ある意味ですごい起業方法を紹介している本。それも相当不思議な。
スタートアップの概念が一変しました。
こんなやり方があるのかと、えっという、なんともいえない気持ちになりました。
実践し、コンサルタントまでされているのだから、ある意味ありかも。
つらいことをやる必要はない、サラリーマンがいやになった
...続きを読むら辞めてしまえばいいという強烈なメッセージ が冒頭に語られます。
むしろ、サラリーマンやっているほうが楽なのではと思う自分には、別世界のように思えてきます。
友人関係をほんとうに大切にできていれば切り開くことができる、もう一つの世界のような気がします
・日本にいるかぎり飢え死にはしない
・お金を使わなくても、楽しいことはたくさんある
・お金をかけずに起業をする
・事業計画も、資金調達もいらない
・店をもつと信用につながる。店を複数もつと、かなりの信用を得ることができる。
・日常生活で必要なものを作り、余ったぶんを売る
・店を開くには大金がかかるは大ウソ
・家じゃなくて「店」に住む
・とりあえず毎日店を開けておけば、お金になる
・お金を持ち逃げしない、好ましい人で、おもしろいことをやっている人に人は投資します
・とにかくやる。下手な鉄砲撃ちまくろう
・地元に根差した商売をするのなら、基本的に周りの店や地域住民を敵に回すべきではない
・ニコニコして頭を下げるのには、コストがかかりません
・しょぼい起業には人件費はかからない、従業員は雇わなくていい。固定費を含めて、あらゆる出費を限界まで抑えることが大前提
・気持ちがよい(=ノンストレスな)環境でないと、人は働かない時代になった
・いかにお金をかけずに起業し、利益を出していくか。⇒いかにしてすでにあるものを資本化し、労働力に変え、利益に変えていくか。
・広告宣伝でもっとも効果的なものは、「口コミ」
・広告らしい広告はネットでは嫌われる。しょぼい店を宣伝しても効果はほとんどない。
・自分で汗をかいて広告する。自分が下げた頭の分だけ広告になる。つまり、広告宣伝費は、自分の足や愛想でまかなう。
・SNSで店の宣伝をするのではなく、SNSでまず有名になってから、店と連携する。そのためには、バズるツィートを書かなければならない
・これからは、Twiterよりも、YouTubeがいいのでは。
・情報公開は大本営発表でいけ、悪い事実は過小評価につながり、士気がおちること、マイナス情報は公開の場にださないほうがいいのでは
・仕事をしている感に、なんとなく過ごそうと感じた人が集まってくる。これからやるではだめ、やっているのだけど、さらにやるためにお金が必要との説明をする。
目次は、次の通りです。
はじめに
第1章 もう、嫌な仕事をするのはやめよう
第2章 「しょぼい起業」をはじめてみよう
第3章 「しょぼい店舗」を開いてみよう
第4章 「協力者」を集めよう
第5章 しょぼい店舗を流行らせよう
第6章 「しょぼい起業」実例集
Pha×えらいてんちょう対談 「お金」に執着しない生き方
借金玉×えらいてんちょう対談 草むしりから始める「しょぼい起業」
おわりに