五十嵐律人のレビュー一覧
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五十嵐律人『不可逆少年』講談社文庫。
『法廷遊戯』に次ぐ、第2作。長らく本棚で寝かせていた。数年前から講談社文庫だけは1冊ずつビニールフィルムで包まれているので、フィルムを剥くのが面倒でついつい読むのを後回しにしてしまう傾向がある。出来ればフィルムを簡単に剥けるような講談社文庫オリジナル栞をサービスして欲しいものだ。
と、言い訳めいた前置きが長くなってしまった。
『法廷遊戯』は完成度の高い法廷ミステリーだったのだが、本作では視点が一貫せずにどこにテーマがあるのか見い出せず、読後にもやもや感が残った。
少年犯罪に真摯に向き合う家庭裁判所調査官の瀬良真昼を描きたかったのか、犯罪の渦中に身 -
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ネタバレ【内容】
キャンパスの片隅で無料の法律相談所を開いている主人公の古城と相談にやってきた戸賀。
戸賀の住む家の謎を解決したことをきっかけに助手となった戸賀と古城が『無法律』にやってきたリベンジポルノ、毒親問題、カンニング騒動などの事件を解決する物語
【感想】
ひとつひとつの物語が重すぎず軽すぎずでちょうどいいものだった。
解決策もそれぞれで飽きることがなかった。
ただちょうどいい反面、謎自体は予測できるところもあったので驚きまではなかった。
五十嵐さんの作品で確固たる主題みたいなところが見つからなかった作品は初めてだったので、その点も若干の物足りなさに繋がっているのかもしれない。 -
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購入済み
冒頭部からいきなり
冒頭部からいきなり残虐シーンで始まる物語である。少年犯罪というもの特有の難しさを描こうとした作品であるが、必ずしも成功しているとは思わない。登場人物のキャラクター設定が比較的類型的なような気もする。結論もかなりありきたりである。
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