【感想・ネタバレ】春夏秋冬代行者 夏の舞 上のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は夏の代行者・葉桜姉妹がメインの物語。
新たな登場人物も増え、内容も濃くなっています。

代行者たちの心情がとても細かく描かれていて、とても切ない。代行者たちのそれぞれの想いや苦悩に胸を締め付けられる感覚でした。

夏の代行者・葉桜姉妹と黄昏の射手・巫覡輝矢が出会い、暗狼事件は解決するのか。続きを下巻で読むのが楽しみです。

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2022年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『春の舞』と来て今回は『夏の舞』です。
夏の双子がメインのお話。双子のの婚約者の2人も出てきます。
春の事件で起きた2人にまつわるある事が軸になってました。

読めば読むほど、夏の2人がとてつもなく可愛いくて。私には姉妹が居ないので歪だとしても、二人の関係性には少し憧れました。喧嘩したり嫌いになることもあっても、2人ともがお互いにお互いを大切にしているのがもう。代行者と護衛官でなくてもきっと2人とも同じなのだろうなと。
そして朝と夜をもたらす現人神もいるという設定に驚きつつも、とってもワクワクしました。

今回は恋がメインのお話なので、所々に甘みが。特に秋の2人はお砂糖より甘々で、その場にいたら思わず赤面する自信あります。笑
あと、瑠璃の婚約者様。ぶっ飛びすぎ( 褒めてる )てて大好きです。最初の方からいる連理がまともなのもあって余計に際立ってました。

それにしても、里の方々が閉鎖的な空間で一生を過ごすとしても性格に難がありすぎて…。もう少し寄り添うことも出来るはずなのに。

そんな中、春と冬の2人も可愛くて前作であんなに辛かったのが嘘みたいにスラスラ進みました。進展するの嬉しい。

下巻も楽しみです。

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2022年11月07日

ネタバレ 購入済み

春の舞からの各季節の関係性の変化が知れて嬉しい!
春と冬それぞれの関係が進みそうで何より。
そして竜胆がキザで素敵で倒れそうになる。
夏の双子の葛藤が苦しくて仕方なかったけれども、双子だからこその愛が伝わってきました。

巫の射手様たちも出てきて世界観が一気に広がりました◎

#切ない #感動する #ドキドキハラハラ

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2022年08月16日

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ネタバレ


綴られる物語に春夏秋冬を表す言葉はこんなにもあるのだと思い知る
四季を彩る季語は美しく、その美しさが際立つ文章の綴りに魅了される


春から季節は巡り夏へ
双子の神となった少女たちは打ちひしがれる
あやめちゃん、瑠璃ちゃん、2人のヒビが入ったような心情に私の心も痛くなる
姉のあやめちゃんの懺悔
の瑠璃ちゃんの後悔
神様となった者たちを道具としか扱わない里の人々の考え方が嫌になる
現人神だって1人の人間なのに…って
私は瑠璃ちゃんが生き返ってくれてとても嬉しく思う!
そんな瑠璃ちゃんがあやめちゃんを引っ張って行動し立ち向かっていく姿に感動を覚える
そして彼女の姉への愛の大きさに圧倒
下巻で彼女たちがどうか幸せにと願ってしまう

そして今作登場の、双子の婚約者様方
どちらの男性もとっても素敵だ
婚約破棄を言い渡されて、愛する婚約者を奪い返す為に動き出す
あやめちゃんと連理さんの馴れ初めを読み、少しすれ違ってる2人の恋が成就してほしい
瑠璃ちゃんと雷鳥さんの馴れ初めも…下巻であるのだろうか?
雷鳥さんのような不可思議な人の恋愛模様が気になって仕方がない

夏以外では、春と冬!
ダブルデート!?
雛菊ちゃんとさくらちゃんの獣耳姿は絶対に尊いことでしょう
さくらちゃんと凍蝶さんの恋模様も下巻で進展するのだろうか
凍蝶さんにとってのさくらちゃん、大切な弟子や後輩だけではなく……?

さらに今巻登場の夜を迎える現人神の射手様
四季巡りも大変だと思ったけれど、夜にするために毎日毎日御山に登り弓を放つ
想像したけれど……もし自分がと考えた時四季の代行者様方より私は辛いかもしれない……
義務だとしても輝矢さんのことを本当に尊敬してしまう

500頁以上のボリュームにも大変満足
表紙も挿絵も大変可愛らしくとても素敵

さてさて、盤上に続々と代行者様や護衛官様が揃っていく
下巻ではどんな物語が待っているだろうか

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2022年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ2巻目。1巻目は設定と世界観を網羅した内容だったが、2巻目は四季の代行者や巫の射手の恋模様や結婚事情に関連してくる。1巻目で瑠璃が死亡し、あやめが新たな代行者になったが、瑠璃が撫子の能力により蘇生し双子神となる。そこから双子神は凶兆と見做され、婚約は破棄。二人の過去の語られるが、幼くして代行者となった瑠璃は撫子ほど従順ではなく、家族と離されたりするのが耐えられなかった。それだけ葉桜の暖かい家庭だったのだろう。ただ両親は言葉が過ぎたりすれば怒りを露わにするが改善を要求したりはしない。瑠璃は瑠璃で孤独だったのだと思う。人生を決められて、代行者仲間の狼星は雛菊の事ばかりでやってきた瑠璃を見向きもしないし、ただ怒りをぶつけただけ。ますます姉に依存するが縁談を押し付けられて、姉とも離されてしまう。姉のあやめも妹に依存され続けて疲れていたのだろう。そこに連理に出会って、最初は妹のために、妹から離れるためにという感情だっただろうけど、惹かれていった。だが、二人は婚約は破談になった。巫の射手、黄昏の射手の巫覡輝矢も登場したが、彼の場合は矢を射つその場所から離れる事ができない、ある意味では四季の代行者よりも過酷だと思う。妻は一生その場所に縛り付けられて生きなければならないという重圧から失踪したと思われている。正直言って、代行者や射手達が不満を持つのは当然だと思うし、恋愛も自由にならない上に相手の人生も奪ってしまう。二重の責任を負うのだ。逆にあやめの婚約者、連理のように代行者と結婚することで自由や解放を得る人もいるのだろう。連理は家族の安定の為に人身御供のような立場に押しやられて、苦しんでいた。結婚すれば家から出られるし、代行者の夫となれば、それなりに尊重してもらえるだろう。そんな中で、四季の代行者達に向けられた「天罰説」これも、雛菊や葉桜姉妹、撫子にしてみれば「身勝手だ」と言われるのはお門違いだ。雛菊も好きで攫われたわけではないし、葉桜姉妹も死亡、蘇生、双子神という過程を望んだ訳ではないし、人の命を救ったことで撫子も非難される謂れはない。ただ狼星に関しては雛菊の誘拐に関してはともかく非難される点はあると思う。四季のリーダーであるのなら、瑠璃が来た時に雛菊の事で頭がいっぱいで瑠璃にまともな修行を与えなかった。それは職務放棄ではないのか。現代でも雛菊の事が常に最優先で中心に考える、それ以外は目に入らないし入れるつもりもないという姿勢だ。巫覡輝矢の元で狼事件が発生し、代行者達は天罰説を払拭するために動き出す。そこにも暗躍するもの達がいるようだが…。次巻に期待。

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

代行者たちは現人神的な位置にあるものの年若いせいか里の長達老獪な大人たちに陥れられようとしている。春、夏への誹謗中傷はどんどん増してくる。
代行者たちの反撃が、夏の双子神によって始まった。舞台を黄昏の射手のいる竜宮岳に移して狼退治が始まる。夏の姉妹の婚約者たちも登場し、にぎやかになってきた下巻が楽しみ。

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2023年04月16日

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