戸谷洋志のレビュー一覧

  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    ネタバレ

    『オシント新時代 ルポ・情報戦争』(毎日新聞取材班)を読んでいる時、自身がよく使うSNSが果たして何なのか、もう一度よく知ろうと思い手に取った『SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ』(戸谷洋志)。

    これを読んで、承認欲求を得たいがために読書記録をインスタで行い、「いいね」の数チェックがメインとなってしまっていたここ最近の自分の行動がバカバカしくなった。

    読書をする事は自分の生活レベルの質を上げるための行動を起こすキッカケを得る事であり、「いいね」を得る事じゃない。

    読書を終えた後、どんなアクションを起こすのかを考えていく事に重きを置く事が重要だ。

    という事で、やり方を変えて行く事

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    2023年11月10日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    創元社のヤングアダルト向け新シリーズ。分かりやすい言葉やイラストでSNSとの関わり方や「わたし」の在り方をときます。ヘーゲル、ハイデガー、ウィトゲンシュタインといった難解な哲学のエッセンスも盛り込まれており大人も楽しめます。SNSとの距離感を考えたくなる一冊。

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    2023年06月10日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    「友情とはなにか」「友人に対して自分はどうあるべきか」といった問いについて、アリストテレスやニーチェ、カントといった哲学者の意見と、現代の漫画作品の登場人物間の友情を基に考察した作品。時代背景によって考え方が変遷するのが面白いのと、哲学者たちも友人関係で葛藤があったんだろうなぁと思いながら読み進めると、時代を超えた親近感が湧いてくる。

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    2023年06月01日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    NHK100分de名著、ハイデガー回の指南役戸谷洋志さんの著書。
    この番組での戸谷さんの解説がとても良かったので書店で見つけて即購入。
    創元社の新しい刊行シリーズで、メインターゲットは中高校生。
    それ故に、とても読みやすく理解しやすい内容でした。
    中高校生や若年層に限らず、
    大人でもSNSでの振る舞いに悩むことは多々あります。
    この本は、SNSでの悩みやモヤモヤに対して解決策を示したり
    こうしろああしろという指南本ではなく、哲学と紐付けしつつ
    その悩みの根源って何だろう?
    一緒に考えてみない?という寄り添うような内容です。
    装丁も凝っていて、側に置いておきたい一冊です。

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    2023年05月08日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    友達のことを思い浮かべながら本書を読んだ。いろんな関係があるが、友達の定義は曖昧。思い当たることも多かったが、無意識に「生権力」の規範が刷り込まれていることは、考えてみれば疑問に感じることかもしれないが事実として驚いた。人は誰かに依存している。依存したうえでの自律である。対話を大切にしていきたい。

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    2023年04月30日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    今までぼんやり考えていたことが言語化されたり自分のなかになかった考えがしっくり来たりして、思考の幅が広がった。自分の築きたい人間関係のかたちについての考えがとても捗った。

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    2023年03月14日
  • スマートな悪 技術と暴力について

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    スマートであることに関して、メリットばかりが語られているが、最適化の中で削り落とされるものは多い。

    一般的には、ノイズとして例えられているが、実世界は、容量を削減するためのノイズ除去のように、機械的であってはならない部分が多い。

    全ての仕組みを網羅的に知る必要はない。
    しかしながら、今この手で操作しているスマホの、画面の奥のバックグラウンドでどのような処理がなされているのか。

    私たちは時として、ただ1人のユーザーから、俯瞰してみるようになければならないこともある。

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    2022年12月28日
  • 原子力の哲学

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    原子力は言うまでもなく科学の領域であるが、原子力の管理方法やその危険性、次世代への影響などを考えると、科学の域には収まらず、哲学の文脈から議論もなされている。本書では20世紀に思想家を中心に引き合いに出し、原子力の哲学について取り上げられている。戦後の1950年代〜60年代は東西対立が進んだことで核開発競争も激化し、核兵器に対する議論が多いように感じたが、現在問題になっている原発のような"平和利用"についても言及があり学べる点は多い。

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    2022年09月17日
  • 僕らの哲学的対話 棋士と哲学者

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    哲学に興味があり、父の影響で将棋棋士についてはそれなりの知識を持っていて、さらに2人と同世代ということで非常に興味が湧き思わず購入。

    三章、四章が同世代として1番興味深く読むことができた。充分面白い内容なのだが、飲み会の二軒目くらいで聞いたらこの上なく楽しい話しに思う。…ただ、二軒目だと、酔っ払って覚えてない可能性が高いか。

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    2019年01月19日
  • Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲

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    自分・恋愛・時間・死・人生の5つのテーマを、J-POPの歌詞から読み解く形。
    個人的には、いきものがかり「YELL」から、ニーチェの「星の友情」につながることがとても興味深かったです。

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    2017年03月25日
  • Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲

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    ネタバレ

    哲学的な本は苦手で全然読んだことがなかったけど、J-POPを題材にしているから、読みやすかったし、読んでいて楽しかった。
    でもやはり話が難しいため、あまり詳しく内容を覚えることができなかった。
    本の構成的に、先生と麻衣が対話している形なのが読みやすかったし、読んでいる私自身が思い出せないことを麻衣が解説してくれるのがありがたかった。
    特に印象に残ったのは、ワンオクの"A new one for all,all for the new one" といきものがかりの「YELL」。ワンオクは普段から聴くから、いつも聞いている曲にこんなに深い意味があるんだ、ということに驚いた。いき

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    2017年09月10日
  • Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲

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    哲学するきっかけとして、よくできている。

    テンポの良い対談形式で話しが進んでいく。

    いくつかのJポップがいかに時代と人間に向き合って作られているのか、本書を読んで驚いた。

    知ってはいて、いい曲だと思ってはいても、ここまでの内容を持っているとはつゆも思わなかった。

    構成、分析、最後のまとめといい、哲学を人生にひきつけて考えられる良書である。

    ・ヴェイユ:待つとは注意することを伴う
    ・one ok rock の歌詞の深さ:死についての認識変革 ,SEKAI NO OWARI のRPG:地球を愛すること

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    2016年12月13日
  • Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲

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    良書。取り上げられている楽曲を聴きながら読み進めると、心地よいトリップ感が得られて楽しい。読んで楽しいだけでなく、哲学の入門書として非常によくまとまっていた。「自分」「他人」「恋愛」のトピックを順序立てて説明されていて、腑に落ちやすい展開になっていた。

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    2016年10月02日
  • すごい古典入門 アーレント『人間の条件』 なぜ働かなきゃいけないの?

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    ゼミで幾度となく聞いた「ハンナ・アーレント」

    教授からきく彼女の「公共性」の話はずっと心にあって、また映画で彼女の一生をみて、その逞しさに憧れた。

    「人間の条件」は、読んだことがなく、また話を聞いても「???」だったので入門書から!
    めちゃくちゃ読みやすくて、!これまで分かりたくても分からなかった政治思想家たちの話、このくらい薄っぺらい入門書なら読める気がする。。。

    「人間の条件」の内容について、
    人間の活動、その視点から分ける?みたいなのがあって面白い。労働について考える学者の礎になるのも頷ける(気がする)。
    あとアレントの定義する「労働」はアレントからかなり悪く評価されており、それは

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    2026年04月27日
  • 恋愛の哲学

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    この本はあくまで私たちがこれから生きていく新たな知見を得るにすぎない。
    本書の冒頭にもあったように批判的な思考を持ち、あらゆる哲学者の思考を踏まえて自ら新たに考えることを筆者は求めているんだと思う。

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    2026年04月21日
  • 哲学のはじまり

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    哲学をもとに、"当たり前"を問い直すことの意味が述べられていた。
    また、哲学の三大テーマとされる存在・認識・価値について簡潔に整理されており、全体像を把握しやすい。
    一息つくことができる良書

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    2026年03月15日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 三大哲学書 カント『純粋理性批判』ヘーゲル『精神現象学』ハイデガー『存在と時間』

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    ヘーゲルの弁証法とかアウフヘーベンはなんとなく知ってたけど、目的とか本のタイトルの『精神現象学』っていうものと結びついてなかったから知れてよかった。

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    2026年03月12日
  • すごい古典入門 アーレント『人間の条件』 なぜ働かなきゃいけないの?

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    とても「入門書」って感じの本だった。5年前に2年弱かけてちくま学芸文庫の『人間の条件』を読んで覚えていたところを、より知識同士の連関を説明してもらった。忘れかけていたが、少し思い出すことができた。

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    2026年03月11日
  • すごい古典入門 アーレント『人間の条件』 なぜ働かなきゃいけないの?

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    入門書としては、費用対効果抜群の本である。
    アーレントはなぜマルクスを「誤読」したのか?
    そこにどのような意図があったのか?

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    2026年03月01日
  • 詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する

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    「論破」といえば、やはりひろゆき氏。
    本書では、この人の論のスタイルにしばしば批判的に言及する。
    しかし、本書は単にひろゆき氏をモンスター扱いせず、彼のような存在がなぜ社会で喝采を浴びるのかから分析する。

    本書の論旨は「おわりに」にまとめられている。
    こういうところは、お若い研究者らしい、読者にやさしい配慮でうれしい。

    4章までの前半は、おおざっぱに言ってしまえば背景としてのポストモダニズム。
    権威が失われ、あらゆる価値が流動化して、社会の共通基盤が失われる。
    ポスト・トゥルースの話も出てくるが、「真実」の価値も顧みられなくなる。
    人々は「集団分極化」(キャス・サンスティーンによる概念)し

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    2026年02月28日