藤原麻里菜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
くすっと笑える箇所が多く、心がほぐれる本だった。
"「自分でもつくれるんじゃね?」という気持ちは物作りにおいて大切なことだ。ある程度、舐めた姿勢で挑もう。今までもずっと「なんとかできるんじゃね?」と様々なことに挑戦してきた。その度にたくさんの壁にぶちあたり、引き返したり、諦めたり、どうにか壁を越えたりしてきた。後悔だってたくさんしているし、こうやってよくわからないものを生み出してしまうことばかりだ。でも、それが悪いことではなく、何かをすることでしか自分の輪郭を作ることはできない。"
私も高専卒のSEで、ものづくりは大好き。だけど得意ではない…というわけで、これには共感。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアイデアを出す方法とその事例をひたすら説明した本。
松本人志の「ひとりごっつ」の「出世させよう」のコーナーを思い出した。ある素材(お題)から少しズラしながら広げた選択肢の中から「笑い」要素のあるアイデアを並べて、それらを折り重ねたり、突飛なオチにつなげたりしていく連想ゲームだ。松本のヘタウマな絵とゆるいキャラ設定の妙技が楽しめる。
話が逸れたが、アイデアの出し方については「SCAMPER」や「デ・ボノの6つの帽子」などのメソッドの他、何かと何かを足したり、引いたり、掛けたり、割ったり(分割、濃縮、圧縮、折りたたみなど)四則計算したりすれば良い。今は生成AIの助けを借りれば、上記の考え方の補 -
Posted by ブクログ
無駄なものをつくる「無駄づくり」というコンテンツをYouTubeを中心に始め、無駄な発明品を作り続けてきた著者が、アイデアの発想法をまとめた一冊。個人的には、今回始めて著者のことを知り、このYouTubeを知ったので、正直よくわからない。ただ、冒頭で述べているように、このような活動していく中で、早くアイディアを思い付く方法やユニークな考え方をする方法が蓄積された結果が体系づけて書かれています。文中でのシュールな挿し絵に苦笑しつつ、物語のようにアイデアの出し方をこれでもかと紹介する内容は心地よくもあります。日々アイデア出しに苦労しているかたには、こんな風に、気軽に、楽しく考えればいいのかというヒ