スオウのレビュー一覧

  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 下

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    ネタバレ

    恥ずかしいぐらい読書中泣いた
    苦しい辛い寂しい、そして嬉しく優しい涙
    子供だからこその無垢で純粋な感情が胸を突く
    大好きな人に傍にいて欲しいという願いが堪らなく愛おしくて、そして、最後の挿絵の破壊力に心臓張り裂けそう
    正直この春夏秋冬代行者というシリーズの中で1番泣いてしまったと思う
    読む章読む章で涙腺が崩壊してしまう…私には罪深い作品であった……

    7章のジュードさんの邂逅と慟哭
    彼の行動の理由を知ると、彼を責めることなんて出来やしない
    愛おしい人の別離と愛おしい人を守ること
    最愛の神を失い、だからこそ幼い最愛の神を守ろうとする姿が印象的だ
    幼い命を失う瞬間の叫びが聞こえるようで、自害を試み

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    2023年11月20日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    ネタバレ

    異国の地、橋国へ向かった撫子、竜胆、狼星、凍蝶、瑠璃、雷鳥。橋国の秋の代行者リアムから告げられたのは撫子への求婚だった、という話。
    不穏な橋国に不信感が募り、大和の神々が無事に帰ってこられるようにと祈る。
    そして撫子の良い子で優しい所に泣きそうになる。神様になる前から親に虐げられた子供が揺れ動く様がいじらしく、どうかこの優しい神様が、撫子が、安心して息ができる場所を確保してあげたい。既にある竜胆達護衛陣の温かさに気付いてほしい。
    にしても瑠璃と狼星が徐々に仲良くなっていくのが嬉しい。瑠璃のこの眩しさが羨ましく煌めきに目を細める。2人の共闘シーンはめちゃくちゃ熱くなる。
    と大和陣営に胸を締め付け

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    2023年11月20日
  • 春夏秋冬代行者 秋の舞 上

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    ネタバレ

    今作は大和の可愛らしい小さな秋の神様の物語
    その子にこんなにも苦悩があったことに気付かされる今巻
    従者へ愛を乞う「りんどう」と呼ぶ神様
    そんな少女の神様になる前は、両親から愛されない独りぼっちの女の子
    普通の子供のように無邪気さを知らないその理由は苦しくて、苦しいと思うのに幼子はその言葉を知らなくて
    だからこそ、従者である竜胆様の存在は彼女にとって本当に素敵な出会いだったんだなと思う
    だから今作では、少女神と従者近くて遠いすれ違いが…もどかしい!
    少女神の撫子ちゃんの、愛されるために、嫌われないためにという気持ちの描写で…正直に言うと泣きました…
    大人びた小さな神様は愛を知らなくて、1人で枯葉

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    2023年11月19日
  • 春夏秋冬代行者 百歌百葉1

    匿名

    購入済み

    イラストがすごく良い

    #癒やされる

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    2023年11月19日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    ネタバレ

    雛菊の生い立ちがとにかく切なくて抱きしめてあげたくなるような気持ちになりました。さくらが雛菊を守りたいと思う気持ちに共感できました。上巻を読んで2人はお互いに依存し過ぎているのではないかと思ってしまったのですが、2人の生い立ちや出会いを知って自分の考えを後悔し、そのままの関係でいてくれと思いました。
    あの子はもう戻って来ない、あの子が幸せな方へと行く場面は感動より切なさや寂しさを感じました。
    暁先生の素敵なもので心が温かくなりました。

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    2023年09月20日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    ネタバレ

    【購入本】 暁 佳奈先生の本を読むのはこれが初。四季の代行者と、その従者たちによる、過去・現在・未来の物語。表紙の感じからはとても想像できないような痛ましく重い話。否、''記憶''と言った方が良いのか。──「しなないで、生きてくれますか」''始まりの季節''は、冷淡で、そして脆い。''認める辛さ''は本人にしかわからないから。さくらの相反する強い想いも切ない。(特にP.226) 書きたいことが多すぎて、やっとまとめられた今回の感想。読後、気持ちの整理に時間がかかった。下巻はど

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    2023年09月10日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    【購入本】前半部分の話は、上巻のもどかしさに乗っかって重さマシマシ。ここでようやく雛菊の過去と、さくらとの出会いが判明する。〈雛菊〉と〈ひなぎく〉の交差する想い。読み始めたときは、「この過去編、いるか....?」と思ったものだが、それは〈雛菊〉と〈撫子〉を繋ぐための''糸''だったのかも知れない。後半部分の話は、賊との戦闘がメイン。10年の時を揺るがした代償は、とても大きかった。しかし、それに抗う者たちは強く、美しい。これから先、消えゆくことのない''記憶''とともに歩む道に幸あれ。

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    2023年09月10日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    ネタバレ

    とても面白いです。まず、絵がいい! そして、内容もいい!キャラクターが生き生きとしていて読んでいる側が感情移入させられる。本当に春夏秋冬代行者がいたらどんな感じだろう、と想像したくなるお話。

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    2023年09月10日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    暁佳奈先生の繊細な文章表現で心が洗われました。
    表紙が美しく惹きつけられて手に取りました。四季の誕生、季節を世に顕現する四季の代行者など世界観にも引き込まれます。四季の代行者それぞれが抱える孤独に切なさを感じました。誘拐されていた春の代行者が帰ってきたところから物語が始まったため、どのような物語になるのか考えながら読み進め、読み終わった後下巻を早く読もうと思いました。

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    2023年08月29日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    読んでいると、いろんな感情が溢れ出てきて大変だったわ~(´ー`A;)でもハッピーエンドへ向かう下巻はキュンキュンが多かったかな(*^^*)夏だけでなく、他の代行者や護衛官達も幸せそうだ♪残雪と燕は気になるけれどね(゚A゚;)

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    2023年07月21日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    四季の代行者がいる世界の話、下巻。上がめちゃくちゃ良くて、当然下もめちゃくちゃ良い。全季節の主従コンビ皆大好きで、ほんと全員を幸せにしてあげたい。上同様夏の主従にまたも泣かされる、姉妹やから重ねてるきっと。どっちもめちゃくちゃ好きなのよ。春の主従も大好きでずっと一緒にいててほしい。

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    2023年07月13日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    四季の代行者がいる世界で春の代行者が誘拐され世界から春が消えてから10年後の話。めっっっちゃくちゃ好きすぎる。世界観も、代行者とお守りする護衛官も皆好き。春の主従の想いに胸が引き裂かれ、夏の主従で号泣し、秋も冬も、各々の想いにとても胸が揺さぶられる。妹おるから夏姉妹が気になるし、春の強い絆を守りたいし、秋の今後も冬と春の雪解けも全てが気になる!

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    2023年07月13日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 下

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    四季の現人神と朝夜を招く現人神がいる世界の話。終わりが来なければいいのにと思うくらい大変良かった。夏の代行者姉妹が大好きで最後思わず泣く。今作から出てきた夜を招くために毎日空に矢を放つ黄昏の射手陣営も当然好きやし、勿論他の四季達も好きやし、夏の婚約者達も好きやし、もれなく登場人物全員好きになる。

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    2023年07月09日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 上

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    四季の現人神と朝夜を招く現人神がいる世界の話、続編。前作からずっっと言ってるけど、ほんまに世界観も登場人物も大好きで読める幸せを噛み締めてる。今作は夏の代行者双子姉妹の話で、この姉妹の可愛さといじらしさに何回頭を抱えたか。今まで夏の代行者と護衛官という関係だった姉妹が2人とも夏の代行者になり双子神となったんやけど、そこから婚約破棄させられたりと困難が待ち受けているとは思わんかった。いつも妹瑠璃の手を引っ張るあやめお姉ちゃんの関係が、逆転して姉を支えようとする妹の心遣いが素敵。あと瑠璃ちゃんめちゃくちゃあやめちゃんのこと好きなの可愛いなってなる。双子神の舞は圧巻で思わず鳥肌が立つ。

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    2023年07月09日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    朝を招く現人神花矢と守り人弓弦の不器用で温かくて優しすぎる物語。大和の民のために尽くしている神々が2人のためにと奔走する姿に胸を打たれ、優しい神々のお陰で訪れる朝夜と四季が愛おしくなる。人のために行動する神様が幸せでありますように。

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    2023年07月09日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    ネタバレ

    四季の代行者と巫の射手の共同戦線、上手くいってよかった。困った時に助け合える仲間がいるっていいな。そういう時に手を貸してあげられる人になりたいと思う。

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    2023年06月17日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 上

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    ネタバレ

    別作品もそうだったが、日本語が解放された文体、表現力に引き込まれた。「ヴァイオレット〜」の時は異国風だったが、今作品は和風なので、作者の語彙力が濃縮して美しい文体となっている。代行者と称する人間が現人神となって四季を呼ぶ世界。誘拐、失踪していた春の代行者が春を復興させた時からストーリーは始まる。雛菊が誘拐されても捜査をやめて、死を願っているような春の里側の理由も、ストーリーが進むごとに明らかになった。疎ましく思っていた一族の娘が、次の代行者となって、敬わねばならない存在になった。だが、厄介者としての感情は変わらず、誘拐事件がこれ幸いだったのだろう。それをさらりと書けたのは、作者の手腕だろう。雛

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    2023年05月18日
  • 春夏秋冬代行者 春の舞 下

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    季節の移り変わりを、このように意識したことはなかった。
    厳しくも美しい。落ち着いた終わり方で少し気持ちが暖かくなった。

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    2023年04月17日
  • 春夏秋冬代行者 夏の舞 上

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    まったく、暁佳奈さんは人の心を揺さぶる文章がお上手だ。夏のお話でも文才が存分にふるわれている。
    美しい季節などにまつわる文章表現を堪能でき、日本人に生まれてきてよかったと思えた。
    そして、もうそれ以上辛い思いをさせないでと、胸を締め付けられる一方、冬の寒さを知るからこそ春の暖かさが身に染みるように、人が人を想う温もりがより強く感じられた。

    あーーーーー甘ーーーい!必然的に求め合う愛情!!どの関係性も狂おしい!最高!!
    私は特に秋の主従が大好きなので、二人のシーンは何度も繰り返し読みました。あぁ…拝
    秋の巻が出ることがあったら、私は二人の尊さに溶けてしまうかもしれない

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    2023年03月16日
  • 春夏秋冬代行者 暁の射手

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    ネタバレ

    このシリーズの主従たちは本当に尊い
    今作の朝の神様の物語
    この主従たちもやはり尊い主従であった

    今作の主人公は朝を齎す暁の射手、巫覡花矢ちゃんとその主従である巫覡弓弦さん
    2人のすれ違いはもどかしい!
    お互いがお互いを必要としているにも関わらず、傷つけたくないという思いから本当の想いは伝えず、傍を離れさそうという言葉を放つ
    花矢ちゃんの胸に燻る罪悪感、その感情は読んでいて本当に苦しくなる
    花矢ちゃんは被害者なのに、全て自分が悪いのだと
    弓弦さんを家族から奪ったこと、自分に縛り付けてしまっていること、彼の将来を奪っていること
    弓弦さんはそんなこと思っていないのに、そんなすれ違いに心が痛む

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    2023年01月29日