アンデシュ・ハンセンのレビュー一覧

  • スマホ脳(新潮新書)

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    スウェーデンで精神科医をしている著者の話題作。
    興味深い実験やデータがたくさんあって、今までで一番メモが止まらなかった。

    ・世界中の多くの国でこれまでにないペースでうつ病、不眠症が増えている。
    →なぜか?人類が誕生して99.9%は狩猟と採集で生きていた。そんな人間の持つ脳が急速に進んだデジタル化に対応できていないから。

    ・ストレス、不安、緊張…これらは長い狩猟と採集の時代に、人間が生き延びるために進化した脳の自然な反応。(このメカニズムがめちゃくちゃ興味深かった!)

    ・強いストレスを受けると脳が周囲に危険がいっぱいと解釈
    →その環境から身を遠ざけるため、脳は気分を落ち込ませて引きこもるよ

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    2025年12月08日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    この後スマホを使うのが怖くなるくらい、いろいろ考えさせられた。問題提起型の本なので、皆さんまずは読んでみて、思いを巡らせるのがおすすめです。

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    2025年12月06日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    スマホ依存症、といった言葉は最近よく耳にするし、精神疾患患者が増えていることも知っていたけど、人間の脳が一万年前から変わってなくて、科学の進歩が人間の身体に追いついていない。という視点から分析するのがとても面白かった。

    なるほど…、これ自分に当てはまっているよな、無意識のうちに脳がハッキングされていた、、、とか、読書中何度思ったことか…

    これを読んでから、スマホがとても恐ろしいものに思えてきて、その嫌悪感から手にとる時間が減った気がする。

    SNSがあることで、沢山の人に繋がれるメリットも私は大いに感じているから、良い塩梅で付き合っていけるようにしたい。

    本書の伝えたいメッセージ軸とは違

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    2025年12月03日
  • 運動脳

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    運動の大切さが分かる一冊。
    運動がどう脳に影響するのか実証例や脳の細かい仕組みも書いてあり理解しやすい。

    脳はまだサバンナにいる狩猟状態ということが印象に残った。
    農業社会から200年で一気にデジタル社会へ。この変化に脳がついてきてない状態。
    運動は脳にとって嬉しい行い。脳の発達、進歩には良い影響

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    2025年11月30日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    質の低いドーパミンに支配されている現代。
    ドーパミンの最重要課題は「人に行動の動機を与える」。
    フリック操作ではなく、人生を豊かにするための行動にドーパミンを使っていきたい。

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    2025年11月29日
  • 脱スマホ脳かんたんマニュアル(新潮文庫)

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    中高生向けのスマホとの向き合い方について書かれた本。SNSとの付き合い方も大切だなぁと思う。スマホいじりがやめられないひとに。

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    2025年11月26日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    この本が発売になった時、とても気になっていた。
    やっと読むことができた。
    とっても、よく分かった!!!

    著者はスェーデンでの精神科医。
    現代の、鬱や精神障害の多くはデジタルが原因と書いてある。
    人間の脳は原始時代から機能は変わらず、デジタル時代に追いついてないとのこと。
    わかりやすい文章で、サクサク読めた。

    巷でもスマホ依存症が問題になっている。
    未だ脳が発達段階の幼い頃から、スクリーンを見続ける影響も読んでいて怖いくらいだ。

    訳者のあとがきにもあるが、
    この本は子供や若者だけでなく、物忘れが増えた大人や集中力が無くなった大人、ストレスを感じる大人にも読むべき本。
    特に、教育関係者、保護

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    2025年11月25日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    面白かった。なるほどなーを100回くらい言った。

    人間は現在のデジタル社会に適応できるよう進化していない。それは現代社会というものが、ここ数十年で急激な進化を遂げているため。
    本来、種の大きな変化というものは何万年という時間をかけて行われるため、人間の本質は現代社会に適していないそう。この説から始まり、ストレスや不安からくる精神の不調のメカニズムを、人間の特性から説明している。これがめちゃくちゃタメになる。

    ストレスや不安にさらされるとき、今までは自分はなんで弱いんだろう、とか、自分ばかりが不幸だ、と思っていた。こうして体の仕組みとして客観的に考えると、今後は状況を冷静に俯瞰できるかも知れ

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    2025年11月24日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    日常生活に欠かせないスマホによる脳への影響が示された一冊。
    私は依存症までなっていないが、不安や悩みが増大した際についスマホに取りつかれてしまう自分がいるのも事実である。

    スマホに依存せず、スマホとどう向き合っていくかの本書最後にのっている。
    心身を退化させないためにも、最低限ここに書かれたことは実践していきたい。
    まずは手始めにスマホを寝室に持ち込まない、寝る直前にメールやチャットを開かないことからスタートする。

    かのスティーブ・ジョブズも子どもたちに対してスマホやタブレットの使用を制限し、ビル・ゲイツも子供が14歳になるまでスマホを持たせなかったという件は衝撃を受けた。
    IT時代の申し

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    2025年11月22日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    スマホを使い始めてから、特にSNSを使い始めてから、思い悩むことが増えた感覚があったが、それをさまざまな研究結果をもとに説明してくれた。
    スマホから離れるのが良いのはよくわかったが、運動が効果的とは知らなかった。
    育児にも自身のメンタルのためにも生かしていきたい内容だった。

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    2025年11月16日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    この本は、現代人にとって非常に衝撃的な一冊でした。普段何気なく使っているスマートフォンが、私たちの脳にどれほどの影響を与えているのかを、精神科医である著者が最新の科学的知見に基づいて冷静に、そして鋭く指摘しています。
    特に印象的だったのは、「人類の脳はスマホの利用に対応していない」という警鐘です。集中力の低下や睡眠障害、さらにはうつとの関連性など、思い当たる節がありすぎて背筋が凍る思いでした。スマホ依存は意志の弱さではなく、脳の進化の歴史に根ざしたメカニズムだと知ることで、自分を責める気持ちが少し和らぎました。
    しかし、単なる警告で終わらず、デジタル社会でどう脳を適応させ、スマホと賢く付き合っ

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    2025年11月13日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    ずっと気になっていたが、スマホ依存症についてぼちぼち書いてあるだけだろうと思っていた。実際に読んでみると、これはベストセラーになっているのに納得。

    「今あなたが手にしている本はデジタル人間の脳は社会に適応していないという内容だ。」7

    なんてことだ!!読み進めると、スマホやSNSを我々が使用しているのではなく、使用させられているのだと理解できる。本書では一日3時間を超えると様々な心身への影響があると述べている。現代ではもっともっと一日にスマホを使用しているだろう。若ければ若いほどその傾向は強いと考えている。若者こそ読むべきであり、若者こそ読まないだろう。大人がこのような知識をこの本を論拠に伝

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    2025年11月12日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    古代人との比較の連続に疲れてしまって、後半はパラパラ読みました。一日のスクリーンタイムをできる限り減らそう。今までスマホが近くにあったから集中できてなかったのかと気付く場面が多々あった。スマホは別の部屋に置き、通勤時間は読書しよう。
    スマホとはうまく付き合っていきたい。

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    2025年11月04日
  • 多動脳―ADHDの真実―(新潮新書)

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    ADHDが昔から存在し、縄張り争いや戦争において活躍したのは実はADHDの特性をもつような「気になったら動かずにいられない人」ではないかという視点は非常に面白かった。たとえば、狩猟時代には家で調理や武器づくりをするよりも、狩猟スキルが秀でている人の方が長として相応しかったし、求められていた。今で言うADHDの要素を含んでいる人のように思う。ADHDは後天的じゃなくて遺伝子に組み込まれてるんだから、こんなに昔の日本にADHDの遺伝子があったのであれば、現世はみんなADHDじゃないのか?とも思う。狩猟民族にとってADHDであると、捕獲率が上がり強みになる。農耕民族にとってADHDであると、じっとし

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    2025年11月02日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    ネタバレ

    個人的に結構面白かった。
    研究結果を根拠として、こうするべきだという意見が述べてあって納得しやすかった。
    そうでなくても、自分自身スマホの使い方に関して思い当たる節が多々あったので、改善していこうと思えた。

    日本だけではなく、海外でも似たような事例があることを知り、スマホの影響は人種の性格からくるものではないのではと感じた。

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    2025年11月01日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    私はスマホ依存症だと思う。
    何時間もスクリーンを見て、SNSを見て、YouTubeを見ている。でも、最近調子が悪い。目も悪くなったし、ケアレスミスが増えている。
    一大決心をして、SNS をログアウト、スマホを隣室の指定の位置に置くようにした。
    でも気になる!どうして?大した情報はないのに。
    と思っていた時に本書に出会った。
    脳のドーパミンは何かあるかも!となると気になる。しかも毎回あるわけじゃない方がいっぱい出る。
    スマホは私たちの集中を全力で奪うように出来ている。
    ジョブズ始め、スマホを作った人たちはその危険性に気づいて、スクリーンタイムを制限している話なんかも興味深かった。私も気をつけなけ

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    2025年10月27日
  • スマホ脳(新潮新書)

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    この本を大学生の早い時期に読めたことは、自分の人生にかなり大きな影響を与えた。

    SNSはできるだけ触らないようになったし、集中して本を読んだり作業する時は、スマホを見えないところに隠す習慣ができた。

    スティーブ・ジョブズが子供にスマホを渡さなかった事がかなり説得力ある事例。

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    2025年10月26日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    昨今はポジティブ思考、引き寄せ、強く願えば叶うなどの自己啓発の言葉を聞かなくなった気がします。そんな私も、このような類の書籍を読んで、色々と実践してきましたが、いつも目指すゴールに辿り着くどころか、反対に惨めな気分になる自分がいました。それは努力が足りないからだと自分を責め、ここ数年ほどは自己啓発本からは遠のいていました。
    そんな折、YouTubeで樺沢紫苑先生がこちらの書籍を勧めていたのと、サイエンスライターの鈴木祐さんが私たちの脳について興味深い話をされていたのが本書を読むきっかけとなりました。
    本書を通して、なぜ自分が幸せを感じられないのか、でもそれは間違ったことでもなく、そしてどこに目

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    2025年10月23日
  • ストレス脳(新潮新書)

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    技術・娯楽が発達し豊かになったはずの現代で、人々のメンタルは史上最悪と言われている。うつ病をはじめとする精神疾患はなぜ起きてしまうのか。その謎を脳の仕組みと人間の歴史から解明していこうとする新書。
    なにがメンタルにとってリスクになるのか、それをどう防いでいくのか。各所で行われた実験を基にしているので、とても勉強になり面白かったです。
    この本で印象に残っていること
    ・幸せは追い求めるものではなく、意義を感じられることに没頭した先に生まれる副産物。
    ・常に幸せである必要はない。

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    2025年10月19日
  • 運動脳

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    20年ほど前から5年ほど、趣味でロードバイクで一人遠乗りしてして、結婚後はロードバイクを毎日の通勤に使っていて、ストレスや集中力不足で悩むことがほぼありませんでした。
    コロナ禍になって、テレワーク中心になり、自転車通勤もしなくなったら集中力不足で悩まされることが増えてきました。
    本書を読んで、脳と運動の関係が科学的実験の論文引用も交えて説明されていたので、毎日 心拍数の上がる運動をすることに前向きに取り組めるようになり、体調だけでなく、頭脳も若返りはじめた実感があります。
    なによりも、自分の体調やストレス状態をスマートウォッチで見える化して、客観的により運動したくなるように自分をコントロールす

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    2025年10月16日