スオウのレビュー一覧

  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    やっぱり下巻が面白かった。それもまあ、上巻でタメがあったからと思えるが。バトルシーンもそこそこいい感じであるし、全員満遍なくそれなりの活躍シーンが設けられていてありがたい。老獪亀VS一匹兎角、相変わらずのネーミングが右目が疼く系ではあるが、わかりやすい構造が非常に読みやすい。
     
    >白鹿にまたがる瑠璃の姿は神々しく、この時ばかりは雷鳥も息を呑んだ。
    >『驚いた?ばーか!』

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    2023年05月11日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 上

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    面白かった。上下、揃えてから読み始めたが、なるほど装丁は下巻の最後の最後で、ああ、これかいっって嬉しくなる仕掛けになっている。春の舞と同じく、上巻がなかなかにゆっくりしたペース。今回の敵は外部ではなく、内部の派閥争いというか、旧弊で独占的な権力者との戦い。まあ、色々と深いところが多くて、とても考えさせられる。四季の神様と護衛の8人にプラス、黄昏の射手と守り人がいい感じで絡む。メインは黄昏の射手と夏の双子。双子の婚約者がこれまたとても良い。瑠璃の相方は推せる。凍蝶がめんどくさい(笑)
    なかなか現人神様たちの普通な面が多めで、権能とのギャップが良い。

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    2023年05月11日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    ピュアーーー!
    不器用すぎるくらいお互いのことを思いすぎるのはこの作品の特徴だけど、何気にここまでお互い好きな主従は初パターンか。

    今回は主人公を取り巻く人たちが良かったな。
    両家の親とかみんな思いやりに溢れて、でも人間らしい一面があってとても良かった。
    あと、黄昏の輝矢さんが飛行機に乗って旅ができたのがよかったー!

    そして凍蝶がやっぱりカッコ良い。

    2023.4.30
    71

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    2023年04月30日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    いろいろな問題が竜宮に全部集まって一気に解決。
    夏の双子神の元婚約者さんたち、頑張った甲斐があって良かった。
    伏竜童子こと残雪の存在が不気味ですが。

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    2023年04月25日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    朝の神様に選ばれた少女とその従者の物語。

    射手が空に矢を放つと、朝と夜を迎えることが出来る。そんな神業を与えられた少女:花矢と従者の青年:弓弦。
    ただの女子高生が「暁の射手」に選ばれて、子どもらしさもありつつも、大人にならざるを得なくて周りも助けてくれる大人が居るので、悲壮感はあまり漂わない気がします。

    主従2人の関係性がじれったい…最後は泣きそうになりながら読み続けてしまいました。
    「春夏秋冬代行者 夏の舞」を読んでから、読むことをオススメします!
    ※私は夏の舞(上)しか読めてなかったので、話が少し付いていけなかった

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    2023年03月22日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 上

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    【宿命付けられた運命だとしても一度くらい自由に生きてみたい】

    数多の困難を乗り越えた四季代行者だったが、葉桜姉妹が双子神になる事で世界は吉兆と凶兆とで揺れる物語。

    世界は誰かの献身で成り立っている。
    朝も夜も社会の歯車となって円滑な積み重ねをする。
    しかし、その献身は誰かの光にもなるし、刃にもなる。
    妹が神になったせいで、定められた因果に葛藤するあやめ。
    神様になったからには身命を賭して世界に献身せねばならぬ。
    役に立たない代行者は挿げ替えされる。

    宿命付けられた運命に反撃すべく双子は身勝手な悪意と陰謀に立ち向かうのだ。

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    2023年03月18日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    今まで出会ったことのない設定。本屋で気になって手にしてしまったが、読みごたえはある。このあとどう続くのか気にせずにはいられない。

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    2023年03月18日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    今回は国に朝を迎える矢を撃つ暁の射手のお話。かなり単独の話で、前回までの登場人物たちは話の脇役として出てくる。暁の射手は女子高生で、神様になったのは10歳の時。守り人との関係が今回の話のメインになるのだが、やはりこの作者は特殊な状況や能力を持つ人たちとその世界観を作り上げて、極限での愛を表現するのが上手い。あり得ない世界なのに、今回もどっぷり浸った。愛に泣ける。ある事件が起こり、それを解決する時に、これまでの登場人物達がたっぷり出てきて、その後が想像できて楽しめた。あと、射手の能力の権限とか、仕事の意外な抜け穴とか神様世界のしくみに触れられていたところも面白かった。

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    2023年03月04日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    前回の主従と同じように互いに好意を抱きながらもすれ違う所は同じでも、まったく違う主従となっていて、どのように関係性が変わるか気になって一気に読めた。

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    2023年02月24日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    面白かった。これは異世界バトルものの一種やねぇ。上巻に比べて下巻の面白さよ!上巻の設定説明的な1冊がある故の登場人物への入れ込みと盛り上がりがあるのだとは思う。
    上巻のラストで誘拐された秋の代行者を助けるために、春、夏、冬が連携して立ち向かう。ヴィランがアホで拍子抜けというのはあるが、色々と深い感じ。非常にラノベ的痛快さもあり、エンジョイできた。テロ集団華歳での雛菊の様子やら、色々と知りたかったとこらへんも、ちゃぁんと描かれる。
    絵面が素晴らしいのと、女子厨二心ゆさぶりまくる、衣装とセリフ。これはコス映えしそうなアレやねぇ。それに狼星のキャラが完璧。凍蝶や竜胆も良いし、春夏秋冬の代行者と春と夏

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    2023年02月16日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    ネタバレ

    ずっと積読していましたが、
    読み始めると、読みやすさと素敵な世界観と、
    はやく幸せになって欲しい!で一気に読み進めてしまいました。

    思っていたより春主従がハードな生き様で、
    他の季節もそれぞれ色々あって、目が離せなかったですね。

    初版だからか、肝心なところで
    夏秋の誤字があったけれど、
    二版以降は修正されているのかな?

    冬秋の二人も良いけれど、
    秋主従がとてもツボでときめきました。

    季節の顕現は映像で観たいですね。
    それぞれの歌や舞も観てみたい。
    (夏の使役は一部隠されそうだけど)

    ラスボス?が意外とあっけなかったけれど、
    今後も出てくるのかな?どうだろう。

    ひとまず次は夏の舞を。

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    2023年02月15日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 1巻

    匿名

    購入済み

    ストーリーが良き

    小説の前にマンガの方を読んでみた。お勧めで見たイラストと設定内容に興味持ったけど。。今後に期待してみようかな。

    #癒やされる #切ない

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    2023年02月04日
  • 家政夫くんは名探偵! ~夏休みの料理と推理~

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    ネタバレ

    警察ものじゃないミステリーは、不自然なほど主人公の周りで事件が起こってしまうね笑
    どのお話もどうにもやるせなかった。
    光弥はだんだんわだかまりを解消してて何より

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    2022年12月31日
  • 家政夫くんは名探偵! ~春の終わりの洗濯と選択~

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    ネタバレ

    2話目の大家さんの心情は、理解できてしまう気がする…娘の苦しみを押し付けずには居られなかったんだろうなと思う。

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    2022年12月31日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    面白かった。
    相変わらずちょいちょいぐさっと来る正論の言葉を放り込んでくる。

    凍蝶とさくらに進展があったのでまたもうそれだけで良きです

    2022.12.24
    197

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    2022年12月25日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    春の舞、下巻。
    この巻は春と冬の10年間の決着の回であり、彼女彼らの再会の回であり、一方、秋と夏の新しい関係が始まる回でもある。

    攫われた秋の代行者を救うためにすべての季節の代行者が協力する展開は胸熱。
    なのだけど、そこからの展開は少しもどかしい。
    例えばそれぞれの代行者の能力を使って攫われた秋を捜索するような展開にはならない。
    それはちょっと肩透かしかな。
    けれど直接賊徒と対峙した場面ではそれぞれの能力が存分に使われていたのは良かった。
    でも夏の代行者に起こった事には結構驚いた。
    なにやら次への伏線っぽい気がするけど、どうだろう?

    クライマックスはやっぱり春と冬が再開する場面。
    代行者も

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    2022年11月22日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    ネタバレ

    ずっとずっと気になってた本です!
    久々のラノベで読みやすく、贅沢にまるまる1ページを使った描写に2ページを丸ごと使ったイラスト、時折現れる黒字に白の文。全てが本作の雰囲気を作り上げていてとっても素敵でした。

    お話は10年前に誘拐され、一族にも見捨てられ長らく行方不明だった春の代行者が戻り、各地に春をもたらすところから始まります。

    楽しかったのですが胸が張り裂けそうな描写が多く、苦しいのに一気読みしてしまいました。
    登場人物のほとんどが繊細で触れたら今にも崩れてしまいそうな、そんなギリギリで支え合っているのが逆に美しい世界観を作り出していたような気がします。

    春の代行者様が関わる描写や情景

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    2022年10月27日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    美しい人々の物語。
    繊細で脆く、それでも立ち向かう人々の心情や切ない関係性、そして強い絆が、丁寧で美しい描写で描かれていて、読み進めるほどに心に沁み渡っていくような物語。
    ここで、スタートラインに立つ決意をした彼女たちがどう動いていくのか、下巻が楽しみ。

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    2022年10月24日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    やや設定に無理があるのではないかと思う部分もありましたが、それを差し引いても、魅力的なキャラクターが織り成す物語にどんどん引き込まれ、すっかりハマってしまいました。

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    2022年09月19日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    上下巻読み終わりました。独特の世界観と魅力的なキャラクター、どうなるのだろう?という先が気になるストーリー展開で飽きずに読み切りました。分厚いけれど、文章はわかりやすくて読みやすいです。

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    2022年09月04日