スオウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ秋の代行者、祝月撫子誘拐がされ、四季は合同で奪還に向かう。そして四季庁での賊との攻防戦開始。観鈴はひたすらに「母親」を名乗って撫子を服従させようとしている。そして秋の管理官長月の本性が露見。コミカライズされたことでそれぞれの立場や言い分が図式化されてわかりやすくなった。思ったのが誰もが「10年前」に囚われていること。さくらはひたすらに復讐を望んでいて、狼星や凍蝶はひたすらに春主従しか目に入っていないこと。冬主従は撫子を救う為ではなく、10年前の事を思い出しながら二人に会いたいために動いているという印象だ。長月達「彼岸西」は10年前の雛菊の姿に神を見て、雛菊至上主義に変化…。正直、撫子奪還という大義はないように思えた。
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Posted by ブクログ
はー凍蝶は今回もとても良い。氷と砂糖具合が絶妙です!まずそこだけ押さえておきましょう。
そして、撫子と狼星のやりとり。普段絡まない2人の秘密の会話。この2人だから話せる会話。尊い!
抱っこしちゃうくらい小さく、でも聡明な姫にだから言えること。小さいながら見る目のある撫子。
本編にはほとんど関係ないけどこのシーンが1番よかった笑
そして、本編は小さな頃から家に縛られて変な信仰に縛られた男女が拗らせた結果の誘拐劇。事件はあっさり解決したけど、心のしこりはなかなか根深い。
何気にこうやって家に縛られている人って世の中にいそうだよなぁ。
2025.3.16
60 -
Posted by ブクログ
面白かった。黄昏の射手輝矢が主役。
このシリーズ、神様が誘拐されるという定番。
ファンタジーだが”大人の事情”のいやらしいのがはいり、
それに歪められた”子供”のストーリーが悲しい。
子供神様たちももれなく悲しいストーリーがついてくる。
ほぼヤングばっかりの神様の中で、ひとりだけ”おじさん”な
黄昏の射手なんだが、これが大層カッコ良いですな。
守り人の慧剣もおもしろい。印象は中学生1年生ぐらいか?
神様たち、春夏秋冬と暁と黄昏、は神様なんだが、
なんか、、キーワーカー的な方向に向かいたいのか?
と過去作で感じてたんだが、
本作では、ものすごくちゃんと神様っぽくて
そこらへん、良いと感じた。 -
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ネタバレシリーズ5巻目だが閑話休題といった巻か。夏の舞で名前だけは出てきた暁の射手、巫覡花矢。女子高生で暁の射手を務めるのは大変そうだ。神事の最中に起きた甚大事故。守り人、弓弦が瀕死の重症になり、花矢は秋の代行者撫子に弓弦の蘇生を願う。これは確かに立場を利用しただけに過ぎないかもしれない。これが世間にバレれば撫子は窮地に立たされる。だからこそ、みんな隠密に行動し回って、事なきを得た。今までの代行者や射手達と違って、この花矢は家族と暮らし両親も花矢へ愛情を向けている。夫婦としては不和があるようであるが、両親とも花矢へ射手としての役割を強制しないし自由な人生を選べるなら選べるように尽力し、今回の事も協力している。それは守り人一族も同じで、父親、息子と射手へ心を砕いている。この巻でも狼星は出てきたが、雛菊は一切関わらない事からかまるで無関心で凍蝶任せ。本当に雛菊中心だ。
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ネタバレ天罰説を払拭するため、黄昏の射手、巫覡輝矢のもとへ四季の代行者が集結した。この巻では現人神周辺についても明かされる。輝矢の妻、透織子の自身の気持ちは語られていないが、家族の為にと嫁いできて制約を受けながらも頑張ってきたが、知らない間に兄が死んでいて、切れてしまったのだろう。慧剣も一緒で家族の為にと年齢を偽ってまで守り人に志願した。輝矢の愛情に触れて過ごしていたのに透織子への罪悪感から姿を消した。夏の里親は里親で抱えるものがある。全てを一言で括ってしまうのであれば、それは「親からの愛情」だろう。雛菊の異母兄、残雪は全てを俯瞰しながら影で操っている。全てが解決して、最後は葉桜姉妹の結婚式でフィナーレ。ある意味、大円団だろう。
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ネタバレシリーズ2巻目。1巻目は設定と世界観を網羅した内容だったが、2巻目は四季の代行者や巫の射手の恋模様や結婚事情に関連してくる。1巻目で瑠璃が死亡し、あやめが新たな代行者になったが、瑠璃が撫子の能力により蘇生し双子神となる。そこから双子神は凶兆と見做され、婚約は破棄。二人の過去の語られるが、幼くして代行者となった瑠璃は撫子ほど従順ではなく、家族と離されたりするのが耐えられなかった。それだけ葉桜の暖かい家庭だったのだろう。ただ両親は言葉が過ぎたりすれば怒りを露わにするが改善を要求したりはしない。瑠璃は瑠璃で孤独だったのだと思う。人生を決められて、代行者仲間の狼星は雛菊の事ばかりでやってきた瑠璃を見向きもしないし、ただ怒りをぶつけただけ。ますます姉に依存するが縁談を押し付けられて、姉とも離されてしまう。姉のあやめも妹に依存され続けて疲れていたのだろう。そこに連理に出会って、最初は妹のために、妹から離れるためにという感情だっただろうけど、惹かれていった。だが、二人は婚約は破談になった。巫の射手、黄昏の射手の巫覡輝矢も登場したが、彼の場合は矢を射つその場所から離れる事ができない、ある意味では四季の代行者よりも過酷だと思う。妻は一生その場所に縛り付けられて生きなければならないという重圧から失踪したと思われている。正直言って、代行者や射手達が不満を持つのは当然だと思うし、恋愛も自由にならない上に相手の人生も奪ってしまう。二重の責任を負うのだ。逆にあやめの婚約者、連理のように代行者と結婚することで自由や解放を得る人もいるのだろう。連理は家族の安定の為に人身御供のような立場に押しやられて、苦しんでいた。結婚すれば家から出られるし、代行者の夫となれば、それなりに尊重してもらえるだろう。そんな中で、四季の代行者達に向けられた「天罰説」これも、雛菊や葉桜姉妹、撫子にしてみれば「身勝手だ」と言われるのはお門違いだ。雛菊も好きで攫われたわけではないし、葉桜姉妹も死亡、蘇生、双子神という過程を望んだ訳ではないし、人の命を救ったことで撫子も非難される謂れはない。ただ狼星に関しては雛菊の誘拐に関してはともかく非難される点はあると思う。四季のリーダーであるのなら、瑠璃が来た時に雛菊の事で頭がいっぱいで瑠璃にまともな修行を与えなかった。それは職務放棄ではないのか。現代でも雛菊の事が常に最優先で中心に考える、それ以外は目に入らないし入れるつもりもないという姿勢だ。巫覡輝矢の元で狼事件が発生し、代行者達は天罰説を払拭するために動き出す。そこにも暗躍するもの達がいるようだが…。次巻に期待。