長谷川まりるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ亡くなった少年の体に魂が...、という設定は私の中で森絵都「カラフル」が最高峰なのだけど、こちらの少年はいわゆる「陽キャ」。感情移入できるかな...と読み進めていったのだけれど、途中、なるほどこれはもう一つの「杉森くん」の物語なのだな、と思った。宮下さんを助けるには素人の中途半端な手助けではダメで、きちんと専門家を頼るということ。物語的には盛り上がりに欠けるんだろうけど現実的にはその通りで、この部分は信頼できる。でもだからこそ、このラストで宮下さんと父親が遺されたことを思うと、やるせなくなる。天山の望みは叶ったのかもしれないけど。
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Posted by ブクログ
亡くなった中学生男子・天山の身体に入ってしまったのは、天上の世界から地上を見下ろしていた魂。
記憶喪失ということで1年間だけ天山として生きることになる。
父と2人暮らしで母の存在がないことや浅川という女生徒の不登校の原因などを知ってしまう。
生きることがどんなことなのかを体験して理解できたとしても、天山としての1年ではとても足りなくて、もっとここにいたくなった。
他人の人生じゃなくて、ひとりの人間としての生きるを真っ当したいと。
生きるということの大切さや価値があるものだということを誰かになることで気づく。
それなら自分の人生を生きたくなるのは当然だろう。
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