戸谷洋志のレビュー一覧

  • 恋愛の哲学

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    恋愛という不確かなものを
    色んな角度から分解した見方を知りたくて読んだ一冊。

    恋愛哲学というタイトルでこそあるけど、
    親しい間柄の人間関係に対しても応用出来ることが多く書かれてて、思いもよらない所で
    (うわ〜こうする人ってこういう心理なのかな?)(自分もこれやってたかもな〜)とか
    思い返すきっかけになったし、結構腑に落ちる部分も多かった。

    この本は7人の哲学者が提唱した恋愛論?を軸に進むんだけど、そのおかげでより多角的に立体的にイメージが膨らんだし、
    答えのない題だからこそ、現象で満足して受け身になるんじゃなくて、考え続けることって大事だよなって痛感。

    自分の中では結構ヒット。

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    2024年07月14日
  • 哲学のはじまり

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    哲学、がとても分かりやすく書かれている。
    文通りに解釈するのではなく、その奥にある真意には、なかなか辿り着けない。そして、その真意は、個人で変わるものなんだ。

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    2024年07月09日
  • 哲学のはじまり

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    哲学の大まかな考え方と楽しみ方を教えてくれる本。哲学を「存在」「認識」「価値」の3種類の観点から紹介する。
    本書では、基礎的ながらも相反する考え方や概念などが取り上げられている。基本部分の紹介ではあるが、これらの考え方から「自分はどっちの考え方に近いのだろう」「違う立場のものは、なぜそう考えるようになったのだろう」と思いを巡らせることができる。
    本書の最後にはオススメのブックリストも存在し、次の学習にも繋げやすいと感じた。

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    2024年06月27日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    親ガチャ的厭世観が現代日本社会で流行したのは、苦境に陥った人々が、自らの苦しみへの対処として選び取られたからではないか、というところから考察が始まる。
    一時の安らぎはあるだろう。しかしどんなに努力しても希望はない、という絶望から救われることがない。

    ▶︎子どもが親に「生んでくれなんて頼んでない」「生まれたくて生まれたのではない」と言う時、子どもは傷つき、自分の力ではどうにもならない苦しみを抱えている

    このことに思い至らなかった。自分の力ではどうにもならない苦しみに自暴自棄になっていたのか。

    私は今までも、今でも反出生主義に魅力を感じてしまう。
    でもそれは、生まれてしまったからには、こう生

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    2024年05月16日
  • 哲学のはじまり

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    倫理学のくだりで、功利主義と義務論という観点がとてもしっくりきました。無意識のうちに判断していることもあるけど、その判断にもっと意識を向けてみようと思った。

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    2024年04月29日
  • 恋愛の哲学

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    恋愛を考えることは人について考えることと同義。有名な哲学者らが恋愛をどう捉えていたのか、具体的でとても面白かった。
    恋愛から結婚し子供を育てて幸せな家庭を育むという現代のイメージはロマンティックラブ。古代から語られた恋愛はロマンティックラブだけでなくいろんな形があったとのことで、7種類の恋愛のあり方が紹介されている。
    1番印象的だったのは、ヘーゲルの「なぜ人は愛されたいのか」の章で、互いの自己意識が衝突し承認を巡る戦いが勃発した時、一方が自身のアイデンティティを失うことを恐れて敗北を認めてやっと戦いが終わるというところ。「恋人を失いたくないから負けてあげる」という感情をどちらかが持てば、主従関

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    2024年04月16日
  • 恋愛の哲学

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    恋愛・結婚と聞いて思い浮かぶのは、白馬の王子とお姫様の物語のように見目麗しくエレガントな異性とドキドキするような恋愛をして結婚するという、いわゆるロマンティックラブ。

    しかしながら現実世界ではむしろそのような「完璧」な人はごく少数で(見目麗しき人も人格まで優れている事は多くない)、ロマティックラブが出来ない人も多い。
    また恋愛初期にはロマンティックラブでうまくいってもすぐに別れるような事はいくらでもある。

    と、現実基準で恋愛を考えるとロマンティックラブだけを切り口に語る事は限界がある。では他にどんな見方があるだろうか?

    恋愛を欲求による熱情と捉えるのでなく、人と人との関りであると捉えなお

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    2024年03月23日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    ネタバレ

    ついSNSを見てしまうのをやめたくて読んだ。
    とても読みやすかった。偶然性を許容していきたい。
    65 つぶやきは本音が表れてるように感じるから見たくなる
    90 アルゴリズムによって表示されるニュースは、単にたくさんの人が見ているから。重要なニュースが漏れている可能性もある
    93,97ハズレを選ぶ可能性は低くなっても、全く新しいものではない。賭けと責任を排除する
    102 偶然に起こる、予測できないことはこの世にある。
    105 明日の自分も新しいもの。昨日までの自分が好んだものを好まないこともある。

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    2024年02月24日
  • 哲学のはじまり

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    本当にオーソドックスな哲学入門。存在論・認識論・価値論の3つの視点から哲学を俯瞰している。平易に語られていて、わかりやすい。
    個人的には、かつて挫折した廣松渉の哲学入門2冊(『新哲学入門』『哲学入門一歩前』)を再読したくなった。

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    2024年02月17日
  • まんが!100分de名著 ハイデガー 存在と時間

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    マンガもシンプルで見やすくわかりやすい。ただ深く読んでいくのには、他の本に進んだほうが良さそうだが、難しいそう…

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    2024年02月15日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    どうやって親ガチャ的厭世観を回避するかが語られる。個人的には反出生主義の幼稚さ、論理性の無さが改めて確認できていささかゲンナリさせられた。結論は色々と回り回って♪私以外私じゃないの〜との「自己肯定感」を対話を通じて持てるようにする、てな話に落ち着くんだが、まぁ結論の好みは分かれるところかもしれない。自分としては、親ガチャ的厭世観とはそもそも対話を持とうとするようなモチベーションさえ無い状態だろうから、そこはちょっと難しいんじゃないかと感じる。
    結論へ至る過程でぐるぐる回る議論を眺めるのもこの手の本の趣旨だろうし、興味のある方はぜひ。

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    2024年02月11日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    ただ親ガチャというワードに惹かれ、中身はよくわからないまま読み始めた。
    親ガチャというマイナスイメージを払拭するために哲学的な解を求めていく。哲学の素人である私にとっては非常に難解に感じたが、固い煎餅をゆっくりと噛み砕いて飲み込むイメージで読み進めると、なんとか理解できて最後まで読むことができた。最後の方は、繰り返して主張が書いてあり、筆者の意図するところが理解できた。哲学については、なんでこんなことを深く考えるのだろうと思っていたが、語彙力や想像力を高め、表現できる世界を広げ、人間の思考力をつける尊い学問なんだと思えた。

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    2024年01月17日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    ネタバレ

    他者から承認されようとすることは、「他者から承認されるような自分」になろうとすることで、必然的に頑張ることを強要されてしまう。
    SNSで他者から承認を得ようとすると、
    ①私の生きやすさが他者に依存する
    ②絶え間ない承認を求めることで、常に不安を喚起する
    ③承認を求めるほど自分自身を見失う(疎外)
    ことにつながる。
    SNSネイティブにとって、人間関係の開始はインスタの相互フォローなどを指し、リアルとSNS上の関係性の区別はできない。
    自律性は他者に頼らないでいられることで、他律性は他者に頼らないではいられないことである。一般的に自律ばかり求められるが、アイデンティティの形成には他律(他者)も必要

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    2023年12月30日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    SNSにおける承認欲求、時間、炎上、アルゴリズム、連帯について哲学的に考える。
    参照されるのはヘーゲル、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、ベルクソン、アーレント。

    アルゴリズムの章がよかった。
    私たちのデータをもとに私たちが望むより先に好みを提供してくれるシステム。しかしそれは生を貧しくするのでは? という疑念。

    SNSは利もあるが害も多い。害に自覚的に、節度を持って利用したい。

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    2023年11月05日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    それぞれの哲学者の思想をマンガでわかりやすく解説していて、理解しやすかった!
    どの漫画のシーンも感動的で感情移入してしまった。

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    2023年09月18日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    ネタバレ

    ・相手が自由ではない承認行為は自分の承認欲求を満たす事象ではなくなる
    ・SNSには時間の流れは起こっていない。液晶に表示されたときが閲覧者にとってそれが起こったとき
    ・投稿は劣化しないが紙で書き残した物理的なものは劣化する
    ・バズるは時間という概念がないからこそ生まれる現象
    ・SNSに投稿する際に炎上しないかと気をつけている行為は未来の視点
    ・ストーリーズは時間という概念がなかったSNSに人生特有の一回性を与えた
    ・Twitterは建前ではなく本音を表向きは演出できる場
    ・Twitterは生の声をアピールする道具にも使われる
    ・リツイートされることで言語ゲームのルールが変わる、それは炎上の要因

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    2023年09月09日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    中高生にも読んでもらおうとする配慮がなされていて、また、矢萩多聞氏の装丁とレイアウトも多くの人に開かれていて、凝った造本だ。SNSを語る際の諸問題をカバーしつつ、各章ではヘーゲル、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、ベルクソン、そしてアーレントの哲学を紹介し、課題に向き合うヒントとする。その手さばきは見事! 中学生にはほんの少し辛いかもしれないが、高校生以上にはチャレンジしてもらいたい一冊。

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    2023年07月29日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    「哲学を学ぶ」というとかなりハードルが高いように思えるが、本書はそれを身近な自分ごととして捉えられるようにSNSを題材としているため、具体的なイメージが湧きやすくとっつきやすい。
    筆者もまたSNSを利用しているということで、決してそれに否定的ではなく、寧ろ新しい思考の場として歓迎しているように思える。よく言われているSNSの問題点を無視するわけではなく、問題点の本質はどこにあるのか、そしてどう変わっていくのかを考えることを求めている。
    個人的には「第2章 SNSにはどんな時間が流れているのか?」が、興味深かったが難解だった。頭をフル回転させないとうまく飲み込むことができなかったし、まだ喉に突っ

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    2023年05月20日
  • 未来倫理

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    モノの考え方を様々な視点で見させてくれる。そして、考えた後の共有の仕方とか。考え方の幅広い引出しが増えた!

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    2023年02月26日
  • 原子力の哲学

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    ウクライナ戦争であらためて核兵器の脅威への恐怖が蘇るなか、哲学者が核兵器、そして原子力技術をどう考えたかという観点でまとめた本。

    でてくる哲学者は、ハイデガー、ヤスパース、アンダース、アーレント、ヨナス、デリダ、デュピュイと豪華。

    なにか人間の力を超えたところにある原子力というもの。単純に反原子力といっていればいいわけでもない。哲学者ならではの見解、別の言い方をすると、形而上学的な議論が展開される。

    だが、そうした極端な議論を通じて、自分の思考が大きく揺さぶられる感じがした。

    原子力が人間の意思というものを超えて、独自の進化をとげていくものであることが実感できた。

    そして核兵器は、憎

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    2023年02月22日