アンデシュ・ハンセンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間の脳は石器時代から変わってないため、運動することがストレスにも集中力にも記憶力にもいいということが、わかりやすく説明されていて、
本当に運動しようと強く思った。
それからデジタルデトックス(とくにSNS)も始めた。
また時間を無駄にしてしまった、と思うことがなくなったし、とくに問題ない。それほどおもしろくなくても、ドーパミン求めて開いていたんだなあと実感。
寝るときは寝室に持ち込まず、目覚まし時計を使うことにした。
時間をみるために取り出さないために、久しぶりに腕時計を使おう思う。
スマホを横において置くだけで、集中力が下がるのも納得。
喫茶店とか、とりあえずテーブルに出して置くのも -
Posted by ブクログ
ネタバレ明確な答えというより全体的には問題提起の本。
ですがそうやって自分の頭で考えたり情報の取捨選択をする事が現代の人間に必要な事かと思います。
私自身がスマホ中毒者なのでもっと革新的な解決法を提示されるかと期待してしまった部分がありましたが、こちらの本では人間の進化の過程による脳の仕組み、それがいまだ現代の急速な発展についていけていないなど、「なぜこうなってしまっているのか」の具体的な説明により、現在の状況についていろいろ腑に落ちました。
脳の仕組みを少しでも理解する事により、自分で自分の行動を制御できるようにならなければいけないと思います。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレADHDってすごいんだなって思った、かといってADHDになりたいとは思わない。
狩猟時代に最適だった形質が現代にはあまりそぐわ無い。
やはり人が輝いて生活するには適した環境が大事なのですね。自分にあって無い職場はさっさと辞めるべきという事にも繋がると思う。
ドーパミンが効きにくいから、ずっと「退屈」を感じるなんて可哀想だと思おう。
薬を飲まないといけ無いぐらいの人は、現代では不適合な「変なやつ」だけど、狩猟時代でも「やや辺なやつ」程度だったのか、「英雄」だったのか気になる。
結局運動は全てを解決するんだね。明日からジョギングするか…(←しない)
だれか嘘つきに効く薬も作ってくれる…
あと -
Posted by ブクログ
人が不安やストレスを感じる理由を、脳の仕組み、人類の進化の過程との関係などから説明した本。
これだけ技術が進展しても、脳には狩猟時代に生き残るために人類が選んできた優先順位が刻まれている。だから、空腹ではなくても、食べ物があれば食べてしまうし、集団から外されるなど孤独を恐れる、という説明は納得感がある。
また、狩猟時代は生きるために運動量が多いのが普通であったことから、ヒトは運動をしないと不調になる。だから、運動はうつや不安からヒトを守ってくれる。
一方で、幸せを追い求めるのは非現実的で辛いだけ。1度の食事での満足感が長く続くようでは、生き延びられないのだから。
読みやすく、納得てきるこ -
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Posted by ブクログ
「うつ」は脳の正常な反応、という点については、すごく納得できました。
その背後に、「ヒトは、幸せになるのではなく、生き延びるようプログラムされている」という点も、すごく納得できました。
ただ、本書で何度も出てくる「ヒトの脳はいまだにサバンナを生きている」のような表現には、個人的には違和感があります。
「ヒトの脳はいまだに、サバンナで生き延びることを前提(目的)にプログラムされている」のような表現であれば、しっくりきますが。
ただ、これについては、著者の問題ではなく、訳者の問題かもしれませんが。
個人的に、進化論の視点は、本書に限らず、生きていく上で多くの場面で使える視点だと思っているのです -
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Posted by ブクログ
ADHDは増えたのか?そもそも病気なのか?
僕は脳の特徴だと捉えている。
生きていく上で支障が出るほどの症状がある場合は病院に行って薬をもらうのも手だけども、薬は対処法であって、根本的な解決策にはどうしてもならない。
この性質を持つ人は自分の特徴とどう向き合っていくか?というテーマと一生向き合っていく必要がある。(程度問題であって誰しもそう)
僕自身はADHD傾向が強くあるので、納得できる内容が多い1冊で、生きるヒントを得た。
ちなみに、運動はどんな人にも集中力を改善する成果があり、ADHDの人は特にその効果が出やすいようだ。
印象に残った内容→感想を以下に残す。
ドーパミン受容体DRD4 -
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