三浦しをんのレビュー一覧

  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    ワインに興味があるけどよくわからない!そんな人は読んでみましょう。やっぱりわからないかもしれませんが、奥深さは知る事ができます。

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    2016年02月03日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    三浦しをんさんの本は「舟を編む」しか読んだことがなかったのだけれど、印象が変わった。さきの本は静かな雰囲気が本全体に漂っているけれど、今作は浄瑠璃を見て感じたままを素直にありのままに綴っていらしゃって、少しはっちゃけた感じもして印象が変わった。

    本作は浄瑠璃を見たことがない人ようだが、それはどうだろう?初心者に対する方が向いているかもしれない。

    私は関西出身在住で、実は一度軽い文楽を見たことがある。そして、眠くならないかと心配していったが、その面白さに開眼した者なのである。それ位の私でふむふむと読めた。

    すごく色々な体験をしてくださっていて、導入として楽しめる。人形、太夫、三味線へのイン

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    2016年01月24日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    仕事でちょこっと文楽とも関わりがあるんやけど、未鑑賞のわたくし。興味はあるけどなかなか劇場へ足を運ぶまでは到らないので、文楽通としても知られている三浦しをんさんのエッセイで予習してみました。

    第2章でお姫様の人形を観て「かわいい!かわいい!」とハイテンションのしをんさん。それまで無表情な人形に対して「かわいい」と思ったことはなかったのですけど、これ以来なぜか親しみが湧いてきて、文楽ポスターを観るたびにうっとりと見とれております。

    しをんさんによる作品解説と鑑賞ポイントが楽しかったので次回はぜひ作品解説で1冊書いて欲しいものです。

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    2016年01月03日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    ワインに関することを三浦しをんさんが実践し、岡元先生が解説するという文庫本です。
    私はまったく飲めない下戸なのですが、ワインのあだ名が
    面白かったです。
    結局みんな飲んでいるだけになっていたようですが・・・。

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    2015年12月25日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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     いつも通りキャラの濃い著者と、そんな著者に負けず劣らずキャラの濃い家族や友人たちが続々と登場する日常エッセイ。他人の話の盗み聞きエピソードも多くあったけど、知らない人たちの生活は確かに自分にとっては奇想天外で、でも自分の生活もきっと他人には理解不能なところもあると思うから、一口に「変人」と言える人はなかなかいない。むしろみんなどこかが"変"なのだということを改めて感じる。だからこそ何もない日常も感覚を鋭くして周りを見渡せば刺激的なのだと思った。

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    2015年12月19日
  • 人生激場(新潮文庫)

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     まさに「日常の微妙な刺激を集めた」一冊。大事件はないけど、刺激的で楽しそうな日々を送っていらっしゃるなぁとつくづく感じる。やはりそれは、しをんさんの観察力や感受性の鋭さ、色んなことを面白がれる力がなせることだと思う。

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    2015年12月19日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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     乙女なげやり、まずタイトルが好き。
     弟さんとそのお友だちを捕まえてあらぬ疑惑をふっかけたり、俳優との子作り宣言をしたりと、日々妄想に次ぐ妄想を繰り返しているしをんさん。自分自身も空想癖があるので、そういう話を乗っかりながら聞いてくれるお友だちがいることの幸せはとても共感できた。中でも私は、お祖母さんとのお話が面白くもありつつほっこりできて好き。しかし身内相手にシモの方まで掘り下げられるしをんさんはすごい…!

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    2015年12月02日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    エッセイは執筆当時の時事ネタがあり、時代を感じますねぇ(笑) これは丁度、日韓ワールドカップあたりかなぁ。ベッカムやカーンに、うんうんと頷き、ますますしをんさんを身近に感じました。

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    2015年11月16日
  • サイドストーリーズ

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    一服ひろばについての、アンソロジー。

    ひとつが30ページ程度なので、読みやすかったです。
    しかし読んだ事がある本が、3冊だけ。
    とはいえ、どれも今現在がどういう状態なのか
    分からないという話はなかったです。

    最後から2番目。
    女って恐ろしい…と思うには十分な話でした。
    確かにこれは恐喝になります。
    こうなった場合、即座にその場を離れるのが鉄則。
    けれどそれを本当に実行できるかと言われると
    多分無理な気もします。

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    2015年11月03日
  • お友だちからお願いします

    JN

    購入済み

    感想

    期待通り、しをんさんの作品はいつも楽しく読ませていただいています。

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    2015年10月11日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    私もお酒は大好きで、ワインも飲みますが、いつも買うのは500円もしないようなホンットに安いワイン。
    でもこれを読んで、もうちょっと値の張るワインも飲んでみたいなあと思いました。

    これはしをんさんが書くからおもしろいんだろうなあ。
    自分たちのことを「丁稚」と言ったり、先生の絵にヒソヒソ言い合ったりワインに変なあだ名をつけたり……。

    こんな風に会を開きながらお酒飲むの楽しそう。

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    2015年10月09日
  • 木暮荘物語

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    ネタバレ

    好きな人もいるようなので、個人的な問題か。
    ちっとも面白くないなと思いながらも進展に期待をしながら読んで、やはり×。読むのやめ!

     そして月日は流れ、10年後におよんで今、読んでいます。“なんや,おもしろいがな”
     なんだろうなぁ、その時の精神状況もあったんでしょう。三浦さんに失礼なことをしてしまいました。
     三浦さんの本は「神去りなぁなぁ日常」読んでからお気に入りの作家さんでした。この後の展開を楽しんで読みたいと思います。

    読み終えました。う~ん…ストーリーの設定とかがあまり現実的でないという気がします。特に“穴”などは。

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    2025年05月25日
  • サイドストーリーズ

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    サイドストーリーっていうテーマが面白かった。わたしは本篇を読んだことがあるのが偏食気味なので中田永一さんの百瀬こっちを向いてと、中山千里さんのさよならドピュッシーだけだったのでその二本を読みましたが、ファンにはたまらなく豪華であろうサイドストーリーがたくさんでした。
    大好きなあの小説たちの違う話、もっと読みたいなって思った。

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    2015年09月07日
  • サイドストーリーズ

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    ネタバレ

    【収録作品】「鯨と煙の冒険」中田永一…『百瀬、こっちを向いて。』番外編/「一服ひろばの謎」貴志祐介…「防犯探偵・榎本径」シリーズ番外編/「皇帝の宿」宮木あや子…『校閲ガール』番外編/「街で立ち止まる時」東直己…「ススキノ探偵」シリーズ番外編/「同窓会」垣根涼介…「君たちに明日はない」シリーズ番外編/「心の距離なんて実際の距離にくらべれば、」狗飼恭子…『遠くでずっとそばにいる』番外編/「平和と希望と」中山七里…『さよならドビュッシー』番外編/「ゴロさんのテラス」笹本稜平…『春を背負って』番外編/「雁首仲間」冲方丁…『天地明察』番外編/「落としの玲子」誉田哲也…「姫川玲子」シリーズ番外編/「オレン

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    2015年08月21日
  • 光

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    悲惨だな〜。哀れな人しか出てこなかった。暴力が暴力を生むとか、暴力は戻ってくるとか、観念的な部分はなんか面倒くさい感じだったからよく理解しないまま読み飛ばした。大したこと書いてなさそうだったし。
    三浦しおんて、こんな感じの、ダークな雰囲気好きなんだなと思った
    最終的には南海子が一番強いと思った。だって母親だからね

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    2025年12月13日
  • サイドストーリーズ

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    それぞれの作品の番外編というか、タイトル通りサイドストーリーを集めた短編集です。
    読んだことがあるのもちらほら。
    名前だけ知ってて、気になってはいるけど〜というシリーズも結構収録されていて、良いきっかけになりました。

    中田永一はやっぱり面白かった。脇役だった彼がいい味だしてます。
    あとは中谷七里も。音楽シリーズしか読んでないけど、他にもいろいろミステリ出してるし、これを読む限りそっちも良さそうですね。

    初めてのものだと、「校閲ガール」「君たちに明日はない」「北天の馬たち」「まほろ駅前」が読みやすくて惹かれました。
    ぜひそのうち本編を読んでみたいとおもいます。

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    2015年07月01日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    三浦の家族や関わる人はユニークで漫画にしたらもっと楽しめそう。しかし書かれた本人たちの気持ちはいかがだろうか。私だったら恥ずかしい。不健康さも読みどころだろうか。

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    2015年05月13日
  • むかしのはなし (1)

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    ロケット(犬)の話がよかった。ロケットのおかげで立派な空き巣になった主人公が、ロケットを彷彿とさせるクラスメイトに手を貸したことでお縄になる話

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    2015年05月04日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    タイトルは「乙女」で始まっている。普通は少女を指す言葉だが、それには「早乙女君」がいると開き直るところがいい。ちなみに弟からは「ブタ」と呼ばれているのも、とほほであって妙味ありだ。とほほがこのエッセイ集にはあふれている。『拝見記』が特に良かった。少女漫画にかける情熱は凄味がある。触れられた『白い巨塔』はぜひとも読みたくなった。

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    2015年04月26日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    非モテ系で非リア充で腐女子な毒女のどろどろな汚部屋からごぼっごぼっと湧く妄想を綴ったエッセイ。
    このブタさんは、ものぐさでありながらパワフルで歯切れも良い。
    でもさ、風呂には入りなさいよ。毎日。

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    2015年03月31日