神戸遥真のレビュー一覧

  • 休日に奏でるプレクトラム

    Posted by ブクログ

    ニセモノ夫婦の紅茶店シリーズを読んだ後に気になって手に取りました。
    この作品も優しい温かな世界で、だからといって退屈さはまったくなく、読み始めてから一気に最後まで読みたくなって、実際に一気読みしました。
    なんだかんだでまっすぐ一生懸命に取り組む未奈と、紳士な会社の上司の側面がまったく見えなくなるオフの堂ノ上のやりとりが、だんだんむずがゆくて読んでてにやにやしてきていい感じでした。(始めは堂ノ上さんのきつい発言がしんどいけれど)

    0
    2020年08月15日
  • ぼくのまつり縫い 手芸男子は好きっていえない

    Posted by ブクログ

    YAものは、ほとんど読んだことがなく、最近のものとなると皆無だった。
    新聞の書評を参考に選書。

    手芸が得意な男子。ケガでサッカー部を休んでいた間に、被服部の助っ人として頼られることになり、岐路に立つ男子。

    男女の役割や、こうあるべきという固定概念はいまだ根強いものなのだろう。特に思春期の子どもたちにとっては、目の前に起きる事象ひとつひとつが衝撃的なものに映りやすい。自分とは何かを他人と比べることなく、いろんな人々との出会いによって確認する作業は人生の通過儀礼といえるのではないか。子どもや孫を持つ大人にも、この手の本はオススメしたい。

    0
    2020年04月13日
  • きみは友だちなんかじゃない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まあ随分やらかす主人公さまで。
    告白相手間違えるし、ケーキを彼の顔面に突っ込ませるし、肝心なところで言葉間違えるし。
    お陰で色々ハラハラする羽目になりました。
    一方、強面の彼はいい子すぎて、損しているのが気の毒になるレベル。
    「わたしだけが知っていればいい」と独り占めしたくなるほど性格はいい子なんですけど、学校生活に支障が出るレベルで誤解されていたから、そうもいかず。
    見た目で損すると生きづらい不条理よ。

    主人公も(恐らく)初恋面でも家庭内でも色々問題を抱えて、その割に前半でさくさくっと解決していくので、もっと引っ張らなくていいのかと肩透かしを食らったのですが、彼が上記の状態なので。
    また表

    0
    2020年01月26日
  • 訳ありブランドで働いています。 ~王様が仕立てる特別な一着~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヒロインの男友達がクソ野郎過ぎてちょんぎってやりたくなった……。帝くんは、ツンデレと呼ぶには言動ひどすぎるので、ミキさんが一番好みかなぁ。

    0
    2019年12月30日
  • ニセモノ夫婦の紅茶店 ~あなたを迎える幸せの一杯~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    紅茶専門店の物語と聞いて、紅茶好きとしてつい手に取っちゃいました。
    偽物夫婦が何だかんだ口喧嘩しながらも、心通わせていったり、お客様との縁を結んでみたり。
    登場する紅茶がどれも美味しそうで、香りまでこちらに伝わってくるようでした。
    秀二さんの家族側とはある程度和解はできたのでよかったですが、偽物夫婦は「家族」と称するようにはなりましたが、結局まだ偽物のまま。
    できたら、この二人がちゃんと正式に「家族」になるところまで見たかったです。
    偽物のまま紅茶の香りに包まれた日々が続いていくのもまた面白いかもしれませんが。
    それにしても、秀二さんの機械オンチぶりはかなりやばい。
    あやめさんが来るまでどう生

    0
    2019年03月09日
  • てのひら怪談 ずっとトモダチ【試し読み】

    購入済み

    気持ち悪い

    けっこう胸糞悪い話

    #シュール

    0
    2025年06月15日