戸谷洋志のレビュー一覧

  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    親ガチャの厭世観と、責任や自己肯定感、対話などを哲学の視点から検討するという内容。
    さらりと書いてあるが、それぞれが深い

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    2024年07月04日
  • 悪いことはなぜ楽しいのか

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    自己チューはなぜ楽しいのか、いじわるはなぜ楽しいのかという、こどもでもとっつきやすいテーマから始まり、それぞれの章の中でカントやハイデガーなどの哲学・倫理学でよく扱われる思想家を紹介するという流れが、とてもよかった。それらに興味を持つきっかけになりうる本だと思う。

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    2024年07月03日
  • 哲学のはじまり

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    久々に読んだ哲学の本。
    色々な哲学者の考え方が、コンパクトに分かりやすく紹介してあってよかった。巻末のブックリストで気になった本も読んでみたい。

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    2024年07月03日
  • 恋愛の哲学

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    愛について考えたいのに普通に哲学者多すぎて何から読めばいいかわからない!ときに出会いました。助かるー
    めちゃくちゃ最近の本なので(2024年)、古い本特有の読みにくさもないし、例も容易く頭に入る。
    解説している哲学者の引用文(翻訳文)は全然理解できないんだけど、そのあとちゃんとわかりやすく言い直してくれるので有難きことこの上なし
    前にフロムの「愛するということ」を読んで自省したりしてたけど、なんかこれは哲学者を比較するという点で、本から自分へダイレクトに矢が刺さってギク!痛い!みたいなことがなかった。愛は一体化するものだし相互的なものだと思っていたのに、レヴィナスは反対だったのでレヴィナスの入

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    2024年05月05日
  • スマートな悪 技術と暴力について

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    良心を今自分が生きるシステム(社会)へ自動最適化してしまうこと(それも「無意識」に)。そして、その問題がとても可視化しづらいこと。そのことを忘れないで、自分という人間が背負う責任から逃れないで生きるために、どうすればいいのか。

    現時点での私の答えは、こうだ。

    今の地点(システム)に自分が存在しているという事実を意識しながらも、別の地点(システム)も、勿論この世界には存在し得ること、そしてそれは今自分がいる地点と代替可能な地点ではなく、同時に存在し得る地点であり、そこに自分が足を踏み入れることは自分自身が身軽(自分がいる地点にポジティブな意味合いで懐疑的)であり続ける限り、いつでも可能である

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    2024年04月19日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    対話すること、話を聴いてもらう、話を聴く、簡単なようで難しい。だけど、自分の人生を引き受けるためには、自己肯定感を高めるためには、とても重要なこと。

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    2024年03月23日
  • 哲学のはじまり

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    勉強の哲学という本で、専門分野へは入門書から入るべきと書かれていましたが、これはその一冊になるだろうという視点で読ませて頂きました。

    どのくらいのことを知っておけば「ざっと知っている」ことになるのか、という範囲を把握する

    ためにちょうどよい印象です。
    また最後にブックガイドが載っているのも、入門を終えて次に進もうと思ったときに有用だと思います。

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    2024年03月18日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    友情というシングルイシューから多様な時代の哲学者を取り上げるという試みは、新書の紙幅のなかで上手く機能していると感じた。
    サブカル批評に片足を突っ込む程度ではあるが、著名な漫画作品の一場面を例示することで、記憶の紐づけには役に立つ。
    ここで触れられる名高い哲学者には当然、専門の研究者もおり、考証としての正しさがどこまでかは、名前こそ知ってはいても「友情」という題材にいかに取り組んでいたか(そもそも取り組んでいたかのかすら)知らない身としては正否は出しかねるが、各々の哲学者あるいは友情そのものの哲学的探求の端緒として的確に仕立て上げられているように思う。

    再読。

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    2024年03月15日
  • 恋愛の哲学

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    私が常には「奢られる側」でいたくなかったのは、「守られるべき対象」として見られることに対して、強烈な違和感があったからかなと思いました。主体性を返してくれよ、みたいな。
    そして、常に「奢る側」として見られる人たちも、それはそれで、主体性が奪われているような…。

    社会規範でもって、相手が喜びそうなことを推し量るって、本当に良くないなぁと感じます。それが、する側の勘違いやエゴであっても、された側は喜んでいるふりをしなきゃいけない気がしちゃうもの…。

    人間関係において、「対等」とか「尊重」って、互いに簡単にはできない場合の方が多いのかもしれないですね。目指したいところですが。

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    2024年03月03日
  • 哲学のはじまり

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    今まで読んだ中で一番スッと入ってきた哲学入門。ハイデガーや現象学の説明も明快(カントの議論を踏まえて…という説明がわかりやすい)で、いわゆる哲学史的な倫理の授業では満足できなかった人もここから始めればよい。ブックガイドもあり、親切。

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    2024年02月27日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    タコピーが大学入試で出題されたと聞き読みました。文章が読みやすい。
    自分たちの身近にあるものでたとえてくれる、前章で大切だったことを繰り返し言ってくれる。
    哲学者たちの友情に関する論をわかりやすく説明した後に知ってるマンガについて同じテンションで解説されて少し笑ってしまう。あとめっちゃネタバレするやんけ!
    エピローグのまとめ方が優しくて著者の他作品も読みたくなりました。

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    2024年02月26日
  • 哲学のはじまり

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    分かりやすい!
    哲学とは、まずはそこから紐解いて、3つのテーマでさらに細かく説明する。存在とは、認識とは、価値とは…

    哲学とは、私たちが既に知っていることを教える。by デカルト
    誰もが当たり前だと思っていることについて考える営み。常識を問い直す必要性は、常識が間違っている可能性があるから。なぜその常識が正しいのか、と考えることで、自分の力で理解できるようになることが大切。


    ミネルヴァの梟は宵に飛び立つ、ヘーゲル

    存在論、00とは何か?それがどんな存在か考える

    認識論、どのように00を知るのか?

    価値論、良い00とは何か? 美的、道徳的二つに分けられる

    「存在」は、2つに分けられ

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    2024年02月12日
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)

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    ネタバレ


    責任は「私」が「私」であることを引き受けること。他者との連帯、対話があって初めて自分自身に向き合うことができ、自分の人生を引き受けることができる。
    親ガチャ的厭世観を乗り越えるために求められるのは、なによりもまず、社会における対話の場の創出である。

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    2024年01月03日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    世界の見方が変化して今の状態になったという流れわかる。友情を軸にして、社会の中の人と人を見ていく。近代化が満ちて既存の世界観から抜け出してしまったことや、戦後にもまだ未解消の構造が残ることがわかる。

    似ているから同じと判断していた時代。男同士の友情で組み上がった社会は今の日本にまだ現存している。
    違うから個別だと判断するようになって、ルールの信用を少しでも破ったら切り捨てる、完璧に対する潔癖社会も残っている。

    そこで個人に核を持ち、向上心を潰さずに、他者による感情は自分のものではないと構える時代対応が求められた。枠の中身が変わった。

    世界がつながると、枠を使う問題が出てきてしまった。これ

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    2023年11月27日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    ネタバレ

    『オシント新時代 ルポ・情報戦争』(毎日新聞取材班)を読んでいる時、自身がよく使うSNSが果たして何なのか、もう一度よく知ろうと思い手に取った『SNSの哲学: リアルとオンラインのあいだ』(戸谷洋志)。

    これを読んで、承認欲求を得たいがために読書記録をインスタで行い、「いいね」の数チェックがメインとなってしまっていたここ最近の自分の行動がバカバカしくなった。

    読書をする事は自分の生活レベルの質を上げるための行動を起こすキッカケを得る事であり、「いいね」を得る事じゃない。

    読書を終えた後、どんなアクションを起こすのかを考えていく事に重きを置く事が重要だ。

    という事で、やり方を変えて行く事

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    2023年11月10日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    創元社のヤングアダルト向け新シリーズ。分かりやすい言葉やイラストでSNSとの関わり方や「わたし」の在り方をときます。ヘーゲル、ハイデガー、ウィトゲンシュタインといった難解な哲学のエッセンスも盛り込まれており大人も楽しめます。SNSとの距離感を考えたくなる一冊。

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    2023年06月10日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    「友情とはなにか」「友人に対して自分はどうあるべきか」といった問いについて、アリストテレスやニーチェ、カントといった哲学者の意見と、現代の漫画作品の登場人物間の友情を基に考察した作品。時代背景によって考え方が変遷するのが面白いのと、哲学者たちも友人関係で葛藤があったんだろうなぁと思いながら読み進めると、時代を超えた親近感が湧いてくる。

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    2023年06月01日
  • シリーズ「あいだで考える」 SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ

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    NHK100分de名著、ハイデガー回の指南役戸谷洋志さんの著書。
    この番組での戸谷さんの解説がとても良かったので書店で見つけて即購入。
    創元社の新しい刊行シリーズで、メインターゲットは中高校生。
    それ故に、とても読みやすく理解しやすい内容でした。
    中高校生や若年層に限らず、
    大人でもSNSでの振る舞いに悩むことは多々あります。
    この本は、SNSでの悩みやモヤモヤに対して解決策を示したり
    こうしろああしろという指南本ではなく、哲学と紐付けしつつ
    その悩みの根源って何だろう?
    一緒に考えてみない?という寄り添うような内容です。
    装丁も凝っていて、側に置いておきたい一冊です。

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    2023年05月08日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    友達のことを思い浮かべながら本書を読んだ。いろんな関係があるが、友達の定義は曖昧。思い当たることも多かったが、無意識に「生権力」の規範が刷り込まれていることは、考えてみれば疑問に感じることかもしれないが事実として驚いた。人は誰かに依存している。依存したうえでの自律である。対話を大切にしていきたい。

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    2023年04月30日
  • 友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~

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    今までぼんやり考えていたことが言語化されたり自分のなかになかった考えがしっくり来たりして、思考の幅が広がった。自分の築きたい人間関係のかたちについての考えがとても捗った。

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    2023年03月14日