藤原麻里菜のレビュー一覧

  • 私の身体を生きる

    購入済み

    読むのに気力のいる本だった

    息子が中学にあがり、性教育を考えると男性視点の情報では難しいと思う事が多々ある
    SNSでこの本のことが流れてきて書評を見た時、長男の女性に対する理解に何かしら寄与するかと思い、つい反射的に購入した。

    男より女性の生き方はある意味で難しいが、性を持ち出すと安易に楽な選択を選ぶこともできる。
    でも、それを選ぶと多くの場合、後でツケがまわる。だから、安売りするな、という言葉を親の世代は言う。
    でも、若い世代が持て余す感情は大人の説教なんて聞き入れない。で、大人になって、同じように若い世代に言う。
    そこに使える武器があってもそれを使わないって難しいこと。男が腕力で相手を従わせる選択をなかなか選べない

    #タメになる

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    2024年08月04日
  • 考える術―――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71

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    どうやって考えるか、アイデアをどこから持ってくるかを学べる本。各章に著者の実際のアイデアが描かれていて、それが思わずクスっと笑ってしまうぐらいくだらなくて面白い

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    2024年06月28日
  • 考える術―――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71

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    考える力が弱いと思って、手に取った本。
    他人と同じようだ、ありきたりでつまらないことしか考えられないと思っていたけど、アイデアはもっと柔軟で自由なものでいいのだな、と思わせてくれた。
    実現可能かは端においておこう。
    著者のアイデアは、皮肉から生まれるものが多いようだけれど、それをクスッと笑いに変える力が素敵だ。自分だったら、モヤモヤして終わりにしてしまうことばかりだろうな。

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    2023年11月26日
  • 考える術―――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71

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    骨組みになってる内容は既存のアイデア本、元を辿れば『アイデアのつくりかた』あたりで語られてる内容とラップしてるけど、本としての構成はとっつきやすいし、具体例を交えての記述も味があって面白くて、藤原さんが書いた意味のある本だなと。
    実際にテクニックとしての汎用性もありそうだし役に立つと思う。

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    2022年05月10日
  • 無駄なマシーンを発明しよう!~独創性を育むはじめてのエンジニアリング~

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    ネタバレ

    無駄なマシーン?そんなもの作ってどうする?とか思うなかれ。自由な発想で、楽しい物作り。安全には気をつけるけど、思いどおりの物が出来なくても、それに役割をあたえ、かわいがりましょう。

    物と物をくっつけて作る。
    ミキサーと紙コップを組み合わせて、最高の自撮りが出来るマシーンとか。

    改造してマシーンを作る。
    防犯ブザーを分解して、スリッパとくっつけて、小銭探知靴を作るとか。

    さらに、
    マシーンの動きをプログラミングする。
    Arduino(アルドゥイーノ)を使い、電子工作のやり方を紹介。
    電気がつくと電気を消すマシーン。プリンを守るマシーン。手をたたくとお菓子がやってくるマシーン。

    そう、これ

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    2021年10月31日
  • 考える術―――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71

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    思考に関する本を読みたいと思い、手に取った本。

    著者の考え方がとても興味深く、面白いと感じた。またくすっと笑える記述も多く、非常に読みやすい1冊だった。

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    2021年02月14日
  • 考える術―――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71

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    無駄づくり

    第1章
    言葉から考える

    ①「言葉」から考える
    1 言葉を作る
    2 イメージする
    3 思い浮かんだイメージに「意味・役割」を加える

    ②単語を「合体」させる
    ランダムに言葉を組み合わせることで「タイトル」をつくる

    ③「使い道」を考える

    ④「どんな?」を考える
    名詞に修飾語を加えて新しいイメージをつくる
    名詞に対して、「どんな?」という疑問を投げかけると、そのもののイメージがより具体的になる
    cf.あぶなっかしいスマホケース、貧乏なスマホケース、やわらかいスマホケース
    インターネットで修飾語の一覧をぼーっと眺めるのもヒントになる

    ⑤「逆」を考える
    リュック→前リュック
    ティッ

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    2021年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • メルカリで知らん子の絵を買う

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    何も考えたくない時に一つ読むような本。一気に読むには勢いがなく飽きる。色々なことに挑戦して人生を楽しまれている方だと思った。共感できたりできなかったり。最後の「ものを捨てまくる亅は良かった。

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    2025年11月11日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • メルカリで知らん子の絵を買う

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    身体を張って無駄なものを生み出してる作者。
    本当にあっちから斜め左上あたりから物事を見つめて、発見する。

    そっち!?そういうふうになる!!?

    っていう新たな視点。
    どんだけ頭カチカチだったんだろう。
    と。反省させられます。。。
    本当に。

    電車で座って前に並んでる人たちを見て、
    この人たちをグループにしたら、センターはあのおじさんだな。
    とかさ。

    どっからその発想!!
    っていう。その自由な発想が読んでて刺激を受けます。笑

    子どものような発想や発見で、
    それが大人の体に入ってるもんだから、
    苦しくてやられるのかなぁ、、、
    と、少しだけ著者の身体も心配になる一冊でした。

    #体を張って
    #

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    2025年10月09日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした

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    2025年10月05日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日
  • 私の身体を生きる

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    高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
    同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
    「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
    痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
    もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
    それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
    またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく

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    2025年09月09日
  • 私の身体を生きる

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    こんなにも赤裸々に皆書いて良いのか!?と最初動揺したが、それぞれ考えさせられるものが多く、有意義な時間が過ごせた。

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    2025年08月29日
  • 私の身体を生きる

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    西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、
    もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。
    それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。
    それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。
    それでも一つしかない自分の身体。
    こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。

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    2025年08月15日
  • 私の身体を生きる

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    生というより性に関するアンソロジーだったが、千早茜さんの「私は小さくない」が切り口も異なり胸に迫った。性別による不利益や舐められることを、コンプレックスである小柄にあえて責任を負わせてきた自分に気付かされた。

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    2025年08月09日
  • 私の身体を生きる

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    村田沙耶香 誰しもが、心の中に王国を持っている/西加奈子 私は変わる。変わりながら、「アップデートする自分」を疑い続ける

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    2025年08月09日
  • 私の身体を生きる

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    他の方も書いていたが、生にまつわるエッセイだと思っていたら、性にまつわるものだった。
    性に関するネガティヴなことは、思っているよりもかなりありふれていて、忘れていたけどネガティヴな体験を思い出した。きっと、書きようによっては、深め方によっては、同等のものもあるのだと思う。

    そして…この世の中のことは、性に纏わって起きていることが多いこともまた認識できた。小説も映画もファッションも、モテたいという願望そのものが。

    今年の始めからあらわになったフジテレビ問題も何度も色んな角度で思い起こし、考えさせられた。

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    2025年08月05日
  • 私の身体を生きる

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    思ってたんと違った‥
    というのがまず第一印象。

    タイトルから「生」の話だと思っていた。
    それぞれ病気や障害、特性などを抱えながら「私の身体を生きる」というような内容だと思っていたし、そういう内容が読みたかった。

    ‥それはそれとして、読み進めると
    こんなに明け透けに自分の体験や性被害や性癖や生き方を世間に曝け出して大丈夫なのか?と心配になるような内容が多くて驚いた。

    そして、みんな色々な事を抱え、考え生きているんだな‥と改めて考えさせられた。
    普通に見えるあの人も、幸せそうだと感じるあの人も本当は色々な事情を抱えているのかもしれないと。

    「性」に対する考え方・感じ方・捉え方も本当に様々で

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    2025年08月01日