長谷川まりるのレビュー一覧

  • 呼人は旅をする

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    ネタバレ

    【収録作品】
    1 スケッチブックと雨女
    2 たんぽぽは悪
    3 鹿の解体
    4 小林さんの一日
    5 男を寄せる
    6 渡り鳥

    「呼人」とは、なにかを引き寄せる特殊体質をもつ人のこと。原因不明だが、差別の目で見られることも多い。定住できず、旅をして暮らさざるをえない。
    これが特殊設定ミステリとかSFだったら、異能力戦隊ものみたいになるのだろうけれど、彼らの送る日常生活が描かれている。
    望んだわけでもない特殊能力が突然発現し、しかもコントロール不可能というのはとんでもなく不自由だし、孤独だろう。
    当事者と支援者、家族との間にですら大きな溝がある。
    それでも、人との出会いを通して、前を向いて進んでいく姿

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    2025年04月10日
  • お絵かき禁止の国

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    ネタバレ

    恋愛モード全開で始まる
    キスしてしまったでテンションぶち上げになってる
    その相手は同性の女の子
    ある日、キスしている写真が出回ってしまい
    それに対する家族、友だちのこと

    中3/レズ

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    2025年03月02日
  • お絵かき禁止の国

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    自分の気持ちははたして本当なのだろうか…誰もが、自分視点で物事を見てしまいがちになる。受け入れられること、受け入れられないことがある。様々なそれらを、時間をかけて自分の納得できる形にできたらいいなあと思わせてくれる物語。

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    2025年03月02日
  • お絵かき禁止の国

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    ネタバレ

    女の子に恋する女の子の話。前半、好きな人と心が通じたかも?ってきゃいきゃいする姿は、同性愛者も異性愛者も変わらないよね。可愛いし青春って感じだ。中盤、事件が起きて、そりゃ周囲の人全員に理解してもらえるわけじゃないだろうけど、そっちがそうきたか~とちょっと悲しくなった。今の中高生を見てると、私たちの世代よりよっぽど柔軟そうに見えるけど、まだまだ偏見も多いのかなぁ、とか考えてしまった。

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    2025年02月10日
  • 呼人は旅をする

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    呼人が存在する世界がリアルに感じられた。もし存在していたら、政治的側面、人権擁護、家族の葛藤など、現実の社会ではそんなふうに人々は様々に解釈したり途方に暮れるのだろう。が、最後に、『ただそこにいるだけ…』その言葉の通り、肯定や否定を超えたところの真っ直ぐな視点が清々しかった。

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    2024年12月27日
  • 呼人は旅をする

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    長谷川まりるさんの物語は設定がとても魅力的

    今回のお話は、人や動物、植物などを引き寄せてしまう呼人のお話。呼人は引き寄せてなにか害を及ぼしてしまうかもしれないため一箇所にとどまれない。だから、このタイトル。

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    2024年12月22日
  • 呼人は旅をする

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    この本の中で描かれる呼人は、実際にはいない特殊体質の人たちのことだけれど、現実世界には呼人と同じような扱いを受けているマイノリティの人たちはたくさんいる。
    その人たちに対して、本書に出てくるような理解ない人たち、配慮の足りない人たちのような振る舞いを、果たして私はしていないかと、我が身を振り返りながら読んだ。
    特に母と子の関係については、勉強になることも、反面教師にしようと思うことも書かれていた。

    自分の体質や育つ環境は、選ぶことができない。
    でも、その中でも選択できることはあるのだということ。苦しんでいるあなたを見て、心を痛める誰か、助けになりたいと願う誰かがいるのだということ。
    もし呼人

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    2024年11月18日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーがテーマのアンソロジー。
    「チキンとプラム」「いわないふたり」「羽つきスキップ」が好きだった。
    いろんな作家さんの雰囲気の違う作品が読めておもしろかった。

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    2024年05月18日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    このご時世に必要とされる短編集。欲を言えば、女の子が主人公ばかりだったので、男の子(体が男の子の人間)に寄り添った話がもう一編あると良かった。

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    2024年02月16日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
    当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
    自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。

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    2023年08月03日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ネタバレ

    改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
    ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。

    ①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
    ②男性が好きな男性を好きな女子。
    ③性自認が女性で女性が好き。
    ④父親の愛情表現がセクハラ。家族の対応も不満。
    家族観。
    ⑤女性が恋人の女性。男性が好きな女性で距離感が近い人がいる。誤解されたくない。カミングアウト。
    ⑥性への関心と誤解。コドモっぽいとは。女性の生理と自分にできる事。
    ⑦男尊女卑。優しい、いいことは。

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    2023年07月12日
  • かすみ川の人魚

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    怖くて面白かった。
    現実味があるところが、すごい。都合よくまとめられた話ではない感じに、真っ直ぐさを感じる。
    伏線が全てちゃんと回収されていた。

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    2023年05月14日
  • かすみ川の人魚

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    短い話でも人魚の怖さだったりちょっとした冒険だったりが詰められて面白かったです。人魚は本当に人魚だったし、その人魚を引き取ったお姉さん、神様の謎めいた感じも恐ろしい感じで。

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    2022年10月08日
  • かすみ川の人魚

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    人魚を見つけた!そんなドキドキする気持ちを共有して最後まで一気に読めてしまった。オススメ。
    小学校中~高学年向き。

    友達のお母さんと友達のやり取りや心情、主人公とお母さんのやり取りがや心情がもう少しあれば……とか、
    妹のエピソードにもう少し厚みや続きがあれば……とか、
    キーマン(キーウーマン?)になるお姉さんについて、もう少し詳しく知りたかったな……とか、
    お社についての背景がもう少し描かれていてもよかったかな……と思ったけど、
    それを全部入れたら多重視点になってしまうし、YAジャンルか一般ジャンル並みのボリュームになってしまうかな。
    あくまでも主人公視点だけで、主人公が知り得ないことは描か

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    2022年08月20日
  • かすみ川の人魚

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    川で見つけた謎のイキモノ。育てようとした少年二人の運命は…?
    想像とは違う人魚が出てくるリアルファンタジー。

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    2021年12月29日
  • お絵かき禁止の国

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    LGBT、性自認についての
    児童書が少しずつ増えてきたな、という印象。

    主人公の一人称が最近のラノベに近くて、
    グループLINEの感じとかも
    けっこうリアル。
    読みやすくていい作品だと思います。

    親世代のリアクションもまさに、という感じ。
    少しでも偏見が無くなっていくように、
    10代のころから良い資料を、物語を
    読んでいけるような環境にしていきたい。


    弟、超いい子。こんな弟ほしい。

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    2021年05月09日
  • お絵かき禁止の国

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    アメリカで十年くらい前からLGBTや発達障害の主人公のYAがどっと出てきたけど、ここ数年で日本のYAにも出てきた。
    今まで、そういう内容の本を読んでみたい子には翻訳ものしかなくて、翻訳ものはどうしても、ある程度の読みなれを要求するから、あまり読めない子には難しかった。
    この本は現代の日本の公立中の中学生が主人公で、LINEもあるごく普通の日常が描かれているし、文章もわかりやすく、ほとんど誰でも読めるのが良い。
    主人公の女の子が女の子を好きになる。その恋愛感情は、ヘテロセクシュアルの女の子と少しも変わらない、ということが描けているだけで、とりあえず今の日本の中学生には良いと思う。
    若いうちに偏見

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    2020年02月11日
  • お絵かき禁止の国

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    女の子が好きな、女の子の話。
    ハルが同性愛者なことが公になった後、味方をしてくれたお母さん、弟、クラスメイトたちの頼もしいこと!
    もし、自分がハルと同じ立場だったら…と考えると、受け入れようとしてくれる人たちが、家族にも学校にもいることがどれだけ心強いか、と胸が熱くなった。

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    2019年09月15日
  • お絵かき禁止の国

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    このテーマで書かれた日本の本はまだわりと少ないのでは。
    クラスメイトが本当にいそうで、主人公になった気持ちで読めました。

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    2019年07月03日
  • お絵かき禁止の国

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    3.8 マイノリティにとって味方が大事と言う児童文学。読んだら勇気づけられる子どもはきっといるはず。現実はなかなかこうはいかない。母親のような大人でありたい。

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    2026年01月21日