あらすじ
秋も深まり空気が乾き始めたころ恩海警察署の刑事課はとある事件で大忙しだった。
刑事の怜も疲労が限界に達していた。
忙しい日が続いていたある非番の日に、なじみの家政夫の光弥を呼ぼうと考えるが……
掃除・洗濯・謎解きなんでもこなす優秀な家政夫とお疲れ刑事の二人が難事件を綺麗に解決する。
待望の家政夫ミステリー第二弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
刑事・怜と家政夫・光弥。短編3話。犯人は大体見当はつくのに…ヒントはしっかり書かれているのに…いつもトリックを見抜けず解決シーンで歯痒い思いをするのがまた心地よい。お互いの関係者が事件に絡んだこたもあり、家政夫とお客の関係から一歩前進して、シリーズの良さも出てきた!
Posted by ブクログ
キャラ設定も事件も最高!
事件の真相を話してる時、あ、なるほどね、そういうことか〜、って思う事が多い
推理までの間の時間が絶妙で、こういうことかな?って自分でも推理してみたり、楽しいかった!
すぐ読み終わった!
事件を経て、光弥と怜の仲が縮まって行くのも、
読んでてこっちが嬉しくなってくる!
謎解き後の人間模様が秀逸
辛い過去に区切りがついた2人の新たな物語の始まりです。
第一章は怜のお隣さんとご近所さんが登場。
第二章では光弥の親友である蘭馬が、第三章では怜の親友である知久が登場します。
推理ものとしてはやや物足りないのは前巻と同様ですが、登場人物の魅力や物語の読み応えはアップしたように思います。
少しずつ『依頼人と家政夫』から脱却していく怜と光弥。クールな光弥が蘭馬の前では年齢相応な表情を見せるのも良かったし、怜と知久の高校時代のエピソードも良かったです。
そして第二章の謎解きの後、身勝手な加害者を一喝した土門さん、第三章で怜を気遣う島崎さんなど先輩刑事たちも素敵です。
謎解きそのものよりも謎が解けた後の人間模様に読み応えがある作品だと思います。
匿名
利用したい
推理小説ということで、殺人事件が起こります。それぞれに哀しみが感じられ辛い事件もありますが、その中で、自らの足で立つ人間も描かれて作者様の優しさなども感じます。この作品で名探偵の家政夫と若手刑事がとても優しい目で人々に接して事件を解決していくのがとても良いです。それにしても、私もこの家事手伝いを頼みたい!
Posted by ブクログ
本編ではなく書き下ろしSSのお話なんですけど……アルコールにめちゃくちゃ弱い光弥くんかわいすぎる。
いろんな意味で危ないので、怜さんか蘭馬くんがいるところ以外ではアルコール類の摂取を控えたほうがいい。
Posted by ブクログ
今回も家政夫くんが、キレのある推理で解決。
なのだけど、関係者がそれぞれの友人であったりと、心情的にはなかなか辛い事件が多い。
あと、県警の女性刑事、気になる気になる。
Posted by ブクログ
家政夫くん、シリーズ化してる!第2弾
何故かお互いに助け合う関係の怜と光弥くん。これはBLに発展するのか?と邪推(苦笑)いや、素直に互助関係だと思いたい。
大学生の事件は何とも言えない胸くその悪さ。いくら若者だからって自分のことだけ考えるのが普通だとは思いたくない。
Posted by ブクログ
放火魔、出現した死体、知人の妻を殺した犯人の殺害。
放火魔は、話の運び方が上手いというか…。
読んでいるこっちも、まさか!? という思いで
いっぱいになってしまってました。
柵がないのも問題ですが、勝手に入って…なので
逆恨み以外の何物でもないです。
可愛ければ、きちんとしつけなければなりません。
そりゃ死体が出現すれば驚き以外の何物でもないです。
しかも落ちが、それはあり?! というもの。
陰湿と言えばそうですが、これは…どうなのでしょう。
もっとも怪しいのは、確かに、です。
ここからこうなっていった展開に、驚きを通り越して
そうなんだ~だけが。
確かに、そちらに気が付きにくいです。