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500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ、第5巻が登場。
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Posted by ブクログ
1話読むだけでも自分が起きたことのない時代、経験したことのない戦場の空気と、その中で必死に生きた女性たちの感情が伝わってきて胸が苦しくなる。 自分がいかに幸せな時代を生きているか、家族で日々穏やかに暮らせることに感謝したくなる。 軍の中で必死に戦う女性たちの姿が現代の企業や官公庁中で働く女性たちと似...続きを読むている気がして、男性が作った組織の中で幸せになれる女性はいるのだろうかと思った。
今病院まで読んできた全ての巻に通じるが、女性ならではの戦場での苦労と工夫がたまらない。女でありながら男として兵士としての役割もプラスされ、男以上に大変だったはずだ。 戦争をしてはいけないとつくづく思う。
スヴェトラーナ・アレクシエービッチの『戦争は女の顔をしていない』のコミック版の第5巻。原著の各エピソードを個別に漫画化しているので、順番も沿っていないので何巻まで続くのかはわからない。おそらくは第一巻から漫画化しやすいエピソードから採用していたのだろうから、あとどれくらいのエピソードが残っているのだ...続きを読むろうか。しかし、この巻の話においてもそれぞれのエピソードが一つの物語をきちんとなしている。それぞれの個人の体験がひとつひとつが重いことの現れなのだと思う。 スヴェトラーナ・アレクシエービッチの『チェルノブイリの祈り』の増補版、既刊の1.8倍の増補改定、が数年前に出ている。そろそろこちらも読んでみないとな、と思う。
シリーズも5冊目。今回はなんていうか前巻よりよかった。一番インパクトがあったのはやっぱり1巻で、そのせいかしばらく慣れのようなものも感じてしまってたのだけど、今回は「女らしくありたい気持ち」の話がまとまってて、戦場にあった女性についてより意識できた。
だんだんと読むのが辛くなってくる 次巻は、読めるかな… 女性が女性として、女性に扱われないって 国のために頑張ってるのに、女子トイレも女風呂も断られるってありえない
男女が“平等”だと言うのは、男女が“同じこと”をするのが本当に“平等”なのか。この作品はいつも、私たちの思い込んでいる“何か”が違うと思わせているように思えてならない。
パルチザンの葬儀での死亡した兵士の母のエピソードが印象的。 しかし、このまま原作の全エピソードをマンガ化するつもりなんだろうか?
前の巻でもあったけど戦争へ行った女性への風当たりが同性からの方が圧倒的にひどいのは何でなんだろう。 捕虜の話は戦争ではなくソ連が悪い案件では。
今回のエピソードは、これまで以上に「女とは」を感じさせるものが多かったように思う。 それにしても「あいつは女じゃない、兵士よ!」というのは重すぎる一言だ。
第二次世界大戦時の独ソ戦が舞台、戦時の体験を女性の目線で描かれた原作を漫画化したもの第5巻です。兵士として戦場で過ごす中でも女性らしくありたいと、いろんな工夫をして過ごすのですが、上官からは相応しくないと叱責される場面が印象的でした。いかに過酷な環境で非日常の連続であったのかがよくわかります。 現実...続きを読むの世界でも戦争状態の場所があり、いろんなことを考えさせられます。
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戦争は女の顔をしていない
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小梅けいと
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
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