石田祥のレビュー一覧

  • 猫を処方いたします。3

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。
    社員全員参加の企画コンペのプレゼンがストレスになっている楓子。何度も練習しているが、大勢の前での発表に自信が持てないので背中を押して欲しくて「中京こころの病院」に ―― 。
    真面目に頑張る楓子に爽やかな気持ちになれました。

    一方、青の話は心に重くのしかかりました。動物のお世話のバイトだったのに、雇い主や無責任な大人のために動物を見捨てる羽目になってしまった青。
    罪悪感でいっぱいになる青が不憫でした。そして見捨てられた猫たちも可哀想で…。

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    2025年10月08日
  • 猫を処方いたします。4

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    ネタバレ

    3巻で惰性の感覚を感じ、4巻読むまでに時間がかかってしまった。
    相変わらずだが、時間くらいで完結しそうなので、発売されたら買いそうではある。

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    2025年09月28日
  • 猫を処方いたします。

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    タイトル&ジャケットにやられました!
    猫を処方するメンタルクリニックの短編って思って読んでいたのですが、色々なぞがあって続きが気になる展開が続いて手が止まりませんでした!
    だいたいの事は猫が居るということだけで解決するという考えが好き過ぎて…

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    2025年09月22日
  • 猫を処方いたします。4

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    4作品通して、猫と人間の不思議な物語。
    4作品目は過去作品の登場人物が再登板しており、後日譚が知れて嬉しい。
    ラストの中京ニーニーズの話はどうしても過酷な状況を想像してしまい感極まりますが、動物を好きな人たちが根っこでは心が優しく慈愛に満ちていると思える作品たちです。
    確かに、猫には人を治す力あると思います!

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    2025年09月20日
  • 猫を処方いたします。

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    電子版日経新聞の2025/8/9の記事で紹介されており知った本。動物をビジネスにする人たちを批判しているようでもあり、動物を大切にする人たちに対して優しく声をかけてくれるようでもある。私は猫を飼った経験がないが、おそらくその経験がある方が読めば、もっと心を動かされるストーリーと描写だと思う。

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    2025年09月18日
  • 猫を処方いたします。2

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    ネタバレ

    ニケ先生のことが気になります。千歳が友弥に「あきらめないで」と言ったこと、すごく気になります。
    ニケに頑張って欲しいと思ってしまいます、友弥のためにも。

    「猫は餅だ。つきたての餅だ。」
    名言です。あのだらーんと力の抜けた姿はまさに餅です(笑)。
    登場人物につながりがあって、人物像も多角度からみられて興味深いです。
    表紙も含めて猫好きにはたまらないシリーズです。

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    2025年09月18日
  • 猫を処方いたします。2

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    今回は友弥さんの知人たちが物語の中心になっていて、それぞれの悩みや心情に寄り添う展開が印象的。

    第3話で玲央奈が語った「兄妹が逆転する」という言葉を、第4話で千歳も口にする場面があり、冷たく突き放すようでいて、実は人が好きな天邪鬼な性格がよく出ていたと思う。
    また、第4話は「猫とのお別れの仕方」について考えさせられる内容で、しみじみと心に残った。

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    2025年09月10日
  • 猫を処方いたします。3

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    過去2作で、謎は明らかになってきていて、どう盛り上げるのかと思っていました。
    1〜3話は今までの雰囲気を大事にしながら猫を処方されて(ひとつは猫を習って)、可愛い猫たちのおかげで気持ちが晴れやかになる話。
    打って変わって、4話では中京こころのクリニックができる前の悲惨な話がベース。初めは和やかな雰囲気なのに最終的には…これも過去2作で情景は描かれていましたがこんな膨らませ方をするなんてと。大人のズルさがすごく心をざわつかせました。
    今作では気になる登場人物の磁気ネックレス売りの青年が何度か登場。4作目以降出番が増えそうだなーと期待!

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    2025年09月06日
  • 猫を処方いたします。2

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    各話ともどう落ち着くのか、展開をドキドキしながら読み進めました。「言いたいことが言えるようになったら」は、誰しも難しいところだと思います。

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    2025年09月04日
  • 猫を処方いたします。4

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    白猫でオッドアイは昔飼っていました。交通事故に遭い私が家まで抱き抱えて来たことを思い出します。とても落ち込んだ私を見て今は亡き父が弟と一緒に川に流してくれました。昔はよく川に流しました。今なら犯罪ですね。でも、そのあと腰を患い、白い猫の祟りだと言われました。それでもまた猫を飼い、沢山の癒しをもらえました。1番の癒しの場であって欲しい家が、ギクシャクして居心地が悪い時、大切なひとが巣立ったり旅だったりして気持ちに穴が空いたと感じた時、猫はとても良く効く薬になってくれます。猫を処方された人達が幸せになりますように願います。

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    2025年09月03日
  • 猫を処方いたします。

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    猫モノ。最終話は猫に紛れて、結構重い題材。けど、そこには愛があって救いがあって読後は清涼感みたいなものを感じた。第2弾も読まずにはいられない。

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    2025年08月27日
  • 猫を処方いたします。4

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    猫満タンで優しい話!
    これって最終巻⁉️
    みんながあるべき場所に戻れて良かった。自分を隠すのは疲れるね。隠すのは爪と牙だけ。でも、危険なときは爪を出さないと。

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    2025年08月26日
  • 猫を処方いたします。

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    猫を飼っていた人、現在飼っている人には共感を得られるだろう。
    最近、この手のパターンの小説が本当に多いと感じる。奥田英朗氏の「インザプール」と同じ構成。困った人(本人はおかしいと思っていない)がクリニックに相談に来て、風変わりな医者に面食らう処方をされる、という内容である。本書はそこに猫の要素が加わる。
    前半に入っている短編は面白かった。猫になじみがない人が突然預けられて、戸惑いながらも癒される。一度猫の魅力にはまったら抜け出せないのだ。
    ペットを飼うということは、同時に将来の別れも覚悟しないといけないということ。温かくほろ苦い思い出に満ちているものだ。
    私も猫がいる家で育ち、現在も飼っている

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    2025年08月21日
  • 猫を処方いたします。

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    猫との出会いで多くの人が幸せになっていく話。

    とても分かる。

    私自身も猫にたくさん救われている。

    2巻も読む。

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    2025年08月18日
  • 猫を処方いたします。2

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    猫を処方する不思議な先生と、そこに迷う込む患者たちの話第2弾。
    猫は万病に効くを体現している物語です。
    猫との物語ではあるが、実は人と人との話に猫がお邪魔しているだけともいえる。猫は話はしないしそこにいるだけなんだけれど、処方した人たちは猫から力をもらい、気づき、そして成長していく。
    怪しげなクリニックの正体はまだまだ謎に包まれているけれど、今作でニケ先生と、千歳の話についてはひと段落した風ではあります。
    もう少し、1作目の登場人物も絡み合ってくることがあれば読み応え抜群になっていきそうです。

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    2025年08月16日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫にまつわる短編集です。
    作家さんによって、猫の描写やひととの関係性の捉え方が異なっていて、楽しめました。猫って、何を考えているかわからないけれど、ふとした時に寄り添っていてくれているように感じたり、不思議な存在です。

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    2025年08月15日
  • 猫を処方いたします。4

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    シロと青は卒院。
    でも最後の患者ではない様子。
    猫達は死に場所を求めて戻って来た。
    みんな、救われるといい。
    好きな人が迎えに来てくれたらいい。
    最後の瞬間だけでも。
    そんな夢を。

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    2025年08月14日
  • にゃんずトラベラー かわいい猫には旅をさせよ

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    ネタバレ

    面白かったけど、スコの茶々が天然過ぎて、ちょっとイラつきました。

    最後の時間を行き来する展開は、ドキドキしながら読んだので、総合的には星4です。

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    2025年08月11日
  • 猫を処方いたします。2

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    1に続いて最後に待ち望んた人がやってきてくれて
    短編のなかに繋がりがあるから読みやすくて
    猫好きには堪らない物語

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    2025年08月08日
  • 猫を処方いたします。

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    猫好きのための、猫にまつわるお話が詰まっている本。

    いろんなこととっぱらって、そこに残るのは、猫が可愛い可愛すぎるうちの猫最高!(飼い猫のバカ親ですごめんなさい)読んでるとニコニコしちゃう自分がいて、「あ、おじさんキモがられてない?こんなところでにやけちゃって。でもにやけがとまらん!!」と焦ったこともあった。

    作者の石田祥さんの描く猫たちは、表情豊かで想像しやすく、こんな猫だろうなぁって読むうちに思い浮かべやすかった。きっと石田さんは猫好きさんなんだろうなぁなんて勝手に想像してしまう。

    人間でも猫でも、愛情の形はいろいろあるが、愛情と執着って密接だけど違うんだよって教えてもらった箇所があ

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    2025年08月05日