あらすじ
大切な人と過ごす時間は有限なんだ――
死に際に被害者が残した犯人を示す言葉。それは、怜も知っている人物の名前だった…。
掃除・洗濯・謎解きなんでもこなす優秀な家政夫の光弥が同居人の刑事の怜とともに難事件を綺麗に解決!
待望の家政夫ミステリー第四弾!
怜の勤務先が恩海警察署から県警本部に変わって一か月経ったある日、彼のもとに大きな事件が舞いこむ。
音野市内の中学校で教員が亡くなり、事情聴取をするなかで被害者が死に際に犯人を示す言葉を残していたことがわかった。
しかしそれは、怜も知っている人物の名前だった…。
掃除・洗濯・謎解きなんでもこなす優秀な家政夫の光弥が同居人の刑事の怜とともに難事件を綺麗に解決!
待望の家政夫ミステリー第四弾!
■著者
楠谷佑(くすたに・たすく)
富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(マイナビ出版刊)で商業出版デビュー。2018年、『家政夫くんは名探偵!』を刊行し、シリーズ化。
著書に『ルームメイトと謎解きを』(ポプラ社)がある。
■イラストレーター
スオウ
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Posted by ブクログ
警察ものじゃないミステリーは、不自然なほど主人公の周りで事件が起こってしまうね笑
どのお話もどうにもやるせなかった。
光弥はだんだんわだかまりを解消してて何より
Posted by ブクログ
本格探偵推理小説ですね。
『家政夫くんは名探偵』シリーズ四巻目です。
連城怜は恩海署から県警本部に勤務先が変わった。
三上光弥は大学生の傍らの家政夫のアルバイトも忙しい。
とある事情から、光弥は怜の自宅に同居することに。
三話の短編集。もちろん二人の成長物語でもあるので、時事系列に物語も展開していく。
同居する事によって、光弥はさらに怜の事件に首を突っ込む事になる。いつものように、光弥の大学関係とバイト先の家庭の事件にも関わることに!
シリーズも物語がスムーズさを加えて、マンネリを防ぐ作者の意気込みも感じられる。
怜と光弥の、人間性の温かみが物語の根底にあるので、安心して作品を楽しむことが出来ますね。
殺人事件でも、暗さが無く、謎解きの推理を味わえる作品なのが、このシリーズの魅力です。