長谷川まりるのレビュー一覧

  • 杉森くんを殺すには

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    評価を★3にすることが正しいのか分からない。思春期の複雑な思考や感情に共感出来る気もするし、あまりにもキレイ過ぎる気もする。模範的に片付いてゆき過ぎる気もする。でも小説の中にはきちんと救いがあるべきだし、読んでいる子どもにとって正しい帰り道も指し示されている気がする。しかし、正しい帰り道を絶対歩けない子どもにはかえって辛い話しかも知れない。私は大人なので子どもが救われていて良かったと思うけど……自分の子どもに積極的に読ませたいものではないかもしれない。

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    2026年06月05日
  • 花売り姫

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    ちょっと不思議なお話でしたね。

    自分は何が好きか、何が嫌いか。
    そのモノは嫌いでなくても、その背景によって嫌いになってしまう。
    心の裏側。

    表紙がきれいでファンタジーかと思いきや…。

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    2026年05月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    児童書だと気が付かず手に取った。
    他者とどう付き合っていくか、向き合っていくかが書かれていて、大人が読んでも面白い。カジュアルな文章で、大人でも答えを出していない事が書かれていて、ハッとする。若いって良いなとも思う。

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    2026年05月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    高校一年生の主人公ヒロの親友「杉森くん(女の子)」が自殺した。それを、どう受け止め、乗り越えていけば良いのか。
    ヒロは表面的には冷静のようだが、深く傷ついているのは確かで、家族やクラスメート、新しい趣味を見つけたりしながら、乗り越えていく。

    杉森くんが、実際には何が一番つらかったのか、明確にはわからなかったが、子どもに限らず、現代のストレスの中で生きていくと、積もった疲れも含めて「落ちて」しまうことは多い。誰もが、どこかに「逃げ道」や「捌け口」を持っておくべきだが、それは誰か一人に縋りつくことではなく、相談場所を多く持つこと。
    この本流にいうと、それが「依存」ではなく、「自立」することなのだ

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    2026年05月20日
  • 杉森くんを殺すには

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    YA小説は小中学生の頃からちょくちょく読んでたけど、自分が子供のときにこんなに考えさせられる作品はなかったな〜。
    最初はただ目を引くためのタイトルかと思ってたけど、ちゃんと意味があった。
    大人が読んでもずっしりくる内容だったけど、友人関係で悩むことの多い小〜高校生くらいにこそ読んでほしいって思ったから、YAから出してるのはやっぱり正解。

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    2026年05月13日
  • 杉森くんを殺すには

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    読み終えて、まず最初に
    「児童書にしてはかなり重いテーマだな」
    というのが頭に浮かんだ。
    児童書と聞くと小学生向けかなと思ってしまうが、主人公も高校生だし、中学生くらいを対象にしているのかなと。

    主人公が周囲の人間に恵まれ過ぎてるくらい恵まれているので、そういうところは児童書チックかも。

    今どきの中高生は、トー横キッズしかり、結構サバイバルな人生を歩んでいる人もいるし、自分の自我の確立とインターネットなどの情報の多量さが逆に生きづらさを生んでしまっている部分もあるのかなと感じた。

    中高生よ。
    辛いことがあって、誰にも相談できないと思った時に、電話相談しかりカウンセリングしかりメンタルクリ

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    2026年05月07日
  • 杉森くんを殺すには

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    軽く読めたな~。なんとなーく結末も分かる。けど、人によっては勇気づけられる内容なのかもしれないと感じる良本なのかも。読みやすいので、読んでみる価値はある。

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    2026年04月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    タイトルからザクッとしている。物語の最初から中盤まで、表紙の絵とは異なりかなりサイコパスな感じに思えた。終盤で急に青春物に変わっていく。主人公の葛藤が現代のティーンエイジャーの精神的な悩みが本題のようだ。

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    2026年04月22日
  • かすみ川の人魚

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    わりとさっと読めて、はっきりしないまま終了したところもあるけど、ファンタジーや教訓が程よくてよかった。ファンタジーといってもゆめ可愛い感じではなく、やや暗くて湿度がある

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    2026年03月31日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    ひりひりと痛い話でした。思春期、リストカット、自殺、助けを求めることの難しさがある。まわりのひとは気づきながらも放置してしまう、取り返しのつかないことになった時大きな喪失感と後悔に苦しむのだろう。それでも人は生きて行かなくてはならないし、過去と折り合いをつけていく。依存先、相談できる人は多い方がいい。孤独や絶望にのみこまれて自分を殺してしまわないように。

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    2026年03月25日
  • ぼくのシェフ

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    奇病が国に広がる2年前、有名シェフの息子シャールは
    貧民街で暮らす男の子・アズレと出会う。シャールは
    アズレに料理と字を教え始めるが…。料理をテーマに
    描く、少年たちの友情と命の物語。登場する料理の
    レシピ付き。

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    2026年03月29日
  • 花売り姫

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    SNSで炎上し父が持病で亡くなり母の実家に引っ越してきた梓未

    屋根裏から覗いた先には綺麗な花畑

    そこで出会ったひい名乗る少女と梓未は嫌いなものと交換して花を売ってもらった

    季節関係なく花が咲いている花畑

    梓未が起こした炎上は付き合っている彼氏の子を妊娠して中絶したこと

    そしてひいの代わりに花畑に閉じ込められた梓未が花畑から出るために探し見つけた子

    話し合う大切さ

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    2026年03月09日
  • お絵かき禁止の国

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    3.8 マイノリティにとって味方が大事と言う児童文学。読んだら勇気づけられる子どもはきっといるはず。現実はなかなかこうはいかない。母親のような大人でありたい。

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    2026年01月21日
  • 呼人は旅をする

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    特殊な能力を持った呼人。
    定住する事はできなくて、その時々、その場所で色んな人と出会い関係ができていきます。
    遠くない将来、そうなっているのかもねと思える感じでしたが、自分が呼人になりたいか、なりたくないか、家族の一員にいたらどうか…優しい気持ちになれたらいいなと思いました。

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    2026年01月06日
  • 花売り姫

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    『杉森くん〜』と同じレベルの、入門編の悪意ノベルとして良かったと思う。『杉森くん』より、楽しく読んだ。ただ、小中学生向けだろうとは感じた。娘向けに買ったが、そういう意味では外してない。

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    2026年01月02日
  • この世は生きる価値がある

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    法事で会った親戚の価値観の違いをさらっと流すのが、流石だなあと思った 帰り道の父と息子の会話が一番の応援メッセージに思えた

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    2025年09月27日
  • この世は生きる価値がある

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    ネタバレ

    亡くなった少年の体に魂が...、という設定は私の中で森絵都「カラフル」が最高峰なのだけど、こちらの少年はいわゆる「陽キャ」。感情移入できるかな...と読み進めていったのだけれど、途中、なるほどこれはもう一つの「杉森くん」の物語なのだな、と思った。宮下さんを助けるには素人の中途半端な手助けではダメで、きちんと専門家を頼るということ。物語的には盛り上がりに欠けるんだろうけど現実的にはその通りで、この部分は信頼できる。でもだからこそ、このラストで宮下さんと父親が遺されたことを思うと、やるせなくなる。天山の望みは叶ったのかもしれないけど。

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    2025年08月20日
  • この世は生きる価値がある

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    亡くなった中学生男子・天山の身体に入ってしまったのは、天上の世界から地上を見下ろしていた魂。
    記憶喪失ということで1年間だけ天山として生きることになる。

    父と2人暮らしで母の存在がないことや浅川という女生徒の不登校の原因などを知ってしまう。

    生きることがどんなことなのかを体験して理解できたとしても、天山としての1年ではとても足りなくて、もっとここにいたくなった。
    他人の人生じゃなくて、ひとりの人間としての生きるを真っ当したいと。


    生きるということの大切さや価値があるものだということを誰かになることで気づく。
    それなら自分の人生を生きたくなるのは当然だろう。




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    2025年07月18日
  • 妖怪サトリのウロコ落とし

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    ネタバレ

    人間大好きな妖怪サトリが、妖怪になりそうな人間を救っていくおはなし。
    なんでそんなに人間が好きなんだ、、?と
    思いきや最後「人間にもどる方法を探している」と言うサトリ。
    サトリの正体は一体…!
    ウロコが108枚集まった時、サトリはどうなるのか!続きも読みたくなりました。
    夏にぴったりな読み物だと思います。

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    2025年07月10日
  • この世は生きる価値がある

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    主人公はいったい何者?
    天山ってどんな少年だったの?
    これからどうなるの?

    ?マークだらけで物語が進んでいくから、先が気になって仕方ない!
    結果、一気読みでした。
    全ての謎が解けるのは、最後の最後。
    それまで興味を惹きつけて離さない、著者のストーリー運びの上手さに感服。

    章立ても粋な演出があって、よかった!

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    2025年06月27日