神戸遥真のレビュー一覧
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望月麻衣&児童書にひかれて手に取る。
8つの短編集で、若手~中堅作家さんが執筆されてます。人間関係をテーマにした内容が共通。あと、ネコでてきます。ルビは多分4年以上向け。内容はかなり今っぽいのに、挿絵は古風な感じです。おすすめしたら人気が出るタイプの本かな。高学年向け。
「初恋は前途多難!?」望月麻衣
小学校で知り合った相沢君のことが気になる菜々美。地味でまったく人気がなかったのに最近背が伸びて少し格好良くなってきた。彼の素敵なところを最初に気付いたのは私なのに。それに、え?その有名な人と知り合いなの?まさか、彼女?
「夢追うふたり」如月かずさ
小説家を目指しているのにちっとも面白いも -
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Posted by ブクログ
主人公は中学1年生の男の子。針宮くん。
友達と一緒にサッカー部に入部して、しっくりこないけど「ぼく」から「おれ」に呼び方をかえて……でも、本当にしたい、好きなことは他にあって。
自分の好きを大切にするのはとても難しい。
でも、チクチクと作業している姿とこうしたらもっと可愛いって手芸のこと考えている時の針宮くん。本当に素敵なんだけどなぁ。
針宮くんと同じ悩みを持っている人も手芸が好きな人も楽しめる本だと思います。私もわくわくに感化されて裁縫セットを探しに押し入れを漁っているところです。まずは、針宮くんが作っていた巾着から!(巻末に作り方が掲載されています!)
シリーズもので現在3巻まで出版されて -
Posted by ブクログ
今回は高校受験を控えた優人、高校選びに苦心している。
大好きなお裁縫ができる高校を探すのだがなかなかない。
そんな進路の悩みに加え、被服部最後のファッションショーの衣装製作の進捗状況が思わしくないことも重なる。
担任であり、顧問でもある先生ともなんとなくギクシャク。
今回は花が所々で出てきて話の布線になっていた。
悩みながら、その悩みを話しながら成長していく優人。
世の中、色んな人がいるんだ、自分は自分の心に素直に道を進んで行けばいいんだと優人の姿に励まされる。
多様性にちょっとだけだけど触れることもできる作品のように思う。
高校生になった優人も見てみたい。