燃え殻のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋愛小説読んどこと無かったが、最高にエモい。
ショートショートくらい短い恋愛小説。各章タイトルがオザケンの曲なのが気になったが、やっぱりオザケンファン。渋谷系や90年代当時のサブカル的なものが盛り込まれていて、渋谷系文学って感じ。関係の無いオムニバスかと思えば、20年にも渡って続く長い恋愛物語だと気づく。
固有名詞多めで、余計な駄文は無く、まるでその時代を追体験しているかのように入り込める。まるで誰かの古い日記を読んでいるようなリアルな没入感があって寝る前に読み進めるのに最高。
すべてが懐かしく、その懐かしさに閉じ込められた思い出をふり返り、今日が過去になっていくことを身に染みながら生きて -
Posted by ブクログ
読み終わったのは結構前だけど、頭の片隅からこの小説のエッセンスのような物がずっと消えて無くならない。
そういう本は年に数冊ぐらいあって、私の人生を彩ってくれている。
Audibleでの二村ヒトシさんとの対談を聴いて、この作品がより好きな作品になった。
読みながら「エモい」っていうキーワードはずっと浮かんでいて。
だけどこの本の素敵さを「エモい」の一言では終わらせたくない自分もいる。
似たような本は読んだことがある気がするのに、なぜこんなに心に留まるんだろうと考えていたけど、対談で燃え殻さん自身が「エモい」を書こうとして書いたわけじゃないというのを聞いて腑に落ちた。
「この表現エモいでしょ