戸谷洋志のレビュー一覧

  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    ここ数年よく聞く言葉だなと思って手に取りました。言葉の意味から現在の社会問題まで、非常に身近に感じ考えさせられました。実際の事件や人気の漫画、アニメが例としてあげられ、分かりやすいです。

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    2025年12月01日
  • ハンス・ヨナスの哲学

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    「ヨナスは海外では極めて有名な哲学者です。ヨナスほど、世界と日本とで認知度に差がある哲学者は少ないかも知れません。」と戸谷さんは述べている。
    しかし、戸谷さんは、ヨナスの名が日本に広まらなかった理由については言及していない。
    その理由、原因、は何かというと「日本には、すでに、ヨナスの思想と同等のものが存在していた」からだと私は思う。

    GoogleのAI検索で「ハンス・ヨナスの思想」と「華厳思想」の共通点、と検索すると以下のようになる。
    「両思想は、共に個々の存在の背後にある大きな連関性や全体性に着目し、その認識から人間や自然に対する深い配慮や責任を導き出そうとしている点で共通しています。ヨナ

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    2025年11月09日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    哲学・倫理学を専攻する准教授による、SNSの付き合い方の本。

    SNSとの付き合い方は、ネットの世界に飲まれすぎないことだと思った。SNSは基本的に情報が少ない。だから、SNSの発信からは相手の意図を感じとりにくいし、こちらからも伝えきれない。
    どうしても情報不足になりがちな点は頭に入れておき、少し距離をとった見方ができると良いのではないか。

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    2025年11月03日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    「親ガチャ」は少なからず意識する人生でした。
    市場経済における自己責任論とか自己啓発ムキムキの雰囲気とかほんと胃もたれしていて、幾度となく共同体から爪弾きにされている私である。

    他責で自暴自棄な思考から解き放たれるためには、以外にも「他者」の存在が必要不可欠。他者がただ聴いてくれるという信頼の上で、自己の人生に責任を持つという態度を取ることができる。なるほど、確かに自分の殻に引きこもっている時代はその引っ込み思案で人とうまくコミュニケーションが取れない自分を、ある一面では家庭環境のせいにしていた青い時代を思い出す。

    でも、「親ガチャ」的厭世観に陥っている人に「他者」を信頼しろというだけでは

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    2025年09月11日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    SNSと承認欲求、時間、言葉、アルゴリズム、政治連帯…さまざまに哲学する。
    分かりやすく哲学し、考えを私たちに促してくれる良書です。小学校高学年くらいから読んでほしいと思わされる。何回読んでもいい。

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    2025年09月10日
  • 詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する

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    各章のテーマ立てが明確で、読みやすかった。近年とみに人との対話が難しくなっている気がする。ともすれば相手を言い負かしたり、罵倒して怒らせることで対話を不可能にする態度も多く見られる。また「人それぞれだよね」という態度にもモヤモヤしていたので、気になって手に取ってみた。

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    2025年08月21日
  • 哲学のはじまり

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    学びのきほん 哲学のはじまりのレビューです。

    哲学はビジネスの役に立つ、社会人の教養、などと嘯かずに、哲学は「日常生活の邪魔」と認める潔さが清々しいです。

    哲学は当たり前を問い直す営みですが、あらゆる概念とのつながりをすべて考慮して考えようとすると難しくなります。そこで、哲学の学び方として、存在論、認識論、価値論の三つの領域に分けるのが良いとして、それぞれの基本を紹介しています。
    ごく簡単に解説しているからこそ、それぞれの理論の違いのエッセンスがわかりやすくなっていると思います。

    1. 存在論
    ・プラトン:本質はイデアとして、イデア界にある。
    ・アリストテレス:本質は形相として、そのもの

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    2025年08月11日
  • 詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する

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    結論はなんだか青臭いが、この限定されたテーマの中で広く思想を拾い上げるスタイルは、気になるような新書を多く手掛けている筆者によるもの。焦点が絞られているものでもないため、次にこれを手に取りたいという架け橋には本著はそれほどならなかった。

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    2025年07月13日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    『恋愛の哲学』を読んだ後、これを読む。

    いろんな考えがあるけど、2冊読んで、ひとつ大事だと思ったことは、

    「私」は自立した人でないといけない。

    自立して、基本的には何でもかんでも人に依存しないこと。
    (ただし、いつ何時でもというわけではない。状況による)

    悪い依存とは、片方がもう片方の人の時間や気持ちを搾取することだと思う。
    とにかく、釣り合わない関係はよくない。

    愛するということについて、まだわからない。
    まだ、これだという答えは出ないけれど、死ぬまでに答えが見つけられたらいいなぁと思う。

    ただ、自分がこうだと思ったところで、自分以外の人が別の考えだったり、特に何も考えてなかった

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    2025年06月09日
  • 僕らの哲学的対話 棋士と哲学者

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    聡明で若い友達2人の対談という感じ。
    たまにただの若者の馴れ合いみたいな。
    後半ちゃんと哲学のパートになった時難しくて、今後少し哲学を追うのは諦めようと思った。

    糸谷さんは思ってた「生粋の本能派」とは少し違って、色んな人間的葛藤を理性で理解してしまうことにより
    人生や将棋の意思決定をシンプルにしてしまえてる人なのかな?と仮定。
    (思ってたより楽観的で冷静で、世界を良い距離感で楽しめているような。)

    だとしたら、確かにそのように「世界の”分からない”という不安に立ち向かい克服すること」が哲学の意義の一つなのだろうし、それを体現してくれてる気もする。

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    2025年06月09日
  • 恋愛の哲学

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    ネタバレ

    自分の恋愛観がどこにあるのかを見直すために手にとった。
    ボーボワールのジェンダー論も影響するのは意外だったが、プラトンの一見ピュアとも思える思考であったり、それに継ぐ数々の哲学者の発想を著者の視点で読み解いていくのは、自分の所在地を探すようで、とても興味深かった。
    少し時間をおいて、もう一度熟読して理解を深めたい。

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    2025年06月02日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    ネタバレ

    親ガチャ的厭世観に囚われている現代への処方箋のような本。
    反出生主義やゲノム編集のテーマをワンピース、進撃の巨人、ポケモン等のキャラクターで扱っていたのが面白かった。
    偶然自分として産まれたこと、自分自分自身をありのままに引き受けることができるように、対話の場が必要。

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    2025年06月02日
  • 詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する

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    現代の議論の形をテーマに、ひろゆきの「それってあなたの感想ですよね?」を起点にし、どのような議論が今後求められるのかを論述されていた。
    過去の歴史や議論形態が引き合いにだされており、どの章も興味深く読めた。

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    2025年05月31日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    親ガチャについて正面から分析した一冊。

    とかく親ガチャについては努力論で否定されたり軽視されたりしがちだが、実際には格差社会の元凶となっているものなので、非常に重要なものであると感じた。

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    2025年05月31日
  • 詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する

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    後半はほとんど理解できてない。知識不足だと実感した。哲学において学術的な訓練をとおした人には簡単なのかも知れないが。終始ひろゆきの論破芸には批判的。ディベートは第三者の納得感で勝敗が決まるが、その構造自体も批判的に検討されるのが面白かった。

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    2025年05月03日
  • 生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ

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    自己責任の名のもと「誰に」責任があるのかを探すのではなく、「誰に対して」責任があるのかを見つめること。弱い存在に対し、複数人で責任を持ち合うことが持続可能性があるということ。責任を在処を探して押し付けあう世界にウンザリしていたので、すごくロジカルにそれを批判するこの本にうんうんと頷いた。

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    2025年05月01日
  • 恋愛の哲学

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    メンヘラになるのは自分のせいだけでない、これまでの社会で醸成されてきたジェンダー観が一因でもあるんだ、自責しすぎる部分があるから楽になったかも。

    恋愛することで「男はこうあるべき、カップルはこういう関係性であるべき」とかいう固定観念を乗り越える

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    2025年04月26日
  • 生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ

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    ☆☆☆2025年3月☆☆☆

    『生きることは頼ること』―このタイトルに惹かれて手に取った。誰かに迷惑をかけることは悪徳であり、他人を頼るのは恥ずべき事、すべては自己責任でという風潮は根強い。その事に違和感を感じているところで出会った本書は実に参考になる部分が多かった。

    本書では「強い責任」「弱い責任」「守られるべき他者に対する責任」「能動的責任」「受動的責任」「中道的責任」など、様々に責任が定義されており、それぞれに興味深いが、僕がまず重視したいのは「強い責任」=「自己責任」だ。

    「自己責任」という響きからは、何となく自分でしっかり責任をもって・・・というニュアンスが感じられるが、「自己責

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    2025年03月12日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    読みやすくて面白かった!この本を元にしたbook campでさらに理解が増した。友情=人間関係で、小さい頃からずっと形を変えてそばにいるのに、ちゃんと教わってないって不思議な存在だよなあ。友情の形は色々。

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    2025年02月09日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    昔の哲学者達が当たり前のように男尊女卑でおもろい
    それも当時の社会の影響だろうけど
    今は女性の立場を強める動きがあるけど、最終ゴールは性差が語られなくなることなのだろうか

    アドラーとかの読み過ぎて自律を重視し過ぎていたけれど、友達を必要とする弱さ(?)との矛盾について考えられたのはとても良かった
    漫画もやっぱり素晴らしいよね

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    2025年02月06日