【感想・ネタバレ】春夏秋冬代行者 夏の舞 上のレビュー

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感情タグBEST3

匿名

あやめ様が好き。るり様に翻弄されつつも愛が感じられていい。みんなに幸せになってほしい。雷鳥さんおもしろすぎ

#切ない

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2024年05月02日

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四季の代行者とその護衛官に加え、夜を司る者も登場する。
美しい世界観に没頭しながらも時折胸が苦しくなる。
読み進めるほどに、心に傷を受けた者や悲しい出来事が増えていく。
本来ならば楽しいはずの場面ですら、そこに至るまでの過程を思うと泣きたくなる。
上巻は暗澹たる展開の連続だった。
だから下巻では救われることを祈ろう。

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2024年01月17日

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四季の現人神と朝夜を招く現人神がいる世界の話、続編。前作からずっっと言ってるけど、ほんまに世界観も登場人物も大好きで読める幸せを噛み締めてる。今作は夏の代行者双子姉妹の話で、この姉妹の可愛さといじらしさに何回頭を抱えたか。今まで夏の代行者と護衛官という関係だった姉妹が2人とも夏の代行者になり双子神となったんやけど、そこから婚約破棄させられたりと困難が待ち受けているとは思わんかった。いつも妹瑠璃の手を引っ張るあやめお姉ちゃんの関係が、逆転して姉を支えようとする妹の心遣いが素敵。あと瑠璃ちゃんめちゃくちゃあやめちゃんのこと好きなの可愛いなってなる。双子神の舞は圧巻で思わず鳥肌が立つ。

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2023年07月09日

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まったく、暁佳奈さんは人の心を揺さぶる文章がお上手だ。夏のお話でも文才が存分にふるわれている。
美しい季節などにまつわる文章表現を堪能でき、日本人に生まれてきてよかったと思えた。
そして、もうそれ以上辛い思いをさせないでと、胸を締め付けられる一方、冬の寒さを知るからこそ春の暖かさが身に染みるように、人が人を想う温もりがより強く感じられた。

あーーーーー甘ーーーい!必然的に求め合う愛情!!どの関係性も狂おしい!最高!!
私は特に秋の主従が大好きなので、二人のシーンは何度も繰り返し読みました。あぁ…拝
秋の巻が出ることがあったら、私は二人の尊さに溶けてしまうかもしれない

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2023年03月16日

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相変わらず残酷な運命を背負わせる。
今回の主人公は夏の代行者。 
双子姉妹とそれぞれの婚約者のうち、関係性や背景が上巻で見えてるのは姉のあやめ。
なかなかに既に切ないのに、残酷なことが2人を襲う。


新しい神の代行者の黄昏と暁、の設定も興味深い。

裏の主役はさくらと凍蝶か。凍蝶の心のひび割れに大注目です。

下巻を読めるのは年明けになるかなぁ。。。

2022.12.4
193

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2022年12月04日

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ネタバレ

今回は夏の代行者・葉桜姉妹がメインの物語。
新たな登場人物も増え、内容も濃くなっています。

代行者たちの心情がとても細かく描かれていて、とても切ない。代行者たちのそれぞれの想いや苦悩に胸を締め付けられる感覚でした。

夏の代行者・葉桜姉妹と黄昏の射手・巫覡輝矢が出会い、暗狼事件は解決するのか。続きを下巻で読むのが楽しみです。

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2022年12月02日

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ネタバレ

『春の舞』と来て今回は『夏の舞』です。
夏の双子がメインのお話。双子のの婚約者の2人も出てきます。
春の事件で起きた2人にまつわるある事が軸になってました。

読めば読むほど、夏の2人がとてつもなく可愛いくて。私には姉妹が居ないので歪だとしても、二人の関係性には少し憧れました。喧嘩したり嫌いになることもあっても、2人ともがお互いにお互いを大切にしているのがもう。代行者と護衛官でなくてもきっと2人とも同じなのだろうなと。
そして朝と夜をもたらす現人神もいるという設定に驚きつつも、とってもワクワクしました。

今回は恋がメインのお話なので、所々に甘みが。特に秋の2人はお砂糖より甘々で、その場にいたら思わず赤面する自信あります。笑
あと、瑠璃の婚約者様。ぶっ飛びすぎ( 褒めてる )てて大好きです。最初の方からいる連理がまともなのもあって余計に際立ってました。

それにしても、里の方々が閉鎖的な空間で一生を過ごすとしても性格に難がありすぎて…。もう少し寄り添うことも出来るはずなのに。

そんな中、春と冬の2人も可愛くて前作であんなに辛かったのが嘘みたいにスラスラ進みました。進展するの嬉しい。

下巻も楽しみです。

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2022年11月07日

ネタバレ 購入済み

春の舞からの各季節の関係性の変化が知れて嬉しい!
春と冬それぞれの関係が進みそうで何より。
そして竜胆がキザで素敵で倒れそうになる。
夏の双子の葛藤が苦しくて仕方なかったけれども、双子だからこその愛が伝わってきました。

巫の射手様たちも出てきて世界観が一気に広がりました◎

#切ない #感動する #ドキドキハラハラ

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2022年08月16日

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ネタバレ


綴られる物語に春夏秋冬を表す言葉はこんなにもあるのだと思い知る
四季を彩る季語は美しく、その美しさが際立つ文章の綴りに魅了される


春から季節は巡り夏へ
双子の神となった少女たちは打ちひしがれる
あやめちゃん、瑠璃ちゃん、2人のヒビが入ったような心情に私の心も痛くなる
姉のあやめちゃんの懺悔
の瑠璃ちゃんの後悔
神様となった者たちを道具としか扱わない里の人々の考え方が嫌になる
現人神だって1人の人間なのに…って
私は瑠璃ちゃんが生き返ってくれてとても嬉しく思う!
そんな瑠璃ちゃんがあやめちゃんを引っ張って行動し立ち向かっていく姿に感動を覚える
そして彼女の姉への愛の大きさに圧倒
下巻で彼女たちがどうか幸せにと願ってしまう

そして今作登場の、双子の婚約者様方
どちらの男性もとっても素敵だ
婚約破棄を言い渡されて、愛する婚約者を奪い返す為に動き出す
あやめちゃんと連理さんの馴れ初めを読み、少しすれ違ってる2人の恋が成就してほしい
瑠璃ちゃんと雷鳥さんの馴れ初めも…下巻であるのだろうか?
雷鳥さんのような不可思議な人の恋愛模様が気になって仕方がない

夏以外では、春と冬!
ダブルデート!?
雛菊ちゃんとさくらちゃんの獣耳姿は絶対に尊いことでしょう
さくらちゃんと凍蝶さんの恋模様も下巻で進展するのだろうか
凍蝶さんにとってのさくらちゃん、大切な弟子や後輩だけではなく……?

さらに今巻登場の夜を迎える現人神の射手様
四季巡りも大変だと思ったけれど、夜にするために毎日毎日御山に登り弓を放つ
想像したけれど……もし自分がと考えた時四季の代行者様方より私は辛いかもしれない……
義務だとしても輝矢さんのことを本当に尊敬してしまう

500頁以上のボリュームにも大変満足
表紙も挿絵も大変可愛らしくとても素敵

さてさて、盤上に続々と代行者様や護衛官様が揃っていく
下巻ではどんな物語が待っているだろうか

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2022年07月22日

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再読。今回は夏の双子姉妹がメインだが、2人の婚約者や「黄昏の射手」も登場し布陣が揃った感じ。後半からまた色々な展開が起きて、下巻をすぐに読みたくなる。四季、朝と夜をもたらす神話の世界の物語でありながら、人の物語でもあるこの作品の世界観が素敵。

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2023年11月25日

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面白かった。上下、揃えてから読み始めたが、なるほど装丁は下巻の最後の最後で、ああ、これかいっって嬉しくなる仕掛けになっている。春の舞と同じく、上巻がなかなかにゆっくりしたペース。今回の敵は外部ではなく、内部の派閥争いというか、旧弊で独占的な権力者との戦い。まあ、色々と深いところが多くて、とても考えさせられる。四季の神様と護衛の8人にプラス、黄昏の射手と守り人がいい感じで絡む。メインは黄昏の射手と夏の双子。双子の婚約者がこれまたとても良い。瑠璃の相方は推せる。凍蝶がめんどくさい(笑)
なかなか現人神様たちの普通な面が多めで、権能とのギャップが良い。

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2023年05月11日

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【宿命付けられた運命だとしても一度くらい自由に生きてみたい】

数多の困難を乗り越えた四季代行者だったが、葉桜姉妹が双子神になる事で世界は吉兆と凶兆とで揺れる物語。

世界は誰かの献身で成り立っている。
朝も夜も社会の歯車となって円滑な積み重ねをする。
しかし、その献身は誰かの光にもなるし、刃にもなる。
妹が神になったせいで、定められた因果に葛藤するあやめ。
神様になったからには身命を賭して世界に献身せねばならぬ。
役に立たない代行者は挿げ替えされる。

宿命付けられた運命に反撃すべく双子は身勝手な悪意と陰謀に立ち向かうのだ。

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2023年03月18日

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夏の二人の過去や、婚約に至るまでの経緯、相手のことなどは語られるが、春の舞の続きとなっていた。驚いたのは、現人神がもう二人出てきたこと。季節だけでなく、昼と夜を招く神もいた。しかも、夜を招く神である巫覡輝矢(ふげきかぐや)は第二章で登場し、夏の舞の展開の中心となっている。
春で分かったように、現人神たちの生命や立場は一部の者に狙われており、里や国組織との関係も盤石ではない。その不安定要素が噴出して季節の神達がどうなってしまうの!?…続く、でした。
輝矢様の登場シーンがついていけずに(多分キャパオーバー)読むペースが落ちてしまいましたが、与えられた独特で濃厚な世界観は夏も変わらず。とても良かったです。

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2022年08月13日

Posted by ブクログ

視点が切り替わっていくので、いろんな目線から登場人物の心情や言動が感じ取れ、物語に様々な彩りと深みを引き出していて面白かった。

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2022年08月11日

Posted by ブクログ

前作が楽しめた人なら間違いなく楽しめる。
春の舞では物足りなかった主従以外のキャラの絡みがかなり補完されていてよかった。夏の双子とそれぞれの婚約者との関係もよかった。

話は陰で暗躍する新キャラも出てきて長期シリーズを視野に入れている感じがしました。伏竜童子関連がどうなるかは楽しみです。

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2022年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

代行者たちは現人神的な位置にあるものの年若いせいか里の長達老獪な大人たちに陥れられようとしている。春、夏への誹謗中傷はどんどん増してくる。
代行者たちの反撃が、夏の双子神によって始まった。舞台を黄昏の射手のいる竜宮岳に移して狼退治が始まる。夏の姉妹の婚約者たちも登場し、にぎやかになってきた下巻が楽しみ。

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2023年04月16日

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