燃え殻のレビュー一覧

  • それでも日々はつづくから(新潮文庫)

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    いろんな女の子たちとの出会いや別れのエピソードが何とも絶妙にノスタルジックな雰囲気を醸し出しているし、最後に少し切なくなる読後感が好き。そして名言の宝庫。読んで良かった。

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    2025年02月03日
  • 明けないで夜

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    ラジオで朗読を聞いていたからか、本を読むだけで燃え殻さんの落ち着いた声がよみがえる。燃え殻さんの手にかかると情けない思い出もどうしようもないとるにたらない日々も少し愛しく思えるのはなんでだろう?それが心地良くてついつい手を伸ばす。
    「一日とちょっとの旅」が収録されているのがとても嬉しい。

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    2025年01月05日
  • 愛と忘却の日々

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    畳に包丁を突き立てたときのお母さんの気持ち、燃え殻さんの気持ちを考えると胸が締め付けられる。私はそんな強くいられるのだろうか?

    燃え殻さんのエッセイはとても読みやすくて、それなのにスーッと心に沁みてたまにグサッと痛いところを刺したり傷に薬を塗ってくれたりする。
    だから手放せない。

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    2024年12月31日
  • 愛と忘却の日々

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    寝る前にスマホをいじる癖がついてしまっていた。いつからこんな人生になったのか考えながら、布団に入ったら本読む習慣を持つ頃に戻ろうと思いながら読書。その一冊目。面白くて手が止まらなくなった。布団に入ったのは、11/30の午前2時だった。燃え殻さんは過去の自分を第三者目線で単調に記録しているのではなく、小学生の男の子から50歳の今の自分まで、連続した時間を共有した友達の距離感で書き切っている。人に優しい、自分に優しい。「未来にワープしたい」と思っていた過去の自分が、エッセイを書くことで現在にワープしたみたいな文が好き。

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    2024年11月30日
  • 愛と忘却の日々

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    燃え殻さんの文章って、なんかこう毎日ちびちび浴びたい(読みたい)エッセイなんだよな。おもしろかった、読み終わってしまった…!

    肩肘張らない脱力感っていうのかな。

    大橋裕之さんの漫画とイラスト、燃え殻さんの文章に合ってて、よかったー!

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    2024年11月28日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    『あのさ、やっぱり今日の夜さ---』



    前作『ボクたちはみんな大人になれなかった』と同様に、なんか鼻の奥にツンと感じるようなノスタルジックさ。
    あぁー、エモいなー。

    きっと主人公にとっても、この過ぎ去っていった夏は、在りし日のセピア色に焼けた思い出として、先の未来でもふとした時に回想していくのだろうな。

    それが自分にとって『これはただの夏』だと、言い聞かせたとしても。





    その瞬間、手にしたかったものが、目の前を駆け抜けていったような気がした……。

    「普通がいちばん」「普通の大人になりなさい」と親に言われながら、周囲にあわせることや子どもが苦手で、なんとなく独身のま

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    2024年11月27日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    子供と大人、発注元と下請け、風俗嬢と客、それぞれ関係が規定された中での親交だから、一線を越えることがない停滞感がある。でも、一線は越えないまでにしても線の上を踏んでいるような曖昧な関係性が甘美だなとおもった。お店でゆかとボクが笑い合っているシーンにどきどきした。恋っていいな、とおもった。

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    2024年11月24日
  • 愛と忘却の日々

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    ずっと思い出しもしなかったのにふとしたきっかけがトリガーとなって記憶が蘇ることがある。そしてまたすぐに忘れる。そんな一瞬で湧き上がった感情を逃さず捉えているエッセイ。思い出しては再び過ぎ去っていく記憶。燃え殻さんのエッセイを読むと色んなことを思い出す。そして街に出たくなる。

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    2024年11月02日
  • 愛と忘却の日々

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    本屋でなんとなく目に入りなんとなくページをパラパラとめくってみると、各エッセイのタイトルたちにとても心を惹かれて購入。(「おっぱい、足りてる?」「エッチ妄想の交換日記をしませんか?」など、ほほ〜面白そうだぞと直感で)

    燃え殻さんのことは今まで存じ上げなかったのだが、感性がとても似ているというか共感できて、またひとり好きな作家さんを見つけることができて嬉しかった!

    ひとつひとつのエッセイは短いのだが、ふふっと笑ってしまうもの、ウォッと考えさせられるもの、ちょっと切なくなるもの、どれも色んな感情になって読んでいて楽しかった。

    ちょっとした言葉の言い回しとかがすごくツボだった。

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    2024年10月21日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    「日常生活は、基本的に大事件は起こらない。
    盛大なオチとも無縁だ。
    だからといって、日常がつまらないわけではない。
    過去に逮捕歴はない。過去に何らかの受賞歴もない。でも過去がつまらなかったわけじゃない。
    僕たちの人生は、なぜか忘れられなかった小さな
    思い出の集合体でできている」

    一気読み、でした!

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    2024年10月06日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    2冊目の燃え殻さん。
    燃え殻さんの小説はゆっくり読みたいと思うのに、今のこの感覚をもう少し味わいたいと思っているのに、読み進めてしまう。読み終わってしまう。

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    2024年10月05日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    最初の一文から惹き込まれた。簡潔な文章でサクサクと読める。ユーモアがあるのに全体的に切なさが漂う。切なくて悲しいけど悲しいだけじゃない不思議な雰囲気のある物語だと思う。

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    2024年09月11日
  • これはただの夏(新潮文庫)

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    これはただの夏の日の出来事。
    ほんの数日間の話なのに、ほんの数日間だからなのか、あの人もあの子もどこでなにしてるんだろう?ってふと思い出してしまいそうな、そんな感じ。
    夏って暑くなって暑さの中で何もかもがのぼせたように過ぎていって、夏が終わるとき嬉しいんだけど寂しい気がする。

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    2024年09月08日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    ドラマ化もされた燃え殻さんのエッセイ「全て忘れてしまうから」の続編となる本作。

    基本的には燃えさんの日常と絡めて描かれるエッセイなのですが、そこに時間軸は合ってないようなものです。過去や現在(数年間)を思い返し、繋げてエッセイとしてまとめられています。

    どこかドラマ的で情景を思い出せるようにも思いつつ、脚色しすぎで恥ずかしくなるような気持ちになったり。(脚色などしてないのかもしれませんが)
    一つ一つの出来事が美しく、面白くまとめられています。
    一つの記事が2000文字程度なので集中しなくても読めるので久々の読書の方にもおすすめです。

    私も33歳になり "この間”という言葉は先日

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    2024年02月25日
  • ブルー ハワイ

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    燃え殻さんのエッセイ本はいつもおもしろい。
    周りの人からみたら何でもない日々の出来事。鍵をかけていない日記のような文章と燃え殻さん自身も例えていたが、非常に的を得た表現だと思う。

    共感できる話や、思わず声に出して笑ってしまうような話、なんだか寂しい気持ちになる話、昔のことを思い出して懐かしくなるような話。一つ一つの話が濾過された水の一滴のように染み渡り、色々な感情が詰め込まれた一冊だった。自分の過ごす何気ない日々も、周りの人から見たら面白い日々なのかもしれないと思って、日記が書きたくなった。

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    2024年02月18日
  • ブルー ハワイ

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    花火の話で心を奪われ、スルスルと読み進めてしまった。くだらない思い出、どうでもいい思い出、そんな思い出こそ良い思い出なんだ。

    サンダルを咥えたジョンの話がかわいい。
    何より、僕が好きなかき氷の味もブルーハワイだ。

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    2024年01月12日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    あの頃の僕には夢も希望もカネもなかった。
    ただ、有り余る時間だけはあった。
    もしかしてその状態を、人は
    「青春」と呼ぶのかもしれない。

    全く同じ「青春」が私にもあったと思い出した。

    途中まで読んでて、前作の方が好きかなーと思っていたら、最後の「夢に迷ってタクシーを呼んだ」で逆転した。
    2021年の燃え殻さん、私は2023年の10月のある日の夜、お風呂で、この本を読み終えました。
    この本の中の燃え殻さんよりは、風通しの良い世の中になりましたよ。

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    2023年10月10日
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ

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    とてもとてもとても良かった。
    読み終わってしまうのが勿体無くて、本を閉じたり、ちびちび読み進めたり。
    クスクス笑えたり、心の痛いところをトン、と刺激されたり(上手く言えないがグサッではないのだ)。
    燃え殻さんの文章と、長尾謙一郎さんのイラストが造る世界観がたまらなく美しい。
    「すべて忘れてしまうから」と合わせて、大好きな本になった。

    燃え殻さんの作品を読む度に「エモい」とはこの事か、と思う。
    何でもかんでもエモいで纏める風潮は好きでは無いのだけど、燃え殻さんはエモい。
    「エモ…(放心)」「エッモ…(絶句)」「エモ!!!(荒)」の繰り返し。語彙喪失。
    読み終わった後の余韻もエモい。エモいに浸っ

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    2023年09月20日
  • ブルー ハワイ

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    燃え殻さんのエッセイは、ドラマチックだったり、そうでなかったり。頭ごなしに否定をせず、包み込んでくれる優しい文体。諦めてきたことが多いからこそ滲み出るわき道の面白さも教えてくれる。僕も自分にとっての「エクレア詰め」や「チャイナドレス」を探したいです。

    ◾️好きな言葉
    人は何かしら得意なことがある、と言っていたのは高校時代の担任教師だった気がする。(中略)ただそれが金儲けに直結することなのか、日頃全く役に立たないことなのか、犯罪になりそうなことなのかは、自分では選べない節がある。(中略)僕にとっての「エクレア詰め」や「チャイナドレス」は何だろうか。きっとそれは彼らのように突然にして否応なく気づ

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    2023年08月24日
  • ブルー ハワイ

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    夏の終わりの夕暮れ。涼しいというよりかは、ちょっと肌寒いなぁって、ザワザワして、茜色の空とひぐらしのなく音が切なくなる。そんな一冊でした。笑えるのに胸が締め付けられる

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    2023年08月08日