三浦しをんのレビュー一覧

  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    とあるネット掲示板で、落ち込んだときは小説よりエッセイの方が効く~という意見があり、興味が湧いたので読んでみた。

    いやー、笑った笑ったw
    三浦さんの小説は一冊も読んだことないんだけど、こんな愉快な方なのね♪-(^∀^人)
    名作漫画/小説の考察からB級(?)映画評論まで、とにかく面白いものの見方をする人だなと思った。あと、ネーミングセンスが素晴らしいよ!
    家族や友人の話も面白かったけど、いちばん笑ったのは、宅配便を待っている間に一人芝居「ドラ○もん」ごっこをしていた~っていう話。面白すぎ!!笑

    ちょっと心に響いたのは、つっこみどころ満載の映画についての話で…
    〝どんな映画に対しても愛を持ち、

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    2017年08月04日
  • 白いへび眠る島

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    島の言い伝えにまつわる不思議な経験を通して、少年たちが成長していく物語。ファンタジーながら、古くからの言い伝えとなると少しこわくなった場面もあった。

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    2017年09月09日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    初心者向けのワイン講座でした。ワインを勉強するのに憧れるけどこれ読んで無理ーってなる。
    銘柄は本当に発音もできないし意味不明だし。
    せめて好みのワインがわかるようになりたいものよ。

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    2017年05月28日
  • 白いへび眠る島

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    不思議なお話だった。
    気になってスイスイは読めたけど、情景が妙にすんなり思い浮かばないというか、全編通してイメージしづらい本だった。景色の描写なんかはパッと出てくるのに、なんとなく何度も読まないと映像化できない文章というか。
    まぁそのおかげであんまり怖い思いはしなかった。

    あれ、がどうしても勝手にカオナシとシシガミ様のミックスみたいなので映像化されてしまう。

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    2017年04月30日
  • 白いへび眠る島

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    小さな島、独特の因習、十三年に一度の大祭。和風ファンタジー(ホラー?)の要素で物語が展開しながらも、描かれているのは主人公たちの若さ、ナイーブさ、エネルギーと友情。闇に飲み込まれそうなシーンでも、そういうもので終始キラキラしてた。

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    2017年03月12日
  • 白いへび眠る島

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    ファンタジーという分類が当てはまるのか。
    恩田陸っぽい匂いを感じつつも終わった時の消化感はこちらの方がしっくりくるかも。

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    2017年02月15日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    再読。しをんさんのエッセイをこうまで連日読んでくると、このフシギな世界が標準で、読んでいる私の世界が異質なのかと勘違いしそうになる。「仮面ライダークウガ」見たくなるわー。

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    2017年02月09日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。相変わらずマンガを読んだり、映画を見たり、ドラマを見たり、妄想したり、を繰り返しています。それだけなのに、この安心感と楽しさ。フシギ。

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    2017年02月07日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読とは思えないくらいまったく記憶になかった。男性主人公が多いと書いたばっかりなのに、女子高生が主人公。女性作家の女性に対する視点は、冷たく、近親憎悪のような愛情でいて、それでも突き放せない苛立ちのようなものをいつも感じる。10代特有の不安定さは、誰もが共感できるものでありながら、言葉にすると途端に違和感を感じることも多い。しかし、しをんさんは絶妙なバランスでその隙間に物語を作り上げている。「消えてしまわないで。それだけでいいの」という静かなエールがほんのりと温かい。

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    2017年01月31日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    三浦しをんさんが、技能と情熱をもって働く15業種16人の女性に直撃インタビュー。知られざる世界を垣間見ることができるお仕事探訪記。
    お話が凄くストレートだなぁと感じた。好きなことを飾らずに語るのは職人の女性ならでは。男性だと自尊心が邪魔をして、どんな成功者でも嫌味に聞こえる部分が出てきてしまう。もっとも、三浦さんの人徳が大きな要因かもしれないが。

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    2017年01月24日
  • 能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵

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    我が家から五十メートルばかし行ったところに「口の芝居跡」という碑が立っている。その昔、京・大阪の芝居小屋にかける前、全国から伊勢参りに来る旅人目当てに、ここで演じて評判が良ければ大受けまちがいなしとして、試演される芝居小屋だったと聞く。有名な歌舞伎役者もこの芝居小屋の舞台に立ったこともあって、古市は歌舞伎とは縁が深い。『伊勢音頭恋寝刃』の舞台となった油屋跡では町の若い衆によって小屋掛けの地芝居も演じられた。父は坂東庄雀という名を持つ立女形で、「伊勢音頭」ならお紺、七段目ならお軽というのが役どころだった。

    芸事の好きな人も多かったのだろう、歌舞伎衣装や大道具小道具を扱う道具方や浄瑠璃、義太夫を

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    2016年11月21日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    おもしろかった!
    敷居の高い古典芸能をここまで楽しく紹介してもらえるとホント観たくなる!
    落語も聴きたくなるし、歌舞伎も観たくなる!

    それにしても、しをんさんの文楽愛は熱いなあ。

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    2016年09月23日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    超初心者向けワインの手引き書
    エッセイとしても読みやすく、薀蓄が詰まっていて、こう、賢くなった、気になれる?本

    岡本先生の破滅的な絵とKさんの破壊的表現をもっと楽しみたかった

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    2016年09月19日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    あとがきの、インタビューその後、が気に入った。パワフルに仕事をする人ってやっぱいいよね。自分もそうでありたい!

    2016.8.27

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    2016年08月27日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    ネタバレ

    三浦しをんさん含むポプラ社社員の皆さまが、ワイン丁稚として、岡元麻理恵先生の講義を受け、立派なワイン舌を形成するべく努力した姿を描きつつ、一見難しいイメージのある、ワインの入門解説本。どのグラスで飲めば美味しいのか、 赤と白の違いは?シャンパンとは?ワインの選び方、ワインと相性のよい食べ物は?など、講義で名前を伏せられたワインの概要、ワイン丁稚たちの体験と、岡元先生の解説という流れで進んでいく本です。長い名前は覚えられなかったけど、ちょっと自分のお気に入りのワインを探してみたくなる一冊かなと思います。

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    2016年08月12日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    三浦しをんによる様々な分野で働く女性へのインタビュー集。
    多岐にわたる職業が紹介されていてそれぞれ興味深く読めたけれど、
    その職業のチョイスがいまいち私個人の趣向と合わなかったかな。
    ばらつきはあるけれども、30代半ばの方が多く
    職業人生の中でやっぱり脂がのる時期ってそのあたりなのかな。
    そう遠くないその時期に、自分が今と同じ会社で今と同じ仕事をしているのか、
    もしくは…と考えだすと、すごく怖い。

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    2016年07月15日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しをんさん、町で見かけた楽しい出来事やちょっと変わった人などを「微妙な刺激物一覧表」に書き加え続けているという。
    そのユニークな感性と、取り繕わない表現でプププと笑いを誘う。
    10年前の文庫本で、書かれたのは週刊新潮の連載で更に前だから、話題としてはかなり古いけど、日常の切り取り方が半端なく面白い❗
    一番笑ったのが、洗剤のCMを見て児童虐待を妄想する「漂白したいな、この心」流石です。

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    2016年07月06日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    文楽への熱い想いを綴ったエッセイ。作者独特の”桃色解釈”もあって、自分のような文楽初心者には向いてると想う。

    小説「仏果を得ず」とセットで読むと、文楽への知識・その世界に生きる人たちの息遣いがより身近に感じられると想う。ただ、読む順番は、本書から先に読む方がより楽しめると想う。自分の場合、小説の方を先に読んだので、文楽の用語や演目について、理解するのに少し難儀した。もっとも、これは文楽に素人の自分なので、普通に文楽についての知識がある人は、どちらから読んでも楽しめると想う。

    本書は、人気のある演目についての作者の”桃色”的解釈の章と、太夫、三味線、人形遣いの方へのインタビューで構成されてい

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    2016年06月24日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    インタビューする人が聞き上手で、インタビューされる人がおもしろくいきいきとしているからおもしろいのですが、女の人同士と言うのも大きいように感じる。わたしも直接ふむふむしたい。

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    2016年05月21日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    三浦しをんさんの日常エッセイ4作目。相変わらず面白い。しかし書いてある内容で、結構時の流れを感じる…表紙を描いてる松苗先生の漫画もよかった

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    2016年03月11日