スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチのレビュー一覧

  • 戦争は女の顔をしていない 2

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    第2巻も深い。一番笑えて、かつ重かったのは、決戦前夜に、童貞の上官からSEXを迫られた女性兵士の話。上官の気持ちも分かるし、逃げた女性兵士の気持ちも分かる。それを公表することを嫌がったことも。そんな、表に出ない戦場の秘話がいくらでもあったのだろう。

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    2021年01月21日
  • 戦争は女の顔をしていない 2

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    戦争というものの非情さが迫ってくる。体験者の真の言葉は重い。このような形で伝えてくれている意味はとても大きい。

    1
    2021年01月03日
  • 戦争は女の顔をしていない 2

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    特に冒頭から引き込まれるのは我々が「戦後」を生きる日本人だから。
    何故か近年忘れられがちであるが、100人いれば100通りの戦争があるのだけど。

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    2020年12月27日
  • 戦争は女の顔をしていない 2

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    読まなきゃ良かった……と、言ってしまいたい。これが事実で現実じゃなかったら。 #漫画 #戦争は女の顔をしていない

    0
    2020年12月26日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    購入済み

    とても深いお話

    タイトルを見たときにはどうせ味方の上官や敵兵に強姦されてるエピソード満載なんだろうと偏見を抱いていましたが、中身はそんなレベルの話ではなく軍隊における女性の立場の事を描写されています。

    女性の気丈さと切なさに思わず感涙を流してしまう、素晴らしい漫画です。

    4
    2020年09月28日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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    今まであたりまえのように暮らしていた生活が、日常の小さな喜びすら味わうことができないほどに一変する現実に向き合ったとき、わたしたちはどうやって生きていくのだろう?ましてや、それが自分や家族の生存すら危うくなるような現実だとしたら。
    今わたしたちは、パンデミックという世界の誰もが経験したことのないような現実を目の前にしている。今までどおりに生活できない息苦しさも感じている。おそらく、パンデミック後の世界は、今までとは違った世界になるにちがいない。つまりは、それまでの世界が「セカンドハンド」となるのだ。

    0
    2020年04月28日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    購入済み

    良書

    今まで知らなかった角度から戦争を捉えられることができるマンガ。

    これをきっかけに、戦争を主題とした本や映画を見るようになった。

    様々な体験者にインタビューをしてまわるという構成で、短編となっている。

    つい涙がでるような体験談もあった。

    4
    2020年04月09日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    購入済み

    空を指す手

     勇敢な女たちの従軍体験記を漫画で読み易くした本と朝日新聞で見て、読んでみました。読者は絵があるので視覚的に理解でき、スラスラと読めました。しかし、作者の苦労たるや、服装にしろ、戦車や銃器などの背景にしろ、目で理解してしまうので、適当に書くことができず、きちんと考証して書いているとのコラムでしたが、本当にその通りだと思いました。
     性差による決めつけは個人的に大嫌いですが、当時も現代の私たちと同じような考えを持って戦場に飛び込んだ女性たちがいたことは驚きでした。
     男性と同じようにと言いながら、最後の最後で女であることを武器に窮地を乗り越えたのも、生死の瀬戸際では仕方ないのかもしれません。
     戦争が始まったら、男女関係なくいつ死ぬか分からないギリギリの生を生きるしかないのも、平和しか知らない私には、想像するしかありません。
     原野で倒れた兵士の腕が空を指して生き絶えていたという場面が目に焼き付いています。

    0
    2020年03月12日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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    1991年、ソ連邦崩壊。世界史年表にしたらたったこれだけの
    文字数で済んでしまう。だが、その1行は多くの人々の生活を
    根底から変えた。

    これまでの価値観を180度変えてしまった「20世紀の実験場」
    の崩壊は、市井の人々に何をもたらしたのか。「赤い国」を
    生きた普通の声を集めたのが本書だ。

    国ががらりと姿を変える。今まで「悪」とされて来たことが「善」
    となり、「善」とされてきたことが「悪」となる。資本主義への
    移行期間に、金儲けのチャンスを見出す人もいれば、ソ連時代の
    価値観を捨て去ることへの感傷を抱え込む人もいる。

    ソ連はユートピアのはずだった。アダムとイブが住んでいたのは
    ソ連ではないのか?と言われるくらい。何故なら、着る物もなく、
    食べる物もリンゴしかないのに、自分たちを幸福だと思っていた
    から・・。あ、これはアネクドートだったわ。

    社会主義から資本主義への転換。それがもたらしたのはハイパー
    インフレと紙くず同然となったルーブル紙幣。そして、混乱の
    どさくさに紛れて国営企業を手中にし、大金を懐にしたオリガ
    ルヒと呼ばれる新興財閥の台頭だった。

    「ロシアには強い腕が必要なんです。鉄の腕が。ムチを持った
    監視者が。だから、スターリンは偉大なんですよ!」

    このように語る人がいる。だから、ロシアはプーチンを選んだ。
    再び「強いロシア」を実現してくれる指導者を求めて。

    「あの頃は良かった」。実際にはデストピアだったソ連を、懐かし
    み、「あの時代」に戻ることを希求する人のなんと多いことか。

    以前、ルーマニアでもチャウシェスク時代を「あの頃は良かった」
    と懐古する人たちが現われたのも、ソ連を懐かしむことと同じな
    のかもしれない。

    政治が、経済が、生活が、がらりと変わってしまったら誰でも
    「昔に戻りたい」と感じるものなのだろうね。

    ただ、近年の日本で「大日本帝国よ、もう一度」と夢見ている人
    とは似て非なるものだとは思う。

    600ページを超える大作だが、ひとつの国歌が体制を変化を余儀なく
    された時、人々は何を感じ、何を思っていたのかを知ることの出来る
    良書である。

    尚、本書の著者がノーベル文学賞を受賞してから、日本でも岩波現代
    文庫で作品が出ている。私がどうしても読みたい『アフガン帰還兵
    の証言』も復刊してくれないだろうか。

    0
    2019年09月01日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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     ソ連崩壊後のロシアとは、明治初年度の没落士族たちがアル・カポネ支配下のシカゴに放り込まれたようなものだということがまことによく分かる。
     著者は2015年のノーベル文学賞受賞者。
     祖国ベラルーシやロシアでは危険人物扱いされて不自由を強いられているだけに、この賞もまだまだ捨てたものではないとあらためて思う。

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    2018年07月07日
  • セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人びと

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    ネタバレ

    資本主義の国に生まれていて良かったと思いました。共産主義思想にどっぷり浸かっているソ連の人は、共産主義は素晴らしい、レーニン万歳!なのでしょうが、私からすれば夢も希望もない国です。おのれの人生は国の体制に翻弄されるばかり。そして、チェチェンで起こったことは、残虐の限りを尽くした報復の嵐であり、完全に人間性を喪失している。このように恐怖が染みついたロシアの外交は、想像を絶する冷淡さを内包していると思います。日本の外交は歯が立たないのではないかと危惧いたします。

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    2016年12月11日
  • 戦争は女の顔をしていない

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    ミソジニーとジェンダーギャップと戦争の傷が煮詰まっている
    戦争に行きたかった人たちばかりで、やや、ほんとかなあ、という気持ちもあるが、本当なのだろう。しかし、当時は戦前に出ることばかり喜んでいたが全然に出るまで現実を知らなかった、と語る人は多く、愛国教育というのは凄まじいものである。幾らかの人間は現在も前向きに捉えているようだから、戦勝国にとって戦争は痛快のようだ。
    前書きにはソ連時代の戦争の語られ方が記されているが、戦勝国が振り返る戦争というのは日本人にとっては新鮮だった。敗戦国として、そして軍部による戦争被害者として反省を掲げた日本社会では、戦争は男の顔と女の視線を持ったキメラの様相を呈しているのではないか。日本では、生活に着目した振り返りがロシアよりは盛んなのだろう(そして、男の経験として語られるとはいえ、勇ましく語られることは少ないだろう)とは感じられるところである。

    「何をするかなんて疑問を持たなかった。戦いたかっただけ。戦うってことは何か具体的にできることだなんて考えもしなかった。」

    「若い人って自分は不死身だと思ってる。私は、自分が死ぬなんて信じられなかった…」
    「戦争では思い出さなければならなかった。何か…人間がまだ人間になりきるより前にあった何かを…」

    「盲目でその上汚れていなかった。あたしたちは二つの部分からできている、二つの現実で生きていた」

    「それまでの当たり前の生活をすぐに止めるのは難しかったわ。心だけでなく、身体全体が抵抗していた。(中略)憶えているわ。あのハイヒールを履いて悦びに溢れてその店から駆け出したのを。ところが至る所煙だらけ…轟音がしていて…すでに戦争の中に身を置きながら、まだ戦争のことを考えたくなかったの。」

    「聞き手が多いほど、話は無味乾燥で消毒済みになっていった。(中略)恐ろしいことは偉大なことになり、人間の内にある理解しがたい暗いものが、たちまちどころに説明がつくことになってしまった」

    「私たちの時間はどこへ消えてしまったのだろう?何の技術もないし、なんの専門もない。知っているのは戦争だけ。できるのは戦争だけ。」

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    2026年10月02日
  • 戦争は女の顔をしていない 6

    購入済み

    凄まじい

    女性が前線で戦うなんて信じられないと
    毎回思いながら読んでいます。

    そして、自ら前線に志願する女性の多さにも驚かされます。

    #怖い

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    2026年07月10日
  • 戦争は女の顔をしていない

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    戦争中の状況が、女性たちの証言によって生々しく伝わってきます。最後まで読まなくては!と思い、休憩しながら読みました。
    今も終わらない戦争があります。この本を読んで感じたことを反戦の力にしたいです。

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    2026年06月23日
  • 戦争は女の顔をしていない

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    この本を読むきっかけとなったのは、『同志少女よ、敵を撃て』でした。参考文献となっているこの本に興味を持ちました。100分で名著でも紹介されており、いつか読みたいと思っていたところでした。

    証言文学として、生々しい話が多かったと思います。
    死と隣り合わせの戦場で、一夜で白髪になってしまったとのエピソードは、大変なストレスだったのでしょう。
    それでも、良いエピソードとして、敵であるドイツ兵の捕虜に食べ物を分け与えて、人としての喜びを感じるところは感動しました。

    戦争で一番嫌なことは、『男物のパンツをはいたこと』の証言には、肝っ玉が座っていると驚いちゃいました…

    戦争の残酷さを知ることも大切なことだと感じました。

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    2026年06月08日
  • 戦争は女の顔をしていない 6

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    自ら志願して前線に出た女性の話は、どこに着眼点を置いて考えたら良いのか、迷う話だった。自ら志願して後方に下がることすら望まなかったけど、戦場は白兵戦をする地獄⋯

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    2026年06月03日
  • 完全版 チェルノブイリの祈り 未来の物語

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    チェルノブイリ原発事故の中を生きた
    庶民を中心とした証言集
    小説ではないので涙が流れる事はないが
    同苦しかない作品

    最初の証言の愛が死かの選択から始まり
    愛に尽くしきった最後の証言が
    とにかく心がキューとなり胸が張り裂けそう

    事故で
    引っ越した先での子供あだ名が「ホタル」だとか
    もうどうしたらいいのか
    わからないくらいモヤモヤ感いっぱいになる

    3.11のあの感覚が少し蘇る感じがあったし
    日本でも同じような事があったなぁと感じた作品

    日本もそうだったが
    国のトップが終わってるとこうなるかと
    ひたすらに感じるし憤りしか感じない
    ノーベル平和賞受賞とか茶番でしかないと感じる
    ソビエト連邦の崩壊が
    今のあらゆる国での核開発の原因の一旦なので
    余計にイライラ感が募る

    このような事故が起きた時の対処法
    ①頭を石鹸洗う
    ②ヨウ素剤を飲む
    ③窓を閉める
    ④3時間おきに床を拭く
    当然
    外に出ないとか現地の物を食べない等は除く




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    2026年05月29日
  • 戦争は女の顔をしていない 6

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    今回は同じ人の話が長かった。
    それとは別に最後は色んな人が少しずつ話している。 
    この漫画は6冊目だが、どれも生の声というか、戦争が本当にあったことなのだと感じられる。

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    2026年05月24日
  • 戦争は女の顔をしていない 6

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    同じエピソードの長編は初めてかもしれない。原作を読んだのはずいぶん昔なのでどのへんのエピソードなのかを思い出せないのが残念だが。

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    2026年04月09日
  • 戦争は女の顔をしていない

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    従軍したソ連の女性たちの話。
    想像を絶する体験なのに、少女らしい雰囲気も漂っている話が多くて、なんだか読んでて不思議な気持ちになる。
    ただずっとツライ。
    読んでて胸がギューっとなる感じ。

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    2026年03月12日