戸谷洋志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
NHK100分de名著、ハイデガー回の指南役戸谷洋志さんの著書。
この番組での戸谷さんの解説がとても良かったので書店で見つけて即購入。
創元社の新しい刊行シリーズで、メインターゲットは中高校生。
それ故に、とても読みやすく理解しやすい内容でした。
中高校生や若年層に限らず、
大人でもSNSでの振る舞いに悩むことは多々あります。
この本は、SNSでの悩みやモヤモヤに対して解決策を示したり
こうしろああしろという指南本ではなく、哲学と紐付けしつつ
その悩みの根源って何だろう?
一緒に考えてみない?という寄り添うような内容です。
装丁も凝っていて、側に置いておきたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ哲学的な本は苦手で全然読んだことがなかったけど、J-POPを題材にしているから、読みやすかったし、読んでいて楽しかった。
でもやはり話が難しいため、あまり詳しく内容を覚えることができなかった。
本の構成的に、先生と麻衣が対話している形なのが読みやすかったし、読んでいる私自身が思い出せないことを麻衣が解説してくれるのがありがたかった。
特に印象に残ったのは、ワンオクの"A new one for all,all for the new one" といきものがかりの「YELL」。ワンオクは普段から聴くから、いつも聞いている曲にこんなに深い意味があるんだ、ということに驚いた。いき -
Posted by ブクログ
「論破」といえば、やはりひろゆき氏。
本書では、この人の論のスタイルにしばしば批判的に言及する。
しかし、本書は単にひろゆき氏をモンスター扱いせず、彼のような存在がなぜ社会で喝采を浴びるのかから分析する。
本書の論旨は「おわりに」にまとめられている。
こういうところは、お若い研究者らしい、読者にやさしい配慮でうれしい。
4章までの前半は、おおざっぱに言ってしまえば背景としてのポストモダニズム。
権威が失われ、あらゆる価値が流動化して、社会の共通基盤が失われる。
ポスト・トゥルースの話も出てくるが、「真実」の価値も顧みられなくなる。
人々は「集団分極化」(キャス・サンスティーンによる概念)し