アンデシュ・ハンセンのレビュー一覧
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購入済み
以前から気になっていたが…
この本がベストセラーなのも、スマホが脳にとって害を及ぼすのではないかと薄々わかっていたけれど…なんとなく怖いから目を背けてきた。携帯電話を持つようになってから、
よく使う電話番号も覚えないし、自分の番号さえもわからなくなったりもする。運動することも忘れ、スマホと過ごす休日は末恐ろしいものだ。この本に出会えたことを機に少しだけ、昔に戻って、頭と身体を鍛える生活に切り替えていこうと切に感じた。 -
購入済み
まさしく現代人のバイブル
デジタル社会に生きる全ての人に捧げられた本書は、人類の進化の過程からスマホ及び全てのデバイス機器がもたらす影響を様々な文献、知見をもとに考察、明らかにし、私たちのこれからの生活においてどう選択、行動してゆくべきかの問いと著者なりの答えを提示している。
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ネタバレ 購入済み
スマホとの付き合い方
大学生の頃から、夢中になれない自分になったと少しずつ気づきはじめた。そのあたりから、マルチタスクが得意だと思い込み社会人として働いていた。
この本を読み、今までの素朴な気づきと自分の動き方のカラクリが腑に落ちてきた。自分はスマホ依存とまではいかないが、脳の仕組みから丁寧に解説された内容を読むと、しっかりと脳がハッキングされていたんだと自覚した。
この本のおかげで、スマホとの付き合い方を見つめ直すきっかけになった。 -
購入済み
それでもスマホをやめられない人
タイトルが気になり読んでみました。
自分が最近悩んでいる運動不足と記憶力低下について、狩猟採集時代の話などを交えながら説明されており、とてもわかりやすく読みやすかったです。
個人的には、これまで何度もスマホによると思われる体調不良に悩まされ、その度に家族から「スマホをやめて外に出て運動しなさい」と至極真っ当なことを言われ続けてきました。
その度にスマホを辞めようと思いましたがやめられないを繰り返し、感情的になったり落ち込んだりしてました。
今回この本を読んで、スマホがいかに戦略的に人を魅了するように作られ、それを手放すのが難儀なことが丁寧に書かれており、少し立ち直れました。
スマホ対抗策の一つである運動も、どの種類でも(程度の差はあれ)効果ありと言われていたので、自分の好きな筋トレから始めてみたいと思います。
とはいえ、この本を電子書籍で購入し、さらにスマホで読んで感想書いてる時点で、自然に重度な依存なんだなーと。
腹筋しながら思いました。 -
購入済み
デジタルデトックスができる
いままでスマホに無駄に時間を割いてることは知っていたが、依存症でなかなか抜け出せずにいた。
そこでこの本を読んで、今までよりも随分とスマホ使用時間が減らせたと感じた。
例えば、「寝る前にスマホをみると、眠りづらくなる」とか、「同じ部屋にスマホがあるだけで、集中できなくなる」と良く言われているが、そのことについてどうしてそうなるのか、わかりやすい言葉でこちらが理解しやすいように説明している。
デジタルデトックスがしたくてもできない。。という人にすすめたい。 -
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アンデシュ・ハンセン氏の『スマホ脳』を読み、私たちがなぜこれほどまでにスマホに依存してしまうのか、そのメカニズムが脳科学の視点からスッキリと理解することができた。驚いたのは、私たちの脳の基本構造が、数万年前の狩猟採集時代から変わっていないという事実。次々に新しい情報が入るスマホは、脳にとっては「生存に必要な情報」と誤認され、ドーパミンを放出させ続ける。つまり、依存は意志の弱さではなく、脳の生存本能のバグだといこと。
便利な道具に「使われる」のではなく、主体的に「使いこなす」ために、デジタルデトックスの時間を設けるなど、自制しながら上手く付き合っていく工夫がこれからの時代には不可欠だと痛感させられる一冊だった。 -
購入済み
デジタル・デトックス必要です!
スマホ1日だけでも手放せないならば、完全に依存症です!
これを読んだら、特に学生だったら学力さえ落ちる可能性があると自覚してないと怖いです。
SNSなどの投稿や通知が気になって仕方ないならば、人生自体に多大な影響を及ぼすと深刻に捉えた方が良いかも知れません。
内容は、こう言う人もいるよねかも知れませんが、自分が重度の依存症となっている場合は、自覚も出来なくなっているかも知れません。
一度読んでみることをおすすめします。 -
購入済み
アナログ生活の大切さ
オンラインが主流のこの時代にこそ、こういった本が必要ですね。
「スマホの目覚ましで起きるのではなく、目覚まし時計を買おう」というのは、
とても共感できました。
手書きによる効能と、アナログ生活の大切さを再認識しました。
なるべくアナログな生活にシフトしていきたいです。
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Posted by ブクログ
メンタルは基本強い方だが
たまに闇の住人と化する時がある。
今まで運動脳とかスマホ脳を読んでメンタルを強化してきたつもりでも、さすがにいろんな事が重なればメンタルにくる。
けどやっぱり長時間のスマホは良くないし、運動はメンタルにとてもいい。
本書は幸せを追い求める事はやめた方がいいと定している。幸せに関しては追い求めれば求めるほど逃げていきます。なぜなら幸福度は長く続かない感情だから。
もし悩んでる人がいたら、脳の仕組みを理解できるので、脳の誤差度だったのかと割り切る事ができるかもしれません。
悲観的にならず、何でも試してみるといい方向にいけるかも。 -
Posted by ブクログ
運動がいかに脳に良いかが書かれていて、運動したくなる。
運動によって脳は物理的に鍛えられる。
生活習慣が脳を作る。
運動すると前頭葉と海馬が偏桃体の興奮を鎮めるため不安やストレスが抑制される。体を動かすことで、心拍数や血圧が上がっても不安の前触れではなく良い気分をもたらすものだと運動が脳に教え込む。また運動は集中力も高める。
運動すると心地よいのは、人間の祖先が狩猟や住処を探す時に走っていたためと考えられる。
ウォーキングよりランニングの方がドーパミンが出る。
ADHDの特性は狩猟民族にとっては有利だったが、農耕民族にとっては不利。
定期的に運動する人には皮肉っぽい気質や神経質な性格の人が少ない。
新しい環境だと脳の新細胞の生存率が上がる。
体力があると知力も上がる。
脳があるのは移動する生物だけ。脳の仕事は生物を移動させること。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書はスウェーデンの書籍を日本語翻訳したもので、「ビル・ゲイツは子供が中学2年生になるまでスマホを持たせなかった。スティーブ・ジョブズは子供が自社製品を使うのに非常に厳格だった」というフレーズが印象的でした。ITトップはデジタルの恐怖を熟知しているからこそ、子供へのITリテラシーの躾に特に厳しかったらしいです。
現代人の必需品であるスマホが実はどんな悪影響があるのかを熱弁している一冊でした。 そして人類の歴史から見ると、スマホが存在している現在というのはほんの一瞬のことではありますが、ここ数十年で私達のライフスタイルもデジタルによってがらりと変えさせられました。
まず、人類が進化したかどうかを引き合いに出すと、白熊はアラスカへと移動する際に雪国での生活に順応すべく、毛が白く進化しました。人間の脳は、狩猟によって数十万年費やして進化してきましたが、そこから約1万年間デフォルトの構造は変わってないらしいのです。
スマホが普及し始めた2010年過ぎ頃から、精神科に通院する10代学生も急増しているらしく、これは昔よりもメンタル不調を申告しやすい風潮になったこともあるでしょうが、スマホゲームの依存症やそれによる睡眠障害も見受けられるとのことです。実際、ある学校でスマホ学習班とペンとノートのアナログ学習班とで小テストをさせたら、後者の方が成績が良かったという実験もあったそうです。
さらに、SNSによる10代女子に対する悪影響としては、自己肯定感を低下させかねないということ。なぜそんなことが起きるのか、これはアイドルやモデルの投稿を見て、劣等感を増幅させている子が非常に多いらしいです。
そんなスマホによるストレスへの対処方法についてですが、週に2時間で何でも良いから運動することだと述べています。大昔の祖先の体型は今のアスリートに匹敵するらしいです。
ロンドンのタクシー運転手は、ナビを頼らず乗客を目的地まで届けられる位に道路に関して博識であるということから、人間やればできるものだと認識させられました。
最近私も日用品を買うのもQRコード決済、銀行引き落としもスケジュール帳も目覚まし時計もスマホ一択で使っているので、何かアナログにしないといけないなぁと痛感させられました。本書で記載されている人間がストレスを感じた時や、物事を覚える時に機能する脳器官についても学びたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
人間の脳は、現代のデジタル社会に適応できていない。
私たちの脳は、食料を探し、危険から逃れ、集団の中で生き延びるために、長い時間をかけて進化してきた。しかし、生活環境はここ数十年で急激に変化した。人間の脳が本来備えている「新しい情報を求める」「悪い情報を優先する」「不確かな報酬に期待する」といった性質を、スマホやSNSは巧みに利用している。
メッセージが届いているかもしれない。「いいね」が付いているかもしれない。新しい情報があるかもしれない。その期待によってドーパミンが放出され、私たちは何度もスマホを確認する。自分の意思で操作しているつもりでも、実際には脳の報酬系がハッキングされているという説明は、とても分かりやすかった。
印象に残ったのは、その仕組みをよく知るテック企業の重役や開発者ほど、自分や子どものスマホ、SNSの使用を制限しているという事実だ。スティーブ・ジョブズは子どもがデジタル機器を使う時間を厳しく制限し、ビル・ゲイツも子どもが一定の年齢になるまでスマホを持たせなかったという。便利な技術を生み出した側が、その依存性や危険性を誰よりも理解し、家庭では距離を取っていることに怖さを感じた。
スマホの存在だけでも集中力が削がれ、頻繁な作業の切り替えは記憶の定着を妨げる。SNSでは、実際よりも幸福で成功しているように見える他人と際限なく比較し、自己評価や人生の満足度を下げてしまう。子どもの発達や若者の睡眠、精神状態への影響も見過ごせない。
一方で、デジタル機器そのものをすべて否定しているわけではない。大切なのは、その仕組みと人間の脳の弱点を知り、意識的に距離を取ることだ。睡眠を優先し、体を動かし、人と直接関わり、スマホの使用時間を制限する。対策は驚くほど基本的だが、だからこそ日々の生活を見直す必要を感じた。
小さな情報の断片ばかりを追うことに慣れるほど、長く複雑な文章を理解する力が失われていく。便利さと引き換えに、自分の集中力や思考力を差し出してはいないか。スマホとの付き合い方を改めて考えさせられる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【要約】
「人間の脳はデジタル社会に適応していない」という衝撃的な事実を、最新の脳科学と進化心理学の視点から解説
①「サバンナの脳」と現代社会のミスマッチ
人間の脳は1万年以上前からほとんど変わっていない。
人類の歴史の99.9%以上は狩猟採集民として、常に飢餓や猛獣の脅威にさらされて生きてきた
・生存本能としての情報収集:
原始時代、新しい情報は生存に直結していた
そのため、脳は新しい情報を見つけると報酬物質であるドーパミンを放出するように進化した
・ミスマッチの発生:
現代のデジタル環境は、この「新しいものを求める」本能を過剰に刺激する
結果として、脳は常にスマホを欲する中毒状態に陥っている
②スマホが脳をハッキングする仕組み
スマホやSNSは、私たちの脳の報酬システムを巧みに利用するように設計されている
・ドーパミンの魔力:
SNSの通知や「いいね」は、ギャンブルと同じく「いつ来るかわからない(かもしれない)」という期待感を煽り、ドーパミンを大量に放出させる
・依存の深刻さ:
SNSの依存性はヘロインに匹敵するとも言われ、アプリ開発には脳科学者が多数関わっている
③スマホが及ぼす悪影響
スマホを過度に使用することで心身に様々な問題が生じる
・集中力と記憶力の低下:
脳は一度に一つのことしか集中できず、マルチタスクは不可能
スマホがポケットにあるだけで、その存在を無視するために脳の処理能力の約10%が奪われ、集中力が低下する
・精神状態の悪化:
SNSでの他者との絶え間ない比較は、劣等感や孤独感を生み、うつ病や不安障害のリスクを高める
・睡眠障害:
スマホのブルーライトは、睡眠を誘発するメラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させてしまう
④IT企業のトップたちが守っている秘密
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどのIT業界の成功者たちは、自分たちが作った製品の危険性を熟知しており、自分の子供にはiPadやスマホの使用を厳しく制限していたという事実は示唆に富んでいる
⑤私たちができる対策(デジタル・デトックス)
スマホの悪影響から脳を守るための具体的な方法
・運動をする:
運動はストレスを減らし、集中力を高める最強の対策
週に3回、45分程度の運動が推奨されている
・物理的な距離を置く:
集中したい時や寝る時は、スマホを別室に置くことが効果的
・設定の変更:
全ての通知をオフにする、画面をモノクロ(白黒)にするなどの設定変更も、脳への刺激を抑えるのに役立つ
★結論
「スマホに使われる」のではなく、自分たちの生物学的な特性を理解した上で「スマホを賢く使い倒す」ことが求められる