RYOの作品一覧
「RYO」の「くの一隠密 紅組【分冊版】」「曲に合わせてマイナス10kg、あとは勝手にやせていく! RYO式ゆるダン体操」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
読んだきっかけ:母に勧められて読んでみました!
この本は命とは何なのか、生きるとは何なのか、この世とはどういうところなのかを考えさせてくれるような本です。
この本の中で1番気に入ったところは
「ごめんね、キツネ。でもおれは、この世界が好きなんだよ。この世界を、なにより美しいと思ってしまった。泥の中で咲く花みたいに、きれいだと思っちゃったんだ。だから……」
という主人公のセリフです。
私はこのセリフの中の「泥の中で咲く花」にすごく考えさせられました。
綺麗な花畑で咲く花もいいけれど、泥の中のような汚くて見ることも拒否してしまうような場所に咲く花は、綺麗な花畑で見る花とはまた違った綺麗さが
Posted by ブクログ
人間の世界を知らない魂が、インフルエンザで重症化し死を彷徨っている中学2年生の男子、高梨天山の体に入り込む。天山の体の中で生活できる期間は1年間。人間界で魂は生きる喜び、悲しみ、苦しみを理解していく。
もう、読む前にこのタイトルだけで星5つを付けたくなる。
森絵都さんの『カラフル』に似てると話題だが、『カラフル』が刊行されて20年以上がたち、今の中高生は『カラフル』を知らない子もいる。確かに似てる。でも、『カラフル』は『カラフル』で森絵都さんの思いがあり、この本にはまりるさんの生きることの思いがいっぱい詰まっている。そう、この世には生きる価値があるんだよね。
生きることがくだらない、なん