スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前半はソビエトを懐かしむインタビューが多い。社会主義の頃はとんでもない金持ちはいなく年寄りは自分の年金だけで暮らせてた。。。
「今は何を読んでいるの?」が挨拶だったり、詩人の朗読会にスタジアムがいっぱいになったり、資本主義以前のソ連の様子は「こんな世界もできるんだ」というかんじ。見習う面もあるのでは?亡くなった母が新聞の切り抜きを本棚いっぱいにためて、どの記事もたくさん線が引いてあるとか、レベル高い。でも密告とか情報統制は恐ろしい。
後半は戦争の話ばかりで、しかも自分の家に敵が来て虐殺されたり、強姦されたり、隣の人が家財道具を盗んでいったり、日本にはない恐ろしい記憶の数々が何人もの言葉で語られ -
Posted by ブクログ
さすがにドストエフスキーの国の話らしく、読んでいる間は鬱々として愉しまず、時おり挿まれる笑い話は苦みが過ぎて笑えず、読語の感想は決して愉快とはいえない。しかし、景気悪化がいっこうに留まることなく、それとともに戦前回帰の色が濃くなる一方の、この国に住んでいる身としては読んでおいた方がいい本なのかもしれない。副題は「『赤い国」を生きた人々」。歴史的にも何かと因縁のある国でありながら、戦後アメリカ一辺倒でやってきた日本にとって、ソ連、そして最近のロシアという国は、近くて遠い国といって間違いはないだろう。
筆者は、昨年(2015年)のノーベル文学賞受賞者で旧ソヴィエト連邦ウクライナ共和国生まれ。この -