アンデシュ・ハンセンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いまは「障害」という扱いのADHDだが、狩猟採取の時代ではむしろ生存するために不可欠な能力だったという見方は目からウロコ。遺伝子のバグではなくて、必然の出現であり、現代社会との相性が良くないだけと考えると、親としても気持ちも軽くなる。
現代社会であっても、グループにADHDの人間がいた方が創造性が高くなるという研究もあるそう。
また「ハイパーフォーカス」といって、特定の分野で突出した集中力を発揮する場合もあるとのこと。
自分と周囲が弱み強みを理解すること、そして、自分に向いている場所を見つけ、そこで上手くやって行くためのある程度の生活や仕事のテクニックを身につけることが大事だなと思った。
ま -
-
Posted by ブクログ
私たち人類は、歴史上かつてないほどに豊かで快適に暮らせるようになった。それなのに、なぜ精神的な不調を抱えている人がこんなにも多いのか。その答えを探るのが本書の目的。
人類の脳はとてつもなく賢いはずだ。なのに、なぜ持ち主の気分を常に良い状態に保つことができないのか。また、なぜいつも感情面で持ち主の足を引っ張ろうとするのか。
これらの謎を解く鍵は、自分たちが「今どこにいるか」ではなく、「過去にどこにいたのか」に目を向けること。
まず言えることは、私たちは死亡率が異常に高かった古代人たちの生き残りの子孫だということ。祖先のうちの誰一人として、子どもをもうける前にライオンに食われたり、崖から落ちた -
Posted by ブクログ
結論としては『運動脳』と一緒で、運動がうつやストレスに効果的であるということ。
狩猟採集民族や発展途上国よりも近代化社会の方が同じ時代に生きていてもストレス度合いが高いことがわかっている。私たちのライフスタイルは、「運動」と「仲間と一緒に過ごすこと」が欠けているのではないかと本著では考察している。コロナ禍にzoom飲みがあったけれど、やはり対面に勝るものはないんだなあと思う。対面とオンラインではグループに属している、誰かと繋がっているという初回欲求の満たしに大きな差が出ている。もちろん対面がより連帯感を生む。そして、都会より田舎の方が精神状態が良いことがわかっている。加えて、非喫煙、環境汚染も -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
数日前に、同じ著者の『ストレス脳』を読んだのですが、本書は、『ストレス脳』を若者向け(中高生向け)にリライトした本、とのこと。
確かにその通りな印象でした。
「うつ」は脳の正常な反応だし、その背後には、「ヒトは、幸せになるのではなく、生き延びるようプログラムされている」という点があること、そして、「うつ」をはじめとするメンタルのマイナスな状態の予防や改善には運動が効果的、といったあたりは、『ストレス脳』と内容的に同じです。
著者の本を初めて読む場合には、この本はお勧めできますが、すでに他の本を読んでいるならば、この本に時間を使う必要はないと思います。 -
-
-
Posted by ブクログ
『ストレス脳』の中高生向け本。難しい言葉は使わずにとても分かりやすく書かれている。
今までにないほど豊かで恵まれた時代に生きているのに、年々先進国ではうつ病により精神を病む人が急増している。
それは、私たちの脳が狩猟採取時代から全く変わっていないのが原因。都市部で暮らす私たちは狩猟採取時代と全く異なる環境に生きている。そのミスマッチが精神を病む主な原因である。
私たちの脳の主な目的は私たちを幸せにすることではなく生き延びさせ、子孫を残させること。
つらい思い出がよみがえるのは、脳が同じような危険から私たちを守ろうとするから。
嫌な記憶もフタをするのではなく何度も取り出すことで変化させること -
-
-
Posted by ブクログ
・脳は生き延びさせるために進化、感情はその道具
・不安は事前のストレス
・記憶はYouTubeのような動画ではなく
Wikipediaに似ていて常にアップデート
→つまり記憶なんて変わるし正確じゃない
・遺伝子がピストルに弾を込め環境が、引き金を引く
→わかりやすい例え!
・メンタル不調から守ってくれるのは運動、
質の良い睡眠、友人
・SNSを1日4〜5時間やってる若者は
自分に不安を持ってる。1時間にとどめる。
→人と比べ落ち込むくらいなら見なければいいね。
そもそも投稿してるものは、自分の中のいいことばかり。かく言う自分もしかり。何のために載せるのか?
これも特に目的もないんだろうなぁ -