スオウのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
謎解き後の人間模様が秀逸
辛い過去に区切りがついた2人の新たな物語の始まりです。
第一章は怜のお隣さんとご近所さんが登場。
第二章では光弥の親友である蘭馬が、第三章では怜の親友である知久が登場します。
推理ものとしてはやや物足りないのは前巻と同様ですが、登場人物の魅力や物語の読み応えはアップしたように思います。
少しずつ『依頼人と家政夫』から脱却していく怜と光弥。クールな光弥が蘭馬の前では年齢相応な表情を見せるのも良かったし、怜と知久の高校時代のエピソードも良かったです。
そして第二章の謎解きの後、身勝手な加害者を一喝した土門さん、第三章で怜を気遣う島崎さんなど先輩刑事たちも素敵です。
謎解きそのものよりも謎が解けた後 -
Posted by ブクログ
ネタバレ秋の代行者、祝月撫子誘拐がされ、四季は合同で奪還に向かう。そして四季庁での賊との攻防戦開始。観鈴はひたすらに「母親」を名乗って撫子を服従させようとしている。そして秋の管理官長月の本性が露見。コミカライズされたことでそれぞれの立場や言い分が図式化されてわかりやすくなった。思ったのが誰もが「10年前」に囚われていること。さくらはひたすらに復讐を望んでいて、狼星や凍蝶はひたすらに春主従しか目に入っていないこと。冬主従は撫子を救う為ではなく、10年前の事を思い出しながら二人に会いたいために動いているという印象だ。長月達「彼岸西」は10年前の雛菊の姿に神を見て、雛菊至上主義に変化…。正直、撫子奪還という
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Posted by ブクログ
はー凍蝶は今回もとても良い。氷と砂糖具合が絶妙です!まずそこだけ押さえておきましょう。
そして、撫子と狼星のやりとり。普段絡まない2人の秘密の会話。この2人だから話せる会話。尊い!
抱っこしちゃうくらい小さく、でも聡明な姫にだから言えること。小さいながら見る目のある撫子。
本編にはほとんど関係ないけどこのシーンが1番よかった笑
そして、本編は小さな頃から家に縛られて変な信仰に縛られた男女が拗らせた結果の誘拐劇。事件はあっさり解決したけど、心のしこりはなかなか根深い。
何気にこうやって家に縛られている人って世の中にいそうだよなぁ。
2025.3.16
60 -
Posted by ブクログ
面白かった。黄昏の射手輝矢が主役。
このシリーズ、神様が誘拐されるという定番。
ファンタジーだが”大人の事情”のいやらしいのがはいり、
それに歪められた”子供”のストーリーが悲しい。
子供神様たちももれなく悲しいストーリーがついてくる。
ほぼヤングばっかりの神様の中で、ひとりだけ”おじさん”な
黄昏の射手なんだが、これが大層カッコ良いですな。
守り人の慧剣もおもしろい。印象は中学生1年生ぐらいか?
神様たち、春夏秋冬と暁と黄昏、は神様なんだが、
なんか、、キーワーカー的な方向に向かいたいのか?
と過去作で感じてたんだが、
本作では、ものすごくちゃんと神様っぽくて
そこらへん、良いと感じた。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ5巻目だが閑話休題といった巻か。夏の舞で名前だけは出てきた暁の射手、巫覡花矢。女子高生で暁の射手を務めるのは大変そうだ。神事の最中に起きた甚大事故。守り人、弓弦が瀕死の重症になり、花矢は秋の代行者撫子に弓弦の蘇生を願う。これは確かに立場を利用しただけに過ぎないかもしれない。これが世間にバレれば撫子は窮地に立たされる。だからこそ、みんな隠密に行動し回って、事なきを得た。今までの代行者や射手達と違って、この花矢は家族と暮らし両親も花矢へ愛情を向けている。夫婦としては不和があるようであるが、両親とも花矢へ射手としての役割を強制しないし自由な人生を選べるなら選べるように尽力し、今回の事も協力し