スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチのレビュー一覧

  • 戦争は女の顔をしていない 1

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    女性の大変さがとてもよく書かれていてわかりやすかった。「同志少女よ、敵を撃て」もソ連対ドイツの戦争だった。これは短編集7つの話。洗濯部隊というのがあったのを初めて知る。洗濯機などないから手が大変なことに。戦争での女性の頑張りを知る。昔だからなのか?戦時中で物がなかったからなのか?両方なのか?とても不便で苦しく辛い体験ばかり。マンガで読みやすかった。

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    2022年08月14日
  • 戦争は女の顔をしていない 3

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    第二次世界大戦の真実を明らかにする…。
    「一言で言えば、ここに書かれているのはあの
    戦争ではない」…。500人以上の従軍女子を
    取材し、その内容から出版を拒否され続けた、
    ノーベル文学賞受賞作家の主著。
    小梅けいとによるコミカライズ。

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    2022年05月25日
  • 戦争は女の顔をしていない 2

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    第二次世界大戦の真実を明らかにする…。
    「一言で言えば、ここに書かれているのはあの
    戦争ではない」…。500人以上の従軍女子を
    取材し、その内容から出版を拒否され続けた、
    ノーベル文学賞受賞作家の主著。
    小梅けいとによるコミカライズ。

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    2022年05月24日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦の真実を明らかにする…。
    「一言で言えば、ここに書かれているのはあの
    戦争ではない」…。500人以上の従軍女子を
    取材し、その内容から出版を拒否され続けた、
    ノーベル文学賞受賞作家の主著。
    小梅けいとによるコミカライズ。

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    2022年05月24日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

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    戦争中き看護婦をしていた女性の話
    「幸せって何か…」
    「殺された人ばっかりが横たわっている中に生きている人が見つかること」
    という話が印象に残った。でも、彼女の言う幸せは「救い」ではない。

    戦争は「痛み」しか生まない。
    「救い」のない「痛み」だ。

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    2022年05月06日
  • 戦争は女の顔をしていない 3

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    メモ:苦難の意義付け『故郷は何故兵士を殺したか』に関する関心から、1巻から定期購入中。
    本書28ページで「~そういう人達は新聞や本で読んだ言葉ではなく自分の中から言葉を取り出す」「自分で体験した苦しみから出てくる言葉だ」「不思議なことに教養のある人ほどその感情や言葉遣いは時代の常識の影響を受けている」にどうしても目が吸い寄せられる。
    現在のウクライナ情勢だけでなく、日本が経験した戦争というものに思いが及ぶ日本人はどれだけいるのだろうか。
    残された人々だけでなく、それを知り得る立場にある我々が語り継ぐべき歴史とは何か?を考えさせる書籍である。

    この漫画を書いているのであれば某月刊誌等はしばらく

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    2022年04月01日
  • 完全版 チェルノブイリの祈り 未来の物語

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    核はこわい
    核の情報操作、放射能障害で沢山の方がなくなる 
    一方でチェルノブイリツアーの人気
    怖いもの見たさなのでしょうか
    まだ終わっていない、これからも原発がある限りリスクは続いている

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    2022年02月16日
  • 完全版 チェルノブイリの祈り 未来の物語

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    “ここでは私たちみんながチェルノブイリの被災者です。庭の畑のりんごやキュウリをごちそうされてもお互いに驚いたりしません。もらって食べます。あとですてようと、きまり悪そうにバックやポケットにいれたりしない。私たちは記憶をともにし、運命をともにしています。ところが、よそではどこでも私たちはのけ者にされる。〈チェルノブイリの人々〉〈チェルノブイリの子どもたち〉〈チェルノブイリの移住者〉。もうすっかりおなじみのことばです。”

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    2021年05月26日
  • 完全版 チェルノブイリの祈り 未来の物語

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    完全版の前の版を読みました。
    チェルノブイリ原発事故の事実は世界中誰でも耳にしたことはあると思う。
    社会主義国家による情報統制下でこれまでの35年間、そして今後も何百万人ものベラルーシ国民が悲惨な状況下で、日常生活を送るさまになんとも言えない無力感を感じる。こんな世界が普通に存在するのかと。
    政府だけでなく、医師、科学者、教育者誰ひとりとして真実を国民に伝える事が出来ず、ただ、ひとりひとりが目の前で起きたことを語る。それが国民が知る唯一の真実だから。
    先の福島第一原発事故を国会事故調査委員会は人災と報告したが、チェルノブイリ原発事故もここまで被害が広域かつ長期的となり、多くの国民を苦しめる状況

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    2021年05月08日
  • 戦争は女の顔をしていない 2

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    ネタバレ

    ・8 著者の生い立ちや原作執筆の動機?
    ・9 つづきは1巻3話へ って……
    志願に見えるのですが、それでも徴兵・召集の体をとるのね。
    ・10 >絶滅危惧種のマンモス 絶滅種じゃ?
    ・11(中編) 上官に「おじさん」 男だったら、半殺し。というか、そういう概念すらないでしょうけど。
    これは、一般論として、女性が前線にいるのは普通じゃない、男としての自責の念みたいな雰囲気があったと思っていいのでしょうか。
    ・11(後編) 衛生指導員を戦車に張り付けても、犠牲者を増やすだけのような。士気高揚なんでしょうけど。
    証言の二重性に言及したのはおどろき。史実の追求より、従軍した人間を描きたいのかも。

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    2021年05月05日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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    ユートピア5部作の中で1番読むの大変だった。ソ連の体制分からない(汗)
    望みはブラジャーとジーパンだったのに、人生全てを捧げて作り上げた国が消えて、残されたのは紙屑同然になった貯金と自己責任。
    ロシアで今もソ連を懐かしむ人達がいるのが理解できなかったけど、これ読んで納得しました。
    巨大なドーナツを皆で切り分けて穴をつかまされたって表現が的を得て妙。

    誰でもバレエのチケットが振り分けられ、詩人の朗読を聴くためにドームが満杯になるって凄い。
    でもやっぱり、密告と収容所がまかり通る世界はいかん。

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    2021年01月26日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    ted

    ネタバレ

    戦記、戦争ものとしてはとても面

    絵柄が可愛すぎるので笑ってしまった。
    ソ連の女性兵士と言ったら顔はまだしも体は屈強なおばさん達ですね(笑)
    彼女達はナチスに対して被害者面するが、彼らは返す刀で我が国の影響圏にあった満洲、朝鮮に侵攻して在地日本人を多数虐殺、拉致して、この本のような「女性」達を大量に陵辱し殺した実績のある侵略者でもある筈です。
    戦前のフィンランドやポーランド侵攻は無かったことになっているのでしょうね。
    彼女達は大祖国戦争ではナチスに憎悪を抱いていますが、彼らの祖国に同様に憎悪を抱くバルト三国を初めとした東欧、かつてのソ連衛星国は山程居るというのも戦争の現実です。
    そして女性は今の女性の地位が幾度もの戦

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    2021年01月14日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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    前半はソビエトを懐かしむインタビューが多い。社会主義の頃はとんでもない金持ちはいなく年寄りは自分の年金だけで暮らせてた。。。
    「今は何を読んでいるの?」が挨拶だったり、詩人の朗読会にスタジアムがいっぱいになったり、資本主義以前のソ連の様子は「こんな世界もできるんだ」というかんじ。見習う面もあるのでは?亡くなった母が新聞の切り抜きを本棚いっぱいにためて、どの記事もたくさん線が引いてあるとか、レベル高い。でも密告とか情報統制は恐ろしい。
    後半は戦争の話ばかりで、しかも自分の家に敵が来て虐殺されたり、強姦されたり、隣の人が家財道具を盗んでいったり、日本にはない恐ろしい記憶の数々が何人もの言葉で語られ

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    2017年11月11日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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    さすがにドストエフスキーの国の話らしく、読んでいる間は鬱々として愉しまず、時おり挿まれる笑い話は苦みが過ぎて笑えず、読語の感想は決して愉快とはいえない。しかし、景気悪化がいっこうに留まることなく、それとともに戦前回帰の色が濃くなる一方の、この国に住んでいる身としては読んでおいた方がいい本なのかもしれない。副題は「『赤い国」を生きた人々」。歴史的にも何かと因縁のある国でありながら、戦後アメリカ一辺倒でやってきた日本にとって、ソ連、そして最近のロシアという国は、近くて遠い国といって間違いはないだろう。

    筆者は、昨年(2015年)のノーベル文学賞受賞者で旧ソヴィエト連邦ウクライナ共和国生まれ。この

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    2016年10月27日