坂本眞一のレビュー一覧
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200年近く前のフランスで起きた出来事ーフランス革命。
その結末を処刑人として生きるサンソン家の人々の視点から描いたイノサンとイノサンRougesが完結した本作品。
国が違えど時代画違えど、政治にしろ文化にしろ『変わり目』が激動であるのはフランス革命でも幕末でも一緒。
そして人間の...続きを読む -
ベルばらの華麗な世界の裏には、こんな貧しくて汚くて、泥臭い民衆の生活があった。死刑執行人も、当時は洗濯なんてほとんど行われてなかったんだろうから、衣装や家はさぞかし血で汚れて臭かったんだろうな・・・。
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ギロチン誕生。今まで思っていた過程とは全く異なる製作話でした。このギロチンによって、アンリ サンソン シャルルの心は救われるのか?と期待したが、どうもそんな感じではなさそうで、重さが残る。
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民の叫びがどんどん共鳴して、割れんばかりのモノになっていく描写は圧巻!そして、そこに現れる血まみれの赤ん坊??やっぱり、あの人の赤ん坊ー!?どうして、子を成そうと思ったのか、真意が理解しかねてます…
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急に話の展開が早くなった。サンソンの剣を手放そうと決めたマリーは潔い。そこまでに描かれる心理描写が良いと思う。その後の兄妹達での戦いは、家の為とはいえ、見ていて辛いものがある。
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グロは苦手なのですが この作品は内臓ですら芸術品に見えます。しかし美形の友人の最期はかなりショックでした。そして処刑時の混乱を3代目が収拾するシーン、さすが!といったところです。この3代目ですが2巻途中でキャラが変わってしまったんでしょうか。1巻で涙を流すシーンに「このお父さん、本当は優しい人なんだ...続きを読む
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ゼロの性別結局不明
ジャン・ルイの変身ぶり
フェルセンの最期も意外とひどい
マリーよく生きてたな
あの細密な美しい絵で7年連載って恐ろしい。お疲れ様でした。
あとサン・ジュストの髪型が90年代ビジュアル系みたい。Posted by ブクログ -
これは現代版をいれて少し明るくしたり、違う気分で盛り上げたいということなのかな?
あと一冊どうなるんでしょうか。
シャルルもっと出してもらいたいです。 -
シャルルがやっぱりいいです。
どんどん傾いていくフランス。みんなの必死なおもいが伝わって来ます。
でも現代風に書かないで普通にずっと中世のままにしてもらいたかったです。 -
すごい絵面の数々!アントワネット最終章の始まりですね。マリーは相変わらずかっこいいな。逃避行の様子が詳しく描写されてて、実によく分かりました。女子高生に変わったところ、意味がつかみきれず、、。Posted by ブクログ