燃え殻のレビュー一覧

  • 明けないで夜

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    レビューは他の作品を先に書いたけど、燃え殻さんの本を読んだのはこの「明けないで夜」が初めて。
    「どんな予定もうっすら行きたくない」人のことなんて好きになるしかない。笑

    「母にとっての人生初のライブ体験」
    「今日は疲れた。いい意味だけど」
    と、日記が特に好き。

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    2025年04月05日
  • ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)

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    作者の燃え殻さんと世代も生まれ育った街もほぼ同じ自分としてはなんだか自分の人生や思い出とシンクロする部分が多くて共感の嵐だった。
    そうだよなぁそんな時代を生きてきたんだよなぁって思ってなんだかせつなくなった。
    文庫化するにあたって無くなったエピソードとかもあるらしいけどそっちも読んでみたくなった。

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    2025年03月27日
  • ブルー ハワイ

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    現在の出来事から過去の自分に起きた出来事に繋げていく手法は面白い。
    思いがけない話の展開があったり、ほろ苦い思い出や、自分を見直すような染み染みとした帰結にもっていく。
    実に上手い。
    不登校の同級生の花火、あなたとわたしだけの正解それを人は愛と呼ぶ、子供の頃駄菓子屋でくすねた分を大人になってかえす、生きていれば迂闊に人は幸せになれる、自分の身に起きた凡庸でかけがえのない出来事を記していきたい、よく見える楽しそうに見えるは相当の努力のもとに作り上げられる、等々。
    過去の思い出と共に記されたこれらの言葉が、スルッと沁みてくる味わいがなんとも言えない魅力である。

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    2025年03月19日
  • 愛と忘却の日々

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    2024年ベストエッセイの「おっぱい、たりてる?」をはじめ、「人って、なんのために生きているんすか?」「なりふり構わずの挑戦」「人に出会う才能」が特に好きなエッセイ。

    最下端から見上げるように世の中を捉える視点が好きだ。
    なにげない一編一編が読み終わった後にジワッと沁みるのが、なんともクセになる。

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    2025年03月18日
  • 愛と忘却の日々

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    燃え殻さんの、著書で一番好き。
    クスリと笑え、グッと泣ける。

    成功するためじゃない、納得するためにやるんだ、人生は。

    おっぱい、足りてる?

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    2025年03月13日
  • それでも日々はつづくから(新潮文庫)

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    ちょっとずつ読み進めようと思っていたのに一日で読み終えてしまった 電車の中でクスッと笑いそうになって危なかった(多分笑ってたかも)忘れるエッセイ、何度でも読みたい

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    2025年03月12日
  • ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)

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    好きな人を思い出す本でした。あたたかくて、淡くて、せつなく。みんな心のどこかに思っていた人を浮かべながら読むんですかね。燃え殻さんの文才がすごい。東京という街にが鮮明に浮かんで、今より少し前の時を思い出す。その時私は子供だったけど。笑。
    また読みたい。

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    2025年03月11日
  • すべて忘れてしまうから

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    燃え殻さんのエッセイは疲れているときにちょうどいい。考えなくても深く感じとらなくても、ただ読んですーっと心に沁みて去っていく。
    私のモヤモヤとか悩みを解決してはくれないのに、ちょっとだけ心がかるくなったような気がする。
    短くて、カラフルなのに決して明るくはないたまにエッチな挿絵があって、そういうのが疲れた心にちょうどいい。

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    2025年03月07日
  • 愛と忘却の日々

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    とあることがきっかけで昔を回想していく短編集。たった4ページで、大切な感覚を教えてくれる。今後の人生で悩んだ時思い出したい言葉がたくさん。前向きになれる本でした。

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    2025年03月03日
  • 明けないで夜

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    癖がなくて寝る前に少しずつ読むのにちょうどいい。
    「明日も程よく頑張るかぁ」と、ほっこりさせてくれる一冊でした。

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    2025年03月03日
  • 明けないで夜

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    何だろう、すごく好き。ふっと笑ってしまったり切なくなったり。どんな予定でもうっすら行きたくない気持ちとか、人は誰でも年をとるけど誰でも大人になれるわけではない真理とか。BE:FIRSTのレオくんの隣に並んだ時の自分についての感想を思い出してまだ笑っている。

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    2025年02月16日
  • それでも日々はつづくから(新潮文庫)

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    大槻ケンヂさんがいう燃え殻エッセイの面白どころがすごくよく分かる!
    私も燃え殻さんのエッセイってすぐ忘れちゃうし、いろんなところでエッセイを読んだりラジオを聴いていたりするから「あれ、この話聴いたことある」ってなる。でもそれが心地良いんだと思ってる。
    読みながら懐かしさや気恥ずかしさを味わうんだけど、じっくり噛みしめる前にふーーって消えてく。

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    2025年02月09日
  • それでも日々はつづくから(新潮文庫)

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    言い方悪いけど私はおじさんたちの事が結構好きで、おじさんマインドの書き方が良かった。おじさんポイントが足りなくなったら読もうと思います。

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    2025年02月03日
  • それでも日々はつづくから(新潮文庫)

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    いろんな女の子たちとの出会いや別れのエピソードが何とも絶妙にノスタルジックな雰囲気を醸し出しているし、最後に少し切なくなる読後感が好き。そして名言の宝庫。読んで良かった。

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    2025年02月03日
  • 明けないで夜

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    ラジオで朗読を聞いていたからか、本を読むだけで燃え殻さんの落ち着いた声がよみがえる。燃え殻さんの手にかかると情けない思い出もどうしようもないとるにたらない日々も少し愛しく思えるのはなんでだろう?それが心地良くてついつい手を伸ばす。
    「一日とちょっとの旅」が収録されているのがとても嬉しい。

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    2025年01月05日
  • 愛と忘却の日々

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    畳に包丁を突き立てたときのお母さんの気持ち、燃え殻さんの気持ちを考えると胸が締め付けられる。私はそんな強くいられるのだろうか?

    燃え殻さんのエッセイはとても読みやすくて、それなのにスーッと心に沁みてたまにグサッと痛いところを刺したり傷に薬を塗ってくれたりする。
    だから手放せない。

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    2024年12月31日
  • 愛と忘却の日々

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    寝る前にスマホをいじる癖がついてしまっていた。いつからこんな人生になったのか考えながら、布団に入ったら本読む習慣を持つ頃に戻ろうと思いながら読書。その一冊目。面白くて手が止まらなくなった。布団に入ったのは、11/30の午前2時だった。燃え殻さんは過去の自分を第三者目線で単調に記録しているのではなく、小学生の男の子から50歳の今の自分まで、連続した時間を共有した友達の距離感で書き切っている。人に優しい、自分に優しい。「未来にワープしたい」と思っていた過去の自分が、エッセイを書くことで現在にワープしたみたいな文が好き。

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    2024年11月30日
  • 愛と忘却の日々

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    燃え殻さんの文章って、なんかこう毎日ちびちび浴びたい(読みたい)エッセイなんだよな。おもしろかった、読み終わってしまった…!

    肩肘張らない脱力感っていうのかな。

    大橋裕之さんの漫画とイラスト、燃え殻さんの文章に合ってて、よかったー!

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    2024年11月28日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    『あのさ、やっぱり今日の夜さ---』



    前作『ボクたちはみんな大人になれなかった』と同様に、なんか鼻の奥にツンと感じるようなノスタルジックさ。
    あぁー、エモいなー。

    きっと主人公にとっても、この過ぎ去っていった夏は、在りし日のセピア色に焼けた思い出として、先の未来でもふとした時に回想していくのだろうな。

    それが自分にとって『これはただの夏』だと、言い聞かせたとしても。





    その瞬間、手にしたかったものが、目の前を駆け抜けていったような気がした……。

    「普通がいちばん」「普通の大人になりなさい」と親に言われながら、周囲にあわせることや子どもが苦手で、なんとなく独身のま

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    2024年11月27日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    子供と大人、発注元と下請け、風俗嬢と客、それぞれ関係が規定された中での親交だから、一線を越えることがない停滞感がある。でも、一線は越えないまでにしても線の上を踏んでいるような曖昧な関係性が甘美だなとおもった。お店でゆかとボクが笑い合っているシーンにどきどきした。恋っていいな、とおもった。

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    2024年11月24日