長谷川まりるのレビュー一覧

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーがテーマのアンソロジー。
    「チキンとプラム」「いわないふたり」「羽つきスキップ」が好きだった。
    いろんな作家さんの雰囲気の違う作品が読めておもしろかった。

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    2024年05月18日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    このご時世に必要とされる短編集。欲を言えば、女の子が主人公ばかりだったので、男の子(体が男の子の人間)に寄り添った話がもう一編あると良かった。

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    2024年02月16日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
    当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
    自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。

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    2023年08月03日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ネタバレ

    改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
    ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。

    ①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
    ②男性が好きな男性を好きな女子。
    ③性自認が女性で女性が好き。
    ④父親の愛情表現がセクハラ。家族の対応も不満。
    家族観。
    ⑤女性が恋人の女性。男性が好きな女性で距離感が近い人がいる。誤解されたくない。カミングアウト。
    ⑥性への関心と誤解。コドモっぽいとは。女性の生理と自分にできる事。
    ⑦男尊女卑。優しい、いいことは。

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    2023年07月12日
  • かすみ川の人魚

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    怖くて面白かった。
    現実味があるところが、すごい。都合よくまとめられた話ではない感じに、真っ直ぐさを感じる。
    伏線が全てちゃんと回収されていた。

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    2023年05月14日
  • かすみ川の人魚

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    短い話でも人魚の怖さだったりちょっとした冒険だったりが詰められて面白かったです。人魚は本当に人魚だったし、その人魚を引き取ったお姉さん、神様の謎めいた感じも恐ろしい感じで。

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    2022年10月08日
  • かすみ川の人魚

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    人魚を見つけた!そんなドキドキする気持ちを共有して最後まで一気に読めてしまった。オススメ。
    小学校中~高学年向き。

    友達のお母さんと友達のやり取りや心情、主人公とお母さんのやり取りがや心情がもう少しあれば……とか、
    妹のエピソードにもう少し厚みや続きがあれば……とか、
    キーマン(キーウーマン?)になるお姉さんについて、もう少し詳しく知りたかったな……とか、
    お社についての背景がもう少し描かれていてもよかったかな……と思ったけど、
    それを全部入れたら多重視点になってしまうし、YAジャンルか一般ジャンル並みのボリュームになってしまうかな。
    あくまでも主人公視点だけで、主人公が知り得ないことは描か

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    2022年08月20日
  • かすみ川の人魚

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    川で見つけた謎のイキモノ。育てようとした少年二人の運命は…?
    想像とは違う人魚が出てくるリアルファンタジー。

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    2021年12月29日
  • お絵かき禁止の国

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    LGBT、性自認についての
    児童書が少しずつ増えてきたな、という印象。

    主人公の一人称が最近のラノベに近くて、
    グループLINEの感じとかも
    けっこうリアル。
    読みやすくていい作品だと思います。

    親世代のリアクションもまさに、という感じ。
    少しでも偏見が無くなっていくように、
    10代のころから良い資料を、物語を
    読んでいけるような環境にしていきたい。


    弟、超いい子。こんな弟ほしい。

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    2021年05月09日
  • お絵かき禁止の国

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    アメリカで十年くらい前からLGBTや発達障害の主人公のYAがどっと出てきたけど、ここ数年で日本のYAにも出てきた。
    今まで、そういう内容の本を読んでみたい子には翻訳ものしかなくて、翻訳ものはどうしても、ある程度の読みなれを要求するから、あまり読めない子には難しかった。
    この本は現代の日本の公立中の中学生が主人公で、LINEもあるごく普通の日常が描かれているし、文章もわかりやすく、ほとんど誰でも読めるのが良い。
    主人公の女の子が女の子を好きになる。その恋愛感情は、ヘテロセクシュアルの女の子と少しも変わらない、ということが描けているだけで、とりあえず今の日本の中学生には良いと思う。
    若いうちに偏見

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    2020年02月11日
  • お絵かき禁止の国

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    女の子が好きな、女の子の話。
    ハルが同性愛者なことが公になった後、味方をしてくれたお母さん、弟、クラスメイトたちの頼もしいこと!
    もし、自分がハルと同じ立場だったら…と考えると、受け入れようとしてくれる人たちが、家族にも学校にもいることがどれだけ心強いか、と胸が熱くなった。

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    2019年09月15日
  • お絵かき禁止の国

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    このテーマで書かれた日本の本はまだわりと少ないのでは。
    クラスメイトが本当にいそうで、主人公になった気持ちで読めました。

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    2019年07月03日
  • 杉森くんを殺すには

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    ちょっと本筋とはずれるかもだけど。友達と微妙な時にどう距離を空けるかって、思春期には難しい問題だったよなーと。私にも離れてしまった友人がいるけど、タイミングややり方が違えば今も友達だったんだろうな、とちょっと切なくなった。

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    2025年11月27日
  • 杉森くんを殺すには

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    杉森くんを殺したい理由が前半と後半で徐々に変わっていき心の機微が感じられた。主人公と杉森くんの関係はかけがえのないものだし本当に大切な存在なんだと読んでいて心を打たれた。家族や友人との触れ合いの中で心が解放されていく主人公、ラストにむけて改めて杉森くんの存在の大きさに気付かされました。とても良い本でした。

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    2025年11月13日
  • 杉森くんを殺すには

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    高校1年生のヒロは決意する。杉森くんを殺す、と。
    義理の兄に相談し、後悔しないためにやりのこしたことをやっておくことと、なぜ殺さないといけなかったのか裁判で話せるように理由をちゃんとまとめておくことを杉森くんを殺すまでにやることとして、高校生活を始める。

    衝撃的なタイトルながら、その決意を聞いた大人たちの反応に違和感を感じながら読み進め、だんだんと全容がわかってくると、思春期が蘇ってきた。
    今の子たちはきっとわたしの時代よりも複雑化した人間関係の中で生きているんだろうなあ。
    大人になってからも思うけど、居たくないところに留まる必要なんてなくて、逃げることは悪いことでもなくて、ここじゃないと思

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    2025年11月08日
  • 杉森くんを殺すには

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    児童書の棚に並ぶ本の中で、ショッキングな題名が目を引き手に取った。野間児童文芸賞受賞作品とは後で知った。
    おそらく中学生から高校生を読者として想定しているのだと思うが、文章はやさしいようでいて、抜き身の刀のような張りつめた緊張感を感じた。

    いじめや生きづらさを抱える生徒を主人公に据えた物語は少なくない。しかし本作は、その生徒のすぐそばにいる人たちに焦点をあて、「その後のフォロー」や「傍にいる人はどう受け止めればよいか」といった点を大きなテーマとして描いていて、独自の視点が強い印象を残した。
    杉森くんを殺す理由は、再読すると全然印象が違ってくる。

    読み手によって受け止め方が違うと思うが、臨床

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    2025年11月02日
  • この世は生きる価値がある

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    法事で会った親戚の価値観の違いをさらっと流すのが、流石だなあと思った 帰り道の父と息子の会話が一番の応援メッセージに思えた

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    2025年09月27日
  • 杉森くんを殺すには

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    少しずつ心が回復していく様が丁寧に描かれている。
    誇張でもなくこのくらい重いんだろうなぁ。
    そして青春!

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    2025年09月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    「自立とは依存先を増やすこと」
    「自立」と「依存」は一見すると相反する言葉かと思うけど誰かに相談できる場所を複数持てるということは人と人との繋がりがあるということだから「自立」になるのかなと思った。
    それにしても良子さん、男前でカッコいいね!

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    2025年09月18日
  • 杉森くんを殺すには

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    どうしても、いい年の本読みになると構成も目新しくないしネタの予測がついてしまうのだけど、中学生には良かったようだ。

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    2025年08月24日