神戸遥真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は学生時代というか、高校生の頃は特に周囲の人の感情などを気にしない性格で、そのせいでいじめに近いこともあったりしましたが、今思い返すと、高校生は本当にいろんなことを抽象的に考えられる年齢でした。あの頃から、もっとたくさんの人と関われたら良かったな。
笹森君と同じような理由でスラックスを履いておりましたが、女子ではインパクトがないよなと思っていたら、部活の後輩がみんな「先輩がスラックスなので!」と揃ってスラックスにしてきたのを思い出しました。もっと感謝を伝えたらよかったなあ。楽しかったなあ。
「クラスのそれなりにモテる地位にいる笹森くんが、突然夏休み明けにスカートを履いてきた。」と言う1つの具体的な事象を自分に当てはめて抽象化している様子が可愛らしく感じられ、学校での日常をさわやかに描いておられます。1冊をとおして同じ舞台と登場人物、主役はクラスメートで交代制といった感じ。
ジェンダーが大きなテーマの一つではありますが、そこまであげつらって「LGBTQとは〜!!」という本ではありません。高校生らしい潔癖さと押し寄せてくる多様性の葛藤をうまく掛け合わせておられるなと感心いたしました。
高校が舞台なので、高校生にひとまずオススメではありますが、読める子なら中学生でも読めるんじゃないかな?一人称でお話が進み、平易な言い回しを選んでおられ読みやすいです。 -
購入済み
スマホやSNS、夜間の塾といった最近の子供の事情を暑かった作品が目新しかったです。正直、文体は少し大人向けの作家さんも混じっており、そのせいか内容的に少し子供向けとしては上級の怖さかなと思いました。
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Posted by ブクログ
子供向けだけど容赦なく怖い。舞台が小学校になってたり主人公が小学生なだけで内容はガチなホラーだった。
むしろ子供がひどい目に遭うのが苦手な人には大人向けホラーよりずっときついかも(基本的に想定読者と同年代の小学生が怖い目に遭うので)
ホラー作家の皆さんは大人向けに書いてるときと同じくらいの出力出してるし、児童書作家さんは本気で子供怖がらせようとしてるし。
普段児童書とか読まなくても、質の高いホラーショートショートがたくさん読みたい!って人にも強く強くおすすめします。
収録作の中では、短い中で不気味な世界観をリアルに描き出した『おだんご当番』『ぢんぬるさま』、行間に二人の関係性がぎっしり詰まってる『ひと口飲んだらまた遊ぼ』、読者を巻き込むようなぞっとする仕掛けの『おかわり怪談』『吉野環ちゃんを知っていますか。』が特にお気に入り。