原子力の哲学

原子力の哲学

847円 (税込)

4pt

4.3

マルティン・ハイデガー、カール・ヤスパース、ギュンター・アンダース、ハンナ・アーレント、ハンス・ヨナス、ジャック・デリダ、ジャン=ピエール・デュピュイ。本書は原子力(核兵器と原子力発電)をめぐる7人の代表的な哲学者の考えを紹介し、それぞれの人と思想の関係を整理する。技術、自然、そして人間――。原子力の脅威にさらされた世界はどのようなもので、そうした世界に生きる人間はどのように存在しているのか、その根源を問うていく。

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原子力の哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月17日

    原子力は言うまでもなく科学の領域であるが、原子力の管理方法やその危険性、次世代への影響などを考えると、科学の域には収まらず、哲学の文脈から議論もなされている。本書では20世紀に思想家を中心に引き合いに出し、原子力の哲学について取り上げられている。戦後の1950年代〜60年代は東西対立が進んだことで核...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月22日

    ウクライナ戦争であらためて核兵器の脅威への恐怖が蘇るなか、哲学者が核兵器、そして原子力技術をどう考えたかという観点でまとめた本。

    でてくる哲学者は、ハイデガー、ヤスパース、アンダース、アーレント、ヨナス、デリダ、デュピュイと豪華。

    なにか人間の力を超えたところにある原子力というもの。単純に反原子...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月30日

    本書のタイトル「原子力の哲学」とあるように、代表的な哲学者の原子力に対する哲学を書籍である。
    筆者は哲学の専門であるが原子力の専門ではない。というか解説されている哲学者も原子力の専門家ではない(哲学の専門家だ!)。
    ということを念頭に置いて本書は読むべきである。

    筆者の解説は分かりやすいので、登場...続きを読む

    0

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