戸谷洋志のレビュー一覧
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ネタバレ『オシント新時代 ルポ・情報戦争』(毎日新聞取材班)を読んでいる時、自身がよく使うSNSが果たして何なのか、もう一度よく知ろうと思い手に取った『SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ』(戸谷洋志)。
これを読んで、承認欲求を得たいがために読書記録をインスタで行い、「いいね」の数チェックがメインとなってしまっていたここ最近の自分の行動がバカバカしくなった。
読書をする事は自分の生活レベルの質を上げるための行動を起こすキッカケを得る事であり、「いいね」を得る事じゃない。
読書を終えた後、どんなアクションを起こすのかを考えていく事に重きを置く事が重要だ。
という事で、やり方を変えて行く事 -
Posted by ブクログ
NHK100分de名著、ハイデガー回の指南役戸谷洋志さんの著書。
この番組での戸谷さんの解説がとても良かったので書店で見つけて即購入。
創元社の新しい刊行シリーズで、メインターゲットは中高校生。
それ故に、とても読みやすく理解しやすい内容でした。
中高校生や若年層に限らず、
大人でもSNSでの振る舞いに悩むことは多々あります。
この本は、SNSでの悩みやモヤモヤに対して解決策を示したり
こうしろああしろという指南本ではなく、哲学と紐付けしつつ
その悩みの根源って何だろう?
一緒に考えてみない?という寄り添うような内容です。
装丁も凝っていて、側に置いておきたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ哲学的な本は苦手で全然読んだことがなかったけど、J-POPを題材にしているから、読みやすかったし、読んでいて楽しかった。
でもやはり話が難しいため、あまり詳しく内容を覚えることができなかった。
本の構成的に、先生と麻衣が対話している形なのが読みやすかったし、読んでいる私自身が思い出せないことを麻衣が解説してくれるのがありがたかった。
特に印象に残ったのは、ワンオクの"A new one for all,all for the new one" といきものがかりの「YELL」。ワンオクは普段から聴くから、いつも聞いている曲にこんなに深い意味があるんだ、ということに驚いた。いき -
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ゼミで幾度となく聞いた「ハンナ・アーレント」
教授からきく彼女の「公共性」の話はずっと心にあって、また映画で彼女の一生をみて、その逞しさに憧れた。
「人間の条件」は、読んだことがなく、また話を聞いても「???」だったので入門書から!
めちゃくちゃ読みやすくて、!これまで分かりたくても分からなかった政治思想家たちの話、このくらい薄っぺらい入門書なら読める気がする。。。
「人間の条件」の内容について、
人間の活動、その視点から分ける?みたいなのがあって面白い。労働について考える学者の礎になるのも頷ける(気がする)。
あとアレントの定義する「労働」はアレントからかなり悪く評価されており、それは -
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「論破」といえば、やはりひろゆき氏。
本書では、この人の論のスタイルにしばしば批判的に言及する。
しかし、本書は単にひろゆき氏をモンスター扱いせず、彼のような存在がなぜ社会で喝采を浴びるのかから分析する。
本書の論旨は「おわりに」にまとめられている。
こういうところは、お若い研究者らしい、読者にやさしい配慮でうれしい。
4章までの前半は、おおざっぱに言ってしまえば背景としてのポストモダニズム。
権威が失われ、あらゆる価値が流動化して、社会の共通基盤が失われる。
ポスト・トゥルースの話も出てくるが、「真実」の価値も顧みられなくなる。
人々は「集団分極化」(キャス・サンスティーンによる概念)し