えらいてんちょうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
起業のハードルが下がる内容で、生き方として無理しないこと。しょぼくたって生きていける、悲観することはないということ。
しょぼい起業の考え方は自分の生活を全て自分の労働で満たして、余った分は売って資本化するというもの。この方法をとると原理的に家賃で破産する以外、事業が潰れることはない。
事業計画を綿密に立てても大体うまくいかないのでとりあえず自分ができる範囲でやってみる。事業とは、人とのつながりや置かれている環境などの条件から自分ができそうなことを発見して事業化していくものだ。
居心地の良いところに人は集まるので人が集まる環境づくりが大事。
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Posted by ブクログ
いかにも慶應風味の青年だなあと感心。
P68 お金を持ち逃げしない、好ましい人で、おもしろいことをやっている人」に人は投資をします。「面白いことを考える」ではないのがポイントです。【中略】「始めてしまったけどこの部分でどうしてもお金がないんです!」なら出資する気になりますが「こんな面白いことをやりたいんです!」だけだと出資を受けられる確率は低くなります。
P76 (生活や資産の資本化)店は開いていれば、商品は回転していれば、車は走っていれば、人は働いていれば、それぞれの価値は実現されています。安くてもいい、何なら無料でもいいから、とにかくすべての資本を動かし続け、眠らせないことが重要です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ嫌なことで生きていくのは、もうやめよう
組織に属して働くことを諦めた著者様が、それでも生きていくために選んだ道が「しょぼい」起業でした。
ーサラリーマンができなくても、落ちこぼれじゃない
ー「しょぼく」生きていたって良いんだ
そんな「逃げ」のマインドが、本書には詰め込まれています。
・「しょぼい」起業の心得
1.生活・資産を資本化する
いつもやっている作業・すでに持っているものをお金に換える
2.ゼロから投資して貰える人になる
あなたが普段何にお金を使っているか
3.「正しい」やりがい搾取の実践
協力者を得るのに従業員はいらない
4.SNSを店舗にする
宣伝広告費はかけなくていい
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Posted by ブクログ
どうしてもやりたいことがあり、それは起業じゃないといけなくて、この手の本に手が伸びてんだけど、どれを読んでも「自分じゃ無理かな」か「よくある成功譚だわ」としか思えないくらいひねくれてしまっている。
本文中で紹介されている『しょぼい喫茶店』の開店記録も読んだけど、「あぁ、うまくやったんだねー」「若い独り身はいいねー」とかしか思えなかった。
しかし、この本についてはちょっと違う。
むしろやりたいのこんな感じだわ、と共感でき、希望も得られた。
そうは言っても、今すぐってわけにはいかないけど、今だなって時が来そうな気がしている。
あまり気合いを入れすぎず、“まず動く”ができるその時を逃さないよ -
Posted by ブクログ
起業に対する考え方は参考になったが、実際こんな上手くいかんよなぁとは思う笑
でもやってみなきゃ分かんないんだろーなー。
【メモ】
・間違えたやりがい摂取(無料、格安で何かをやらせる)
・単純接触効果(長く触れてると自然と好感を持つ)
・中途半端な人が中途半端なまま生きれる場所
・引越しがめんどくさい、引越しするとワクワクする。お店やると前者の方が合ってる?
・管理されて細かい作業チマチマやるより、これだけの売り上げとりあえず上げてこいっていう方が向いてる人もいる。
やっぱ自己分析とその能力がどういうところに役立つかって関連付けるのって大事よなぁ。