あらすじ
どこ行くの?
ボクも連れてって。
笑いと癒しあふれる
子猫の京都ふしぎ旅。
大ヒット『猫を処方いたします。』
著者の最新書下ろし小説!
子猫が鳥居をくぐったら…
茶々、はじめてのお出かけ!
子猫の茶々は飼い主の千代が海外に出張する間、両親の実家がある京都伏見のいなり寿司屋「招きネコ屋」に預けられることに。
さっそく先住猫の影丸と伏見稲荷の千本鳥居を散歩中、白い光をまとったキツネが現れついていくと…40年前の京都にタイムスリップしていた!
猫仲間、人間たちとの時空を超えた冒険と心温まる交流を描く、猫好き必読小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
旅行のお供にさせてもらいました!!
ほっこり!!かわいい!!って感じで癒されました
ネコってみんな気まぐれ?と思ってましたが、登場するネコたちの性格が深く描写されているところもよかったです
著者様の別作品である"処方箋"の話も大好きですが、こちらもほっこりだけでなく、ドキドキ展開があり良い読書時間になりました、!
Posted by ブクログ
今と昔の違いが上手く描かれていて懐かしく感じます。神社や猫、白狐、風景の変化などが頭の中で想像出来て笑いあり、涙?ありの引き込まれる物語でした。動物が好きな方は共感しながら楽しく読めると思います。
Posted by ブクログ
猫の茶々がとにかく可愛い!
飼い主の海外出張で実家に預けられて、思いがけない展開に。
猫も、ヒトも、伏見稲荷での出会いも。
白狐神さまがかっこいい!
そして、可愛い。もう、大好き。
一生懸命だけど、当然ながら飼い猫としての知識しかなかった茶々が成長していくのも微笑ましいし。
クロにシマオも素敵。
あぁ、もう、こういうのを読んじゃったら、伏見稲荷大社に行きたい気持ちが、またむくむくと。
偶然見かけて手に取った1冊。猫好き本好きの嗅覚に間違いはないw
Posted by ブクログ
面白かったけど、スコの茶々が天然過ぎて、ちょっとイラつきました。
最後の時間を行き来する展開は、ドキドキしながら読んだので、総合的には星4です。
Posted by ブクログ
とにかく可愛い!!
猫同士の掛け合いが楽しくてニコニコしてしまう。
可愛らしくも逞しい猫たちの活躍にほっこりしたり、ハラハラしたり、甘えん坊だった茶々の成長に胸が熱くなったり。
ほろりと来るシーンもあり、安心して楽しめる優しくて可愛らしい素敵な物語。
猫好きさんに是非読んで欲しい。
繫がっている
可愛い現代っ子の茶々がタイムトラベル!
四十年前の伏見稲荷神社を舞台に懐かしい雰囲気を味わえます。
その時代の人や猫や神様の眷属と、繫がっているんだなあ~⛩️🤍
Posted by ブクログ
タイトルとかわいいカバーに惹かれて読んだ本!
猫の主人公が京都を中心にタイムトラベルを繰り返しながら、伏見稲荷を守ろうとするお話。
出てくる猫がどれも温かくて優しくて本当に素敵。
それだけじゃなくて、現代の私たちが忘れていることをそっと猫たちが教えてくれるのも印象的·͜·♡
出張でまた京都へ行くので、伏見稲荷大社にまた訪れてみたいです。
Posted by ブクログ
かわいい の一言に尽きる。
自分中心だった茶々が段々と成長していくのが良い。
関西弁がネイティブなので、イラッとしなくて良いのもポイントが高い。
Posted by ブクログ
子猫の茶々は飼い主の千代が海外出張のため千代の実家に預けらる。実家は京都伏見のいなり寿司屋さん。
家には影丸という猫がいる。
茶々は散歩中に40年前の昭和にタイムスリップしてしまう。
かわいい子猫を旅に出す物語かと思ったら、伏見稲荷に現れた白狐神に連れられて色々な体験を通して勇気をつける冒険タイムトラベル小説だった笑笑。
主人公の茶々が間抜けでボサッとした性格からなのか、巻き込まれ型の性格なのか色々猫界隈でいじられ過ぎて可哀想でもあった。
まあちょっとイメージと違うファンタジーさもあり可愛さもあり面白かったです♪
Posted by ブクログ
子猫の茶々は飼い主の千代が海外出張のため千代の実家に預けられます。実家は京都伏見のいなり寿司屋さん。
この家にも影丸という猫がいます。
茶々はスコッティッシュフォールドで自分でかわいいことも認識している今どきの猫ちゃん。
散歩中に40年前にタイムスリップしてしまいます。
猫同士の会話も楽しいけれど、わたしは読みながら自覚しました。
タイムスリップとかってあんまり好きじゃないんだと笑
なので星3にしましたが3.7あげてもいいかなと思います。
Posted by ブクログ
『猫を処方いたします』シリーズでお馴染みの著者による、冒険猫エンタメ。
タイトルと表紙のイラストから、猫が旅行に出掛けるお話かと思いきや、“トラベラー”は“トラベラー”でも、“タイムトラベラー”でした!
と、いうことで、本書はスコティッシュフォールドの仔猫・茶々の目線で描かれる、“猫×京都×タイムスリップ”ストーリーでございます~。
はぁ・・きゃわいい~( 〃▽〃)
やっぱ、石田さんの猫モノは間違いないですね~。
物語は、京都伏見にある飼い主の実家に預けられた仔猫の茶々が、ひょんなことから昭和にタイムスリップしてしまう展開で、令和の“今どきニャンコ”の茶々(昭和の世界ではステテコ又はお揚げ小僧又はクッキー等々・・好き放題に呼ばれてますw)と、昭和ニャンコのクロやシマオ達や、伏見稲荷の眷属・白狐神(=白猫・ミルク)とのやり取りが、可笑しいやら微笑ましいやらで、終始ニマニマ、クスクスしながら読みました。
(えっと、個人的に動物視点or人外視点の話は大好物なので私はハマリましたが、動物がしゃべる系が苦手な人は要注意です・・)
室内でぬくぬくと甘やかされて育った茶々が、ワイルドな昭和猫たちに揉まれながら、ネズミ捕りの練習をしたり、仲間たちと祇園のディスコ(そう、ディスコw)に乗り込んだりと貴重な(?)体験を通して、逞しく成長していく姿に思わず目を細めてしまった私でございます(我が子か!)。
あと、猫ならではの目線での“時代ギャップ”も面白くて、令和と昭和の“猫事情”の違い(例えば、令和では可愛い猫は写真&動画撮影でスマホを向けられてしまうけど、昭和では映えポイントに猫が通ろうが誰も反応しない等)も、“確かに~(^^;)”と頷ける部分がありましたね。
・・てな感じで、冒険あり、友情ありの笑いと癒しに溢れる“猫満タン”な一冊を楽しませて頂きました。
ところで、本書を読んで舞台となっている伏見稲荷を久々に訪れたくなりましたが、今はインバウンドでえらい事になってそうですよね・・。
作品内でも参拝マナーの乱れについて少し触れていましたが、神様への敬虔な気持ちを持った上でお参りしたいものでございます~。
Posted by ブクログ
神秘的なタイムトラベルの話と猫の掛け合せが、不思議ながらも癒されるお話でした。
猫から見た人間の世界の描写もかわいらしい。
お酒を飲む時は一緒にいてあげる、という部分が個人的にはツボでした。もし私も猫といっしょに暮らしていたら、是非とも一緒にいてほしい。
最後は感動的とも言える命や時代のつながりを感じさせられ、癒されながらも読み応えのある作品でした。