神戸遥真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海辺の紅茶専門店で偽りの夫婦としてお店をしている男女の話
あやめは同棲していた彼氏(勤務先の美容室の店長)の浮気により住居と仕事を手放し、衝動的な放浪により千葉の館山に行き着く
海辺で呆けていたところ、声をかけてきた秀二に助けてもらったところ、紅茶専門店のオープンを手伝うことに
そして、なし崩し的に偽りの夫婦として住居兼お店に住み込みで働くことになる
二人の中で決められた4つのルール
1.互いの部屋には入らない
2.共同生活に関わることは一人で判断しない
3.本当の夫婦でないことは他言しない
4.どちらか一方の申し出で、いつでも関係を解消できる。
お店に訪れる人もちょっと訳あり
家出し -
Posted by ブクログ
ネタバレかくいう自分もオシャレも恋も0点なモノクロ女子ですので、そんな自分が個人ブランドとは言えアパレル業界に放り込まれたら、主人公と同じような苦労をするだろうなとしみじみ実感しながら読みました。
こちらは主人公ほど背丈はないのですが。
関係者もコスパの鬼なドSイケメン男子(後に優しくするのが少々不器用なツンデレなことが発覚)モデル兼縫製方面ん担当の美女(この方もまた秘密があることが後々発覚。寧ろなぜ気づかなかった主人公)にデザイン担当の引きこもり少女(と思いきや年齢は……)とメンバーも色々濃い目。
そんな濃いメンツに揉まれながらも、主人公が自分の居場所を見つけていくというのは、『ニセモノ夫婦の紅茶店 -
Posted by ブクログ
ネタバレヒロインの元カレがクソ野郎過ぎて胸糞悪くなったけど、「どうでもいい」って言われるシーンを読んですっとした。クソ野郎滅せよ。
っつか、こんなクソ野郎が美容院を立ち上げって、絶対パワハラとセクハラでとモラハラで従業員が居つかなくて近所の人にひそひそされる案件でしょ。どう考えてもそうなる未来しか見えない。
お友だちの彼氏も転勤について来る前提で話を進めようとして、転勤について来ないと別れる選択肢になる辺り、モラの気配ありなんだけどなー。と、本筋に関係ないことが気になっていたり。
肝心の本編の方は、じりじりと近づいて行く二人の関係ににやにやしました。