今新たな恋をしているので、本を読みながらホッコリしました。

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    2021年03月28日
  • ドッグカフェ・ワンノアール 凛とシルビーの謎解き幽霊譚

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    ネタバレ

    幽霊が見えるドッグカフェ店員凛と幽霊が見える凛の愛犬シルビー。謎解きだけじゃなく、社会問題も投げかける。ペットブームと言われる一方で毎日保健所で殺処分される動物たち。ドッグカフェの話なのに贅沢な餌をやったり服を着せるのは飼い主の自己満足と言い放つ。作中感じる違和感、「二匹の〜」でもしかして、と思ったら最終章明らかに。メイン人物が一人いなくなって寂しいけどよかったのかな。続編も楽しみ。真木刑事の気持ちに凛は全然気が付いていないのかな。

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    2017年12月15日
  • トマトの先生

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    面白かった。
    トマトのようにみずみずしく、甘くて酸っぱくて、赤くなっちゃうお話でした。

    タイトルが、トマトの先生って、とてもいい。
    冒頭のつかみが強烈ですごくいい。

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    2017年09月07日
  • 猫を処方いたします。3

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    猫って処方するだけじゃないんやな〜
    ってなる話がありました!

    あと、イラストレーターさんのお話が好きでした。
    動物が教えてくれることっていっぱいありますね。

    横軸もゆっくりと動いてて、今後も期待です。

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    2025年12月20日
  • 猫を処方いたします。2

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    相変わらず、シリーズものをネタバレ無しで語るのは難しい…

    猫を処方してくれる、飄々とした先生の秘密に驚かされました。

    読んだ方向けに、
    p263の最後から2番目の行の看護師さんの台詞でさらに目頭が熱くなって、ボロボロ泣きました。

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    2025年12月20日
  • 猫を処方いたします。5

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    これまでのオムニバスとはちょっと雰囲気が違い、メインストーリーに繋がるような内容が多かった。
    ともすれば、ちょっと緊張感すらあった。
    椎名の出番も多く、その人となりがよく分かったし、読めば読むほどいいヤツだなと感じられた。

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    2025年12月16日
  • 猫を処方いたします。5

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    今回は毛色の違った猫と患者のお話が多め。
    椎名と、その家族の話はずっと脇役だったところにスポットライトが当たって楽しく読めました。
    子供の純粋さって、はっとするときもあるし、残酷なときもあるしけれど、今回はそれがあび野の心に刺さっていた棘をとる結果になってよかったなと思う次第。
    なんかこのシリーズも終盤に差し掛かった雰囲気が出てきて寂しい。解決していない話はもうほとんど残っていないので残り数冊といったところでしょうか?
    終わってほしくないが、続きも早く読みたい。

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    2025年12月15日
  • 猫を処方いたします。5

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    なにもかもが一時のものでしかない
    ずっとはない
    ずっとおなじではない

    そばにいたものはなくなり
    大切にしていたもののかたちさえ
    変わっていってしまう

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    2025年12月13日
  • 猫を処方いたします。5

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    本書は、どの巻も最終話が切なくて、
    3話まで読むと必ず手が止まってしまいます。
    4話は、覚悟を決めてから。
    ドキドキして、ほっとするを繰り返してきましたが
    次が最終巻かもしれません。
    待ち人が明かされました。
    終わってほしくないような、
    はやく幸せな結末がみたいような複雑な心境です


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    2025年12月11日
  • 猫を処方いたします。5

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    人間の数だけ、こんなにも色々と背負うもの、課題があるものだな、と思う。こじあけてみないとわからないことだらけだ。隣室で様子をうかがってただけの存在だった椎名が病院に入っていく展開や、あびのの再登場、千歳の最後の痕跡を椎名親子が見つけた結末など、様々な人物や出来事が上手く絡み合い、千歳は今度こそ本当に旅立ったのか。

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    2025年12月06日
  • 猫を処方いたします。5

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    いやぁ、めちゃ気になる終わり方。

    それぞれ短めの話だったものの、心に響くシーンがところどころ。

    猫を聞く部分も良かったし、椎名がついた嘘の話とその真意のところもジーンと来た。

    千歳さん、ニケ、梶原さん、心先生、次にどう繋がっていくか。ラストが近い気がして寂しい。

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    2025年12月06日
  • 猫を処方いたします。5

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    必要な人だけドアを開けることのできる診療内科、中京こころのびょういん。病院の隣で健康商品を売っている椎名は今まではドアを開けることができなかったが、ついにドアを開けることに。まだまだ、この病院には秘密があるようです。

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    2025年12月04日