あらすじ
「放射線症病院に14日。14日で人が死ぬんです」愛する夫を2週間で亡くした妻。死にゆく娘を前に何もできなかった父親。汚染された動物たちを殺処分していく猟師。「原発事故」で人生すべてを奪われた人々の悲痛な叫びを書き留めたノンフィクション、第2巻。ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの名著を堂々コミカライズ。
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Posted by ブクログ
初めて、原作を読んだ時を思い出す。
ドイツに行った時、夕食に鹿肉が出された時にこの肉は養殖されたものだから、安全ですと言われた時の強烈な違和感と共に。
ロシアウクライナ戦争で核を使う用意があると簡単に宣言する独裁者。あなたはチェルノブイリの悲劇を現実に見た世代だろう。でも政治家は忘れるのが得意な生き物だから、彼は忘れてしまったのだろう。
この悲劇はもう繰り返してはいけないのに。
Posted by ブクログ
前巻読んだとき、忘れてはならないし知らなくてはならない大事なことだけどでも苦しいと思った。2巻が出てるのを知ったけどでも注文はしなかった。だけど行った本屋に売っていて、やっぱり買ってしまった。
また辛い目に遭った人がいる(おそらく今も辛い)ことを突きつけられて、読んでいて辛かった。
だけどやっぱりとても大事なことだとも思った。漫画でとても分かりやすくダイレクトに伝えてくる。
これを読むとやはり原発は果たして必要なのか、恐ろしいと考えてしまう。