神戸遥真のレビュー一覧

  • 透明なぼくらのレモンとキス

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    通学電車の中で痴漢の被害に遭った湊斗と、好きでもない部活の女子先輩にいきなりキスされた凪。
    電車に乗れなくなった湊斗に凪が声を掛けたことから一緒に登校するようになる。
    そんな関係の中でお互いのモヤモヤした気持ちを打ち明けるようになっていく。
    自分のモヤモヤした気持ちを大事にしないで何とか乗り越えようとする2人だが、行き詰まってくる。
    特に凪は周りと上手くやろう、波風立てたくない、という気持ちが大きくて、余計に自分を追い詰めていく。
    自分の遭遇した出来事は、他人には大したことではないと思い込もうとする二人。
    いや、そんなことないよ、と言ってあげたくなる。
    自分さえ我慢すれば、なんてことはどこかで

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    2026年08月09日
  • 下町曳舟 お直し処ぼたん

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    ネタバレ

    牡丹さん、何だかんだでチョロい。
    甘いものに釣られるのは勿論のこと、個人のお客さんには対応しないと言いつつ、一度話を聞いてしまえば結局断らない辺りがもうチョロい。
    結局、人の良かった父親似なのだろう。

    服のお直しを依頼する人たちが抱えた事情が、もう亡くなった人の思い出の服だったり、認知症や後遺症を抱える方のものだったり、とにかく事情が重いものが多く、そりゃ裁縫以外ダメな牡丹さんでも引き受けざるをえないだろう案件ばかり。
    初手から亡きお兄さんのスーツのお直し話だったし。
    依頼人自体が、浅海くんも含めて、何かしら負い目を感じている人ばかりだたのも、より重くしていたのかもしれない。
    彼のスイーツが

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    2026年08月07日
  • 透明なぼくらのレモンとキス

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    通学途中の電車の中で痴漢にあった湊斗

    好きではない女バスの先輩からみんながいる前でキスをされた凪

    男子であっても痴漢され怖い思いをする

    人気のある先輩でも嫌だと思った

    周りは気づいてくれないでも自分たちが見る目を変えればいつだってそばにある

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    2026年08月03日
  • 下町曳舟 お直し処ぼたん

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    下町にある小さな洋服のお直し工房が舞台。父が亡くなって、そこに住むことにした牡丹も縫製や仕立て直しの仕事を請け負っているが、個人の依頼は受けていない。大家の息子の浅海は、得意な自作スイーツを手に工房の片付けのアルバイトに通うことになる。ぶっきらぼうで少し気難しい牡丹だが、訳ありな依頼人が続々とやってきて、洋服の直しを頼んでいく。たかが洋服の直しだが、服に込められた想いは深く、話を聞いて依頼を叶えていく牡丹。温かくホッとする物語だった。

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    2026年08月02日
  • 透明なぼくらのレモンとキス

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    被害届に提出期限はない 一歩踏み出せてるか
    何故被害者が勇気を持たねばならぬ 加害者が勇気を持てやめよ 一歩踏み出せ 声をあげろ

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    2026年07月24日
  • 見た目で好きになるってダメですか?

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    予備校の東翔アカデミーでグループメイトになった高校2年生5人がそれぞれ主人公の物語。全て見た目から始まる恋物語で、悩みながらドキドキしている様子が微笑ましかった。

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    2026年05月10日
  • 視線の先のきみと

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    ネタバレ

    神戸さんの作品だし、ジェンダー絡み的な感じだろうなーとは思ってたので、最後のネタバレに驚きはなし。先入観って邪魔だよね。

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    2026年04月16日
  • TRUE Colors 境界線の上で

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    ジェンダーを切り口にした5人の作家のアンソロジー。日常生活の中の題材ばかりで読みやすく感情移入しやすい。「ダイニングテーブル」が好きだった。

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    2025年12月09日
  • 恋とポテトと夏休み Eバーガー1

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    演劇部に入って違う自分になってみたい…そんな希望を抱いたものの受験に失敗し、そんな気持ちを引きずったまま始まった高校生活は上手くいかず、元来の引込み思案な性格も相まって何もないまま夏休みに入ってしまった『優芽』。が、偶然見かけた憧れを抱かせてくれた人を追いかけていき、何故かバーガーチェーン店のバイトを始めることに…。

    気弱で、厳しい母親の言うなりだった女子高生が主人公が、バイト先で出会う仲間やお客さんとの出会いを通し成長していく青春ラブストーリー。
    年代も違えば環境も違う、もちろん考え方も、そんな人たちと触れ合い、自分にとっての当たり前がほかの人にとっての当たり前じゃないと気づけたのは大きい

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    2025年11月28日
  • TRUE Colors 境界線の上で

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    生理がきたら赤ちゃんを迎えるため
    将来はママになって女の子はそのために家事を覚えなきゃいけないのか

    甲子園に出たいでも甲子園だけは男子だけ

    元彼と友達になって好きな人ができたと打ち明けられた相手は男子
    男子が好きだと知って冷やかす周り黙ってる相手

    家族の形はそれぞれ

    痴漢に会うのは女子だけじゃない
    だけど男子で痴漢に会えば声があげづらいけど勇気を出す

    日常の生活の思いの違い考えたかの違いジェンダーと言われていても声を上げづらい言いづらいことはたくさんある

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    2025年10月18日
  • 恋とポテトと夏休み Eバーガー1

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     行きたい高校に行けず、部活にも入り損ね、親しい友だちもできずに一学期を終え、ノープラン・ノーイベントの夏休みになってしまった高校一年生の女の子、優芽。思いがけないきっかけでハンバーガーチェーン店でアルバイトをすることになる。
     はじめての仕事、新しい仲間、そして新しい自分。そして母との対決。そしてもちろん、恋の予感。王道成長物語で安心感ある。
     …と思っているが、本書はシリーズものの第一巻。今後、一巻に出てきた誰かが悪に転ずるイジワル展開でないことを祈る…。

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    2025年08月20日
  • そのネイルは内緒のときめき

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    ネタバレ

    男性だってネイルしていいじゃない(※オネエにあらず)
    自分をアゲるために、これまでの自分から一歩踏み出すために。

    年下男性ネイリストと年上幼馴染み男性(どちらもイケメン)の間にありながら、二人からの気持ちをスルーしてる鈍い女性が、一度恋と仕事から離れた後に自分が本当にできることを見つけていくお話。
    彼女の社会人としての一人立ちが(と言いつつ結局最後まで幼馴染みの男性の店で居候することになるが)メインではあるので、恋愛面の決着はお預けに。
    本当に鈍いんだ、彼女。
    それでいて割とグイグイ入り込んでくるタイプでもあるので、距離感バグっている人でもある。
    ネイリストの彼がそれでやられたと思われる。

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    2025年08月02日
  • 目的地はお決まりですか? ~森沢観光どこでも課~

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    突然窓際課に飛ばされてしまった主人公は
    個性的すぎる二名と仕事をする事に。

    自分含めて3名、というのは、人は把握しやすいかと。
    仕事面になってくると、個性的すぎはしますが
    ものすごく有能なのはわかります。
    主人公本人も、なかなかです。

    となると、どうして飛ばされた? という話ですが
    出てくる人が少ないので、もしや…は
    分かりやすかったです。
    しかも途中で、どれだけ鈍い人でも
    察する事ができる状態に。
    しかし情報が流れたとしても、纏められる向こうも
    流れる向こうもちょっと…ですが。
    よくこの『顔合わせ』に応じる説得ができたものです。

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    2025年05月24日
  • カーテンコールはきみと 幽霊部長の銀河鉄道

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    『カーテンコールはきみと』シリーズ第2弾。前作とは主人公が変わっているので、一人の成長を書くというよりは演劇部を舞台としたシリーズになっていくのかな?前作は廃部寸前からの立て直しだったと思うので。

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    2025年04月14日
  • きみとホームで待ち合わせ

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    高校生男女✖︎駅のホーム=甘酸っぱい恋の予感。
    「恋ポテ」の主人公だった優芽ちゃんのクラスメイト、深田さんを軸としたオムニバス短編集。

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    2025年01月15日
  • きみとホームで待ち合わせ

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    恋ポテシリーズの登場人物が出てくる連作物語。
    ちょっとした出来事に悶々と思い悩む優しい高校生達に好感が持てる。

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    2024年11月25日
  • ぼくらの胸キュンの作り方

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    少年たちが少女漫画の賞を目指す作品。神戸さんの作品は既存の男らしさという偏見に一石を投じるような内容が多い。

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    2024年11月20日
  • ティーンズ文学館 嘘泣き女王のクランクアップ

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    ネタバレ

    ティーンズ向けなので、読み心地が軽くて、始終爽やかでした!
    嘘泣きの上手な女の子と、人前で泣くことを恥ずかしいと思っている男の子の話。
    一緒に映画の主役を務めることになり、「泣く」ことへの考えも少しずつ、互いの考えに影響されて変わっていく二人が微笑ましい。
    深刻になりすぎず、軽やかに変わっていく二人を見ていると、若いっていいなぁと思う。
    最後の映画のシーンの涙が、イラストも含めて、最高に素敵でした!

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    2024年11月17日
  • 笹森くんのスカート

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    ネタバレ

    2学期から突然制服のスカートを履き始めた笹森くん。
    汗が気になる子、部活を辞めたら笹森くんのバンドに誘われた子、胸の中にいいなと思う人のリストを持つ子、整った顔を隠したい子、最後に笹森くんがスカートを履き始めたきっかけの章。

    母校は私服校だったけど、制服がこれくらい気軽に選べるといいよね。
    雪国なので中学時代、女子は冬季のみスラックスもOKだったけど、セーラー服にスラックスが似合わない制服だった。なので私はスカートでいたけど、それくらいの気軽さで男女問わず制服が選べたらいいよね。というか、もう一律で同じとか、私服でいいんじゃない?

    スカートを履くことで笹森くんにも見えてきたり感じられたこと

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    2024年11月13日
  • 笹森くんのスカート

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    笹森くんと周りの4人が語り手になった5つの短編集。ある日突然スカートを履いて登校するようになった笹森くん。どんな意図があるのか、戸惑いながらも、優しく見守るみんな。行動にはそれぞれ訳があることを忘れてはいけないと思った。

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    2024年11月12日