和田秀樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
《感想》
人間の「オス」について、精神科医の和田秀樹氏と生物学者の池田清彦氏が対談形式で(良くも悪くも)好き放題話している、というコンセプトの本。両者とも生放送NGの「危ない人」らしい。ポリコレ批判やエロの真剣話は結構好きなので楽しませてもらったが、興味深いと思った箇所もあれば、それはちょっと一面的では…と思った箇所も両方。本書のコンセプト上仕方ないが、読み手としてはもう少し整理されたものを読みたかったかな。対談形式だからこその利点もあるだろうが。
《メモ》
①我慢しないことが脳の若返りの秘訣。好奇心を抱いたことにはチャレンジすべき。
②自分の好きなことだけをするよりも、適度に面倒くさいこと、気が進まないことが混じって多少のストレスがかかったほうが良い。
③若い人でどうも気力が出ない原因を調べてみるとテストステロンが足りていないくて、投与すると元気を取り戻すというケースが少なからずある。
④たいていの動物のオスはペニスの先にトゲがある。交尾の最中、メスが逃げるのを防ぐため。
⑤性自認ギャップは生物学的には脳の構造上の問題とされている。
・脳の分界条床核が大きい[小さい]と性自認は男性[女性]
・前視床下部間質核が大きい[小さい]と女性[男性]を好きになる。
・体の性は妊娠2ヶ月足らずで決まるが、脳の性は妊娠5ヶ月くらいで決まる。両者は必ずしもパラレルにならず、中間的な人もいる。 -
Posted by ブクログ
和田先生、めっちゃ怒ってるなぁ〜笑
日本の政治は、高齢者に迎合してるわけじゃなくて、金持ちに迎合してるんだよね。それはその通りだと思う。
若い人たちだって、これから歳を取って「高齢者」になっていくのに、自分たちの未来である高齢者を叩いてその立場を悪くしていくことに何の意味があるんだろう。
弱者と弱者が叩き合うんじゃなくて、弱者が連帯して強者に楯突いていかなきゃ、今の辛い現状は変わらないのに、自分が「弱者」の側にいるって認めたくない人ばかりだから、金持ちの味方みたいな振る舞いをしてしまう。
あと日本人は数字見ないっていうのもその通りだと思う。全部「印象」で物事が決まっていく。いくら数字で説明しても、自分の肌感に合わないことはアクロバティックな理論で棄却されてしまう。
でも和田先生はいっぱい本も出してるし、本が出るってことは売れるってことだから、一定の人数刺さる層がいるってことで、それは希望だよねと思った。 -
Posted by ブクログ
Audible
定年後の為の情報収集
タイトルからはもっと刺激的な内容かと想像していたが、一般的に言われていることに対して経験、データ、筆者の考えが提示されている
・日本人は不安がりやすい(予期不安)
・不安にどう対処するかを考える事が必要
・がんになった場合の対処法を考える(どこの医師に掛かる等)
・60代でがんが見つかる確率50%
・65歳以降でのうつ病の率が上がる(3%→5%)
・前頭葉の萎縮で感情のコントロールが低下する
・性格の先鋭化
・男性は男性ホルモン減、女性は男性ホルモン増で活発になる
・がんは治療しなければ、2か月前位までは楽、治療するから苦しい
・余命を受け入れることも良い
・子供に資産を残すより子供の為に使う -
Posted by ブクログ
たまたま最近三森みさって人のトラウマ治療漫画読んでたから乖離だとかインナーチャイルドとか専門っぽいワードについては引っかからず読むことが出来た。
この作者さん的には自分のお母さんとの距離感を自分なりに掴めて今いい感じに保ててるみたいだけど、私から見たらちょっとお母さん虫が良すぎない?とは思っちゃったな(笑)LINEのやり取り見てもたまたま娘側が冷静に過去のことを整理してくれたのに乗っかっただけ感があるというか…(厳しすぎ?笑)。だって経済的に依存するために男を優先したり入院した時とか結構酷い暴言を千恵さんに吐いてたりしたよね?だからか最後のお手紙にはちょっと冷めちゃった…。虐待する親は自分なりに愛してましたとかそりゃ言うもんな。それもまた事実なんだろうけど。
でも作者の言う通り、「母親も親である前に一人の人間」と思うのが毒親から開放される第1歩なのは間違いないと思う。「この人は人間的に未熟だったんだから仕方がない」と、他人を切るのと同じようにある種諦めることが出来るようになるからね。
対談の章を見て確かにと思ったけど、虐待は死んだらおおごとで可哀想、頑張って生き残ったらドン引きって確かに被害者側からしたらこんなに理不尽な話はないなと思った…。やっぱアメリカくらい厳重に処罰するべき。 -
Posted by ブクログ
年齢とその人の元気度合いとは、必ずしも同じではないという事は、周りを見渡しても納得なのですが、では、その違いは、いったい、いつから始まっているのか、80、90歳になっても楽しく気分良く毎日過ごすにはどうしたらいいのか、そんな疑問に少しでもヒントがもらえたら、と思って読みました。60歳過ぎたらその後の人生は「やりたい放題」でいいと作者は、おっしゃってます。残りの人生を、いかにじぶんにとって楽しい時間に変えられるかを重視していこうとも。「かくあるべし」という思考から「ほどほど」という思考に変えていく、週に1日「適当な日を」作って、自分の張りつめた気持ちを解放させる。なるほどと思う事がたくさん書いてあります。「大きな幸せを一個持っているよりも、小さな幸せをたくさん持っている人のほうが落ち込みは少ないようだ。何か落ち込むようなことがあっても、この先の人生には数々の小さな幸せが自分を待っている。そう思うと、自然と気持ちも明るくなるのではないか。」「自分が落ち込んで不幸から抜け出せないようにならないためにも、日々の生活の中で小さな楽しみや喜びをたくさん見つけておいてほしい」「一見、何気ないような幸せが、いざというとき、60代以降のあなたの人生の心の支えになってくれるはずですから」「趣味に没頭して前頭葉を刺激すべき」「お金をどんどん使って人生を楽しむべき」→お金を使って富を周囲に循環させ、自分も他人も喜ばせることができた人は、他人から好かれる→幸せな人生を歩む「月に一度のぜいたくで人生を豊かに」→ぜいたくをして楽しんだ記憶は、自分を支える一生の財産になる。「親の財産は当てにしないほうが円満な人生を送れる」→「親の人生を当てにしない代わりに、あなた自身が子供に財産を残す必要もありません」つまり、はっきりと子供には、事前に自分の稼いだ財産は残さないと伝え子供や孫から「何か欲しいものがある」と相談を受けた際、自分がお金を出したいと思うものであればお金を出すくらいの関係性のほうがちょうど良い。事前に伝えておくことで、子供は余計な期待を持たず親の財産を当てにせずに済むし、親も最期まで自由な人生を楽しむことができるはず。生きているうちに大切な存在にお金を使うことは、いいこと。みんなに感謝される機会を増やすほうが、残りの人生はもっともっと楽しくなるはず。人間は、いつ亡くなるかわからない、だから不安に駆られてお金をため込んでしまう。でも、お金はあの世には持っていけない。さきのことは心配し過ぎず、幸福感を高めることを優先してほしい。
なるほどと思うことがたくさん書いてありました。“コツ”が60書いてあったのですが、“コツ53”の夫婦だからといつも一緒にいる必要はないという章に多いに共感。距離感を大切にするべきだという事も。外食や旅行なども、無理に夫婦二人で行く必要はありません。夫も妻も、自分が行きたい場所に行きたい人と一緒に行くようにすればいいのです。適度に自分一人の時間や、配偶者以外の人と交流することで、気も紛れるし、相手を「一人の人間」だと認識して、もっと優しくなれるはずです。確かにそうだなぁーと。今年、90才になる母が残りの人生を楽しく過ごせるように、その手助けが少しでもできたらなぁーと思い、読みました。とても参考になりましたし、自分もそうしていきたいと思いました。