長谷川まりるのレビュー一覧

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ネタバレ

    改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
    ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。

    ①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
    ②男性が好きな男性を好きな女子。
    ③性自認が女性で女性が好き。
    ④父親の愛情表現がセクハラ。家族の対応も不満。
    家族観。
    ⑤女性が恋人の女性。男性が好きな女性で距離感が近い人がいる。誤解されたくない。カミングアウト。
    ⑥性への関心と誤解。コドモっぽいとは。女性の生理と自分にできる事。
    ⑦男尊女卑。優しい、いいことは。

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    2023年07月12日
  • かすみ川の人魚

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    怖くて面白かった。
    現実味があるところが、すごい。都合よくまとめられた話ではない感じに、真っ直ぐさを感じる。
    伏線が全てちゃんと回収されていた。

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    2023年05月14日
  • かすみ川の人魚

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    短い話でも人魚の怖さだったりちょっとした冒険だったりが詰められて面白かったです。人魚は本当に人魚だったし、その人魚を引き取ったお姉さん、神様の謎めいた感じも恐ろしい感じで。

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    2022年10月08日
  • かすみ川の人魚

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    人魚を見つけた!そんなドキドキする気持ちを共有して最後まで一気に読めてしまった。オススメ。
    小学校中~高学年向き。

    友達のお母さんと友達のやり取りや心情、主人公とお母さんのやり取りがや心情がもう少しあれば……とか、
    妹のエピソードにもう少し厚みや続きがあれば……とか、
    キーマン(キーウーマン?)になるお姉さんについて、もう少し詳しく知りたかったな……とか、
    お社についての背景がもう少し描かれていてもよかったかな……と思ったけど、
    それを全部入れたら多重視点になってしまうし、YAジャンルか一般ジャンル並みのボリュームになってしまうかな。
    あくまでも主人公視点だけで、主人公が知り得ないことは描か

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    2022年08月20日
  • かすみ川の人魚

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    川で見つけた謎のイキモノ。育てようとした少年二人の運命は…?
    想像とは違う人魚が出てくるリアルファンタジー。

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    2021年12月29日
  • お絵かき禁止の国

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    LGBT、性自認についての
    児童書が少しずつ増えてきたな、という印象。

    主人公の一人称が最近のラノベに近くて、
    グループLINEの感じとかも
    けっこうリアル。
    読みやすくていい作品だと思います。

    親世代のリアクションもまさに、という感じ。
    少しでも偏見が無くなっていくように、
    10代のころから良い資料を、物語を
    読んでいけるような環境にしていきたい。


    弟、超いい子。こんな弟ほしい。

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    2021年05月09日
  • お絵かき禁止の国

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    アメリカで十年くらい前からLGBTや発達障害の主人公のYAがどっと出てきたけど、ここ数年で日本のYAにも出てきた。
    今まで、そういう内容の本を読んでみたい子には翻訳ものしかなくて、翻訳ものはどうしても、ある程度の読みなれを要求するから、あまり読めない子には難しかった。
    この本は現代の日本の公立中の中学生が主人公で、LINEもあるごく普通の日常が描かれているし、文章もわかりやすく、ほとんど誰でも読めるのが良い。
    主人公の女の子が女の子を好きになる。その恋愛感情は、ヘテロセクシュアルの女の子と少しも変わらない、ということが描けているだけで、とりあえず今の日本の中学生には良いと思う。
    若いうちに偏見

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    2020年02月11日
  • お絵かき禁止の国

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    女の子が好きな、女の子の話。
    ハルが同性愛者なことが公になった後、味方をしてくれたお母さん、弟、クラスメイトたちの頼もしいこと!
    もし、自分がハルと同じ立場だったら…と考えると、受け入れようとしてくれる人たちが、家族にも学校にもいることがどれだけ心強いか、と胸が熱くなった。

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    2019年09月15日
  • お絵かき禁止の国

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    このテーマで書かれた日本の本はまだわりと少ないのでは。
    クラスメイトが本当にいそうで、主人公になった気持ちで読めました。

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    2019年07月03日
  • 呼人は旅をする

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    「呼人」とは、何かを呼び寄せてしまう人。
    そんな特異体質を政府認定されると
    人によっては一箇所にとどまり続けられず
    家族と離れて暮らさなければならないことも。
    (そのかわり保護の対象になる)
    そんな呼人と世間との関わりを描いた6つの話。

    雨女のクラスメイトに憤る小学生からはじまって
    たんぽぽを呼ぶ娘と森の家主との交流では
    呼人なことが家族に与える影響を知った。
    ある日突然、呼人になってしまった高校生や
    呼人支援局で働く青年のこと
    人を魅了してしまうタイプの呼人の苦悩も
    生まれつきの呼人な少女の気遣いも
    みんなみんな…何かの比喩でもある気がする。
    不思議な読後感でした。

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    2026年06月25日
  • 杉森くんを殺すには

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    長谷川まりる『杉森くんを殺すには』

    話題の児童文学(来年映画公開予定)
    児童文学でこのタイトルは、インパクトある
    なるほどそういうことか
    ターゲットである多感な中高生には刺さるのでは
    (多感な大人の方にも)

    青春児童文学として青の背景にアート、そしてタイトルのフォントと配置
    装丁が見事

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    2026年06月14日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    児童書なので読みやすいが内容はなかなかヘビー。
    これを理解できる子どもはどれだけいるか…

    私自身が抱えている過去の傷や、思春期の苦しさを思い出させて時に共感し、時に追体験して苦しくもなった。

    中2の我が子が先に読んだのだが『全く意味がわからなかった』とのこと。これを読んでわからないと言えるのは幸せだということか…?分かりすぎても親としては不安になるが…

    以下本文要約
    ★人って1箇所だけに執着してたら依存なんだって。わりとよくないことだって。でもいっぱい依存先をもってあちこちに相談できてたら、それは自立っていうんだって。

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    2026年06月11日
  • 花売り姫

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    ネタバレ

    "ひい"のこと、一度は捨てた子供をえらいあっさりと受け入れるんだなぁと思ったし、梓未と一緒に現世へ戻る結末も意外だった。終盤は結構淡々と進んでいく印象を受けた。逆にそこに至るまでの話の密度が濃いとも言えるけれど。
    梓未が自らの意思と選択によって彼氏と関係を持った事をきちんと認めているところが好感を持てる。花畑の方の世界に閉じ込められてからも、ホラゲー主人公さながらの逞しさで良かった。
    単行本表紙の絵が綺麗で、藤色の見返しも素敵。持っていて嬉しくなる本。

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    2026年06月10日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    我、くもん出版という会社の本を初めて読む。あまりの清らかさに蒸発せし、ことばもなく、ただ呆然と本を置くなり。まさか杉森くんが自殺してしまっていたとは、可能性として思ってはいたけれど、脳みそが震えた。「言うて、殺さんだろう」と思っていた我の予想は当たっていたが、さして嬉しくもなく、我が身の汚さを直視した。ミトさんのヒロへの告白が、誰しも覚えのある内容で、身につまされる思いであった。これは依存についての物語であり、杉森くんは永遠に死ぬことはないのであろう。大人でも一読すべし、書物である。

    杉森くんがなぜ杉森「くん」を望んだのか、きっと性別で判断してもらいたくなかったのだろうと推察される。けれど、

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    2026年06月09日
  • 杉森くんを殺すには

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    評価を★3にすることが正しいのか分からない。思春期の複雑な思考や感情に共感出来る気もするし、あまりにもキレイ過ぎる気もする。模範的に片付いてゆき過ぎる気もする。でも小説の中にはきちんと救いがあるべきだし、読んでいる子どもにとって正しい帰り道も指し示されている気がする。しかし、正しい帰り道を絶対歩けない子どもにはかえって辛い話しかも知れない。私は大人なので子どもが救われていて良かったと思うけど……自分の子どもに積極的に読ませたいものではないかもしれない。

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    2026年06月05日
  • 花売り姫

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    ちょっと不思議なお話でしたね。

    自分は何が好きか、何が嫌いか。
    そのモノは嫌いでなくても、その背景によって嫌いになってしまう。
    心の裏側。

    表紙がきれいでファンタジーかと思いきや…。

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    2026年05月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    児童書だと気が付かず手に取った。
    他者とどう付き合っていくか、向き合っていくかが書かれていて、大人が読んでも面白い。カジュアルな文章で、大人でも答えを出していない事が書かれていて、ハッとする。若いって良いなとも思う。

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    2026年05月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    高校一年生の主人公ヒロの親友「杉森くん(女の子)」が自殺した。それを、どう受け止め、乗り越えていけば良いのか。
    ヒロは表面的には冷静のようだが、深く傷ついているのは確かで、家族やクラスメート、新しい趣味を見つけたりしながら、乗り越えていく。

    杉森くんが、実際には何が一番つらかったのか、明確にはわからなかったが、子どもに限らず、現代のストレスの中で生きていくと、積もった疲れも含めて「落ちて」しまうことは多い。誰もが、どこかに「逃げ道」や「捌け口」を持っておくべきだが、それは誰か一人に縋りつくことではなく、相談場所を多く持つこと。
    この本流にいうと、それが「依存」ではなく、「自立」することなのだ

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    2026年05月20日
  • 杉森くんを殺すには

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    YA小説は小中学生の頃からちょくちょく読んでたけど、自分が子供のときにこんなに考えさせられる作品はなかったな〜。
    最初はただ目を引くためのタイトルかと思ってたけど、ちゃんと意味があった。
    大人が読んでもずっしりくる内容だったけど、友人関係で悩むことの多い小〜高校生くらいにこそ読んでほしいって思ったから、YAから出してるのはやっぱり正解。

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    2026年05月13日
  • 杉森くんを殺すには

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    読み終えて、まず最初に
    「児童書にしてはかなり重いテーマだな」
    というのが頭に浮かんだ。
    児童書と聞くと小学生向けかなと思ってしまうが、主人公も高校生だし、中学生くらいを対象にしているのかなと。

    主人公が周囲の人間に恵まれ過ぎてるくらい恵まれているので、そういうところは児童書チックかも。

    今どきの中高生は、トー横キッズしかり、結構サバイバルな人生を歩んでいる人もいるし、自分の自我の確立とインターネットなどの情報の多量さが逆に生きづらさを生んでしまっている部分もあるのかなと感じた。

    中高生よ。
    辛いことがあって、誰にも相談できないと思った時に、電話相談しかりカウンセリングしかりメンタルクリ

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    2026年05月07日