神戸遥真のレビュー一覧
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ジェンダーレス制服を導入した高校。
二学期の始業式に、クラスの人気者男子がスカートをはいて登校してきたことで、クラスメイトの注目を集めます。
笹森くんが、LGBTQだと考え、「理解しなくては」と意気込むクラス委員や、笹森くんの真意を推し図ろうとする二軍の男子、あっけらかんと笹森くんの変化を受け入れる彼の親友や、その元カノ。
ひとつのクラスに所属している生徒一人ひとりが、何に悩み、何を考えて日々を過ごしているのか。
設定はやや非現実的かもしれませんが、「絶対にありえない」ということもなく、登場人物の悩みや言動も含めて、「リアリティ」が高い作品だと感じます。
高校生の日々の生活のありのままが -
Posted by ブクログ
お世話になっている人の孫からの相談。
『夫』だというのに狙ってくる客。
やってきた友人と、すっかり忘れていた存在。
最初の話は…まぁ身近というか、いつか自分にも
訪れるかもしれない話、ではあります。
が、2話目は訪れると困る話です。
しかし、やっている事には共感します。
片付くと、色々片付くものです。
最後には、友人と、すっかり忘れていたあの人が。
友人はともかくとして、あの人、すごいです。
ここまで自分の意見だけの人も珍しいです。
宇宙人でなかっただけ、ましかも知れません。
これにどう引っかかったのか、微に入り際に、で
聞いてみたかったです。
ろくでもなさそうですが。 -
Posted by ブクログ
男子なのに手芸が好きって言いづらい、というのが大前提の話ではあるけれど、まず男子は一人称を「僕」から「俺」にどのタイミングで変えるのか変えないのかという問題まであるのか。
男子って大変だなあ。
好きなものを好きと言える世界は、きっと誰にとっても住み良い世界のはずなのに、それを許せない人たちがいるのはなぜなんだろう。
場合によれば、女子で読書好きなだけでも「クソ真面目」「キモい」「良い子ぶって」と罵られる世界もある。
好きを貫くのも大変だけど、選べるならこの主人公のように環境も選んだほうがいいね。
ハリくんも、もし前の学校のままならこの先地獄を見た可能性もなきにしもあらず。 -
Posted by ブクログ
LGBTの知識は広まりつつあるとはいえ、
心と身体の性が一致していることが前提で
「男だけど可愛いものが好き」
「女だけどスカートを履きたくない」みたいな、
選択の自由みたいなものは、まだまだだなあと思う。
この作品は被服部に入る手芸とフリルが好きな男の子のお話。お話としては分かりやすく、主人公が最後に「手芸が好き、可愛いものが好き」と胸を張って言えるようになるまでのお話だけど、いまひとつ物足りなかったかも。
同じ部類としては「キャンドル」が鮮烈すぎたからなあ。
ただ、ヤングアダルトでこの作品を作ってくれたことに意義がある。小中学生のほうが、「ほかのひとと違う」ことに厳しいときがあるよね。