坂本眞一のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
兄妹で決闘だなんて!お互い、方向性は違えど、理想に近づきたい二人。どちらも理想に一歩でも近づいてほしい。ところで、にーちゃん、かわいい妹に勝手に結婚相手を決めちゃ、ダメだよ~。
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購入済み
少年が大人に成長を遂げるが、根本的な思想はそのままで良かった。次女マリーも美しく、強く大人になっている。言葉遣いはもう少し、なんとかしたらいいと思うが…。これからは、マリーアントワネットが出てくる内容に、興味津々です。
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購入済み
次女マリー、美しい処刑人。才能は有しているものの、人間的にはもう少し成長がほしい。しかし、女であることで受ける迫害は目に余る。いつの時代も女性は辛いものです。また、三代目サンソンの人間らしさが見えたくだりは心打つものでした。
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購入済み
マリーが才能を発揮し始める、最初のエピソード。マリーの才能を見抜いたアンリも凄い。処刑を舞踏会になぞらえ、執行していくところは、残酷なシーンをも美しく見せている。実際の現場は、阿鼻叫喚だったと思われるが、この表現の仕方は流石です。
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購入済み
新たに出てきた叔父様も美しい。しかし、偉大すぎるお祖母様からの影響は絶大でした…。根底に流れる恐ろしい因縁。母と息子の歪んだ愛情。その歪みがシャルル・アンリにまで…。続きが気になって、どんどん読み進んでいきます。
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過酷な運命の元に生まれた少年が、現実を受けとめ、運命にたち向かっていこうとする姿が健気で美しいです。この時代に生まれたとはいえ、個性的な感性を持つ家族の中で、生きていくのは過酷です。
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購入済み
美しい心の少年に迫る過酷な運命が凄まじい。絵が美しい分、その迫力が強烈です。実際にあった処刑人という仕事、当時の人々はどのような思いで仕事を遂行したのか…。葛藤がこちらにズシンと伝わります。
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ネタバレ 購入済み
やはり凄いわ坂本眞一
ルイ16世が最後に家族と過ごす団欒シーン。ルイ16世の息子のルイ・シャルル(ルイ17世)がこの後、どんな扱いを受けるか歴史の本やwikiなどで知っているので読んでて悲しかったです。
ロベスピエールとサンジュストが馬車で移動していると、パン屋の夫婦が惨殺される場面に遭遇するところは特に印象に残りました。馬車の扉に血飛沫が飛ぶ…それを内側から描くなんて、この作者の才能を改めて感じました。やはり凄いわ坂本眞一。
そしてゼロ。いつも何かを頬張っているのは紛れもなくジャン・ルイの血を引いてますね。 -
ネタバレ 購入済み
うっかりネタバレを見てしまい…
お気に入りの3代目サンソンが隠居し、その後、3代目がどのような余生を送ったのか気になってましたが、たまたま何かで「隠居した3代目が旧友を処刑…」みたいなエピソードを見てしまい、とはいえネタバレを知ってガッカリではなく退場したと思っていた3代目の見せ場がまだあることを知り喜んでしまいました。グリファン閣下がマリーになぶられてるところは「あれっ? 3代目じゃないのぉ?」でしたが、ちゃんとネタバレどおりに旧友の引導を渡す3代目の格好良さったら。
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ネタバレ 購入済み
今回のマリーは
正直マリーみたいなキャラって苦手なんですが、ラトゥールに苦痛を与えず処刑した場面は素晴らしかったと思います。そして「せっぼ〜ん」のルイ15世の登場シーンで吹きました 笑 こういうノリの、おっぱい好きなオッサンって現実にもいそうです 笑
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ネタバレ 購入済み
もはや美術品
9月に無料で読み始めてすっかりハマりました。人物のデッサン、建物の緻密さ、装飾品のセンス、コマのひとつひとつが絵画のようです。初めはストーリーを追って読み、その後、絵画を鑑賞するような感じでお気に入りのコマをずっと眺めています。10月から無料で読めなくなったので購入しました。何度も眺めていたいので。
なお私の一番のお気に入りは3代目です。息子を折檻するシーンがありますがその時の涙にやられました。 -
Posted by ブクログ
父バチストから始まった長いストーリー完結しました。11巻ラストの女子高生ストーリー、今巻で納得。なるほどなあ、と思いました。アントワネットの最期、沁みましたねえ。本当に、生まれるのが早すぎました。マリーがやられるシーン、あまりにすごい。フランスが歴史的にいかに野蛮で暴力的だったかを思い知りました。ジャン・ルイにも驚きました。まさかお会いできるとは。シャルルとマリーが抱き合う場面に感無量。よかったです。世界史で習う項目ばかりですが、このように読むとそこで起きたことや人の息遣いが伝わります。シャルルとマリーの願いが叶って本当に良かった。彼らの命の上に今の私たちの世界かあります。どうか、今の世界をお
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購入済み
何度も読み返しました
Rougeになってからは、ちょっと読むのが辛い時期もあったのだけど、最終巻まできて、気持ちが一気解き放たれた気分。
何度も読み返してます。 -
購入済み
マリー怖いけど魅力的です
映画でも見ているように最後はカラーになり、クレジットが入りエピローグでプロローグみたいな仕上がりになっていて、かっこいい漫画です。
マリーはこれからどうなるんでしょうか。 -
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無料にのせられ
結局3巻から購入してしまいました。
少し昔のフランスではこんなにも人が簡単に殺されて身分の差別があったのだなと色々と考えさせられます。どんどん死刑執行が板についてきています -
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スキップが多かった
マリーアントワネットの処刑からロベスピエール、ダントン、サンジェストの処刑までにページを使い過ぎたと感じた。アンリがイギリスから舞い戻ったデュバリーを処刑する所も含めて欲しかった。もう一つ、ナポレオンが福岡弁なのは田舎者だと強調したかったのかな。
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購入済み
また続き?
11巻で完結すると思ってたのが12巻で完結ですか。マリーがアントワネットにセーヌ川の水を飲めば助けると選択を迫るところは中々印象的です。描かれた通りパリが近代的なインフラが整備され始めるのは第三共和政が始まってからで当時のパリは異臭の立ち込める町だったわけでセーヌ川の水を飲めというのは死刑執行に近い事だったはずです。で、その直後にアントワネットが現代日本の女子高生ライフを送る幻想を見るというのはあの水を飲んだのかな。どっちかと言えばこのパートの代わりにギロチンの刑執行までいっても良かったんじゃないかと思う。